Leaf Ends
Leaf Endsコンポーネントは、前部と後部のリーフエンドタイプに関する詳細を提供します。現時点では、2種類のリーフエンドのタイプがサポートされています。他に使用可能なオプションはスライダーエンドです。
Leaf Endsセクションの説明を以下に示します:
Leaf End Typeドロップダウンメニューを使用して、リーフエンドのタイプを定義します。- Spring eye
- Slipper end
スプリングアイ
- Type
- スプリングアイのタイプを定義します。
- Upturned
- Downturned
- Berliner
- Inner Radius
- リーフエンドの半径を定義します。
- Eye Position
- リーフエンドのリア位置またはフロント位置を定義します。
- Bushing
- ブッシュオプションを選択することによって、新しいオプションEye Bushingが表示されます。Eye Bushingドロップダウンメニューには、Bushingコンポーネントで追加したすべてのブッシュが一覧表示されます。
- Spring Eye Location
- リーフエンドの位置を定義します。形状状態に応じて、‘Leaf_Ref_Loc‘または‘BOLTLOCATION’を基準としたリアアイフックの中心を表します。注: 形状状態が‘PRE_ASSEMBLY’の場合は、‘MASTER’リーフの‘BOLTLOCATION’を基準として位置を定義する必要があります。
スリッパーエンド
従来のスプリングアイから脱却したリーフエンドに使用可能なもう1つのオプションがスリッパーエンドです。スリッパーエンドは、トレーラーのシャーシに溶接された‘ブラケット’または‘ハンガー’の中を、リーフスプリングの片端または両端がスライドする開放型リーフで構成されています。ブラケットの上面(接触パッド)は、要件に基づいてさまざまな形状にすることができます。
ここでは、円筒などのプリミティブな形状のデータを入力できます。より複雑な形状の場合は、プリミティブなスリッパーブラケットのグラフィックをMotionViewで詳細なグラフィックに置き換える必要があります。
- Slipper Type (Round Surface)
- デフォルトでは、丸みがある形状のサーフェスタイプが使用されます。これは、円筒形状ピンを使用したスリッパーエンドです。
- Leaf Contact Len
- スリッパーエンドと接触するリーフサーフェス方向の概略長さを定義します。これは、スリッパーの中央位置を中心とします。
- Pad Radius
- 円筒スリッパーエンドの半径を定義します。
- X
- スリッパーエンド中央のX方向位置。
- Z
- スリッパーエンド中央のZ方向位置。
- Pin Radius
- 円筒ピンの半径を定義します。
- X
- 抜け止めピン中心のX方向位置。
- Z
- 抜け止めピン中心のZ方向位置。
- Width
- Y方向のブラケットの長さ。
- Height
- Z方向のブラケットの長さ。
- Depth
- X方向のブラケットの長さ。
リーフプロパティファイル(*lpf)のリーフエンド
Leaf EndsブロックがTiemOrbitファイル形式で表されている例を以下に示します。$------------------------------------------LEAF_ENDS
[LEAF_ENDS]
FRONT = 'FRONT_EYE_HOOK'
REAR = 'REAR_EYE_HOOK'
- ブロック名 = ‘LEAF_ENDS’(必須)
-
属性 タイプ 有効値 必須 Front 文字列 ‘Front_Leaf_End’、 ‘Front_Eye_Hook’
はい Rear 文字列 ‘Rear_Leaf_End’、 ‘Rear_Eye_Hook’
はい
リーフプロパティファイル(*lpf)のリアリーフエンド
Rear_Leaf_EndブロックがTiemOrbitファイル形式で表されている例を以下に示します。$-----------------------------------------REAR_LEAF_END
[REAR_LEAF_END]
ENDTYPE = ‘SPRING EYE’
INNERRADIUS = 20.0
LOCATION – [636.027, 0.0, 140.0]
TYPE = ‘UPTURNED’
- ブロック名 = 'Rear_Leaf_End'(必須)
-
属性 タイプ 有効値 必須 EndType 文字列 ‘Spring Eye’ ‘Slipper End’
はい Type 文字列 ‘Berliner’、 ‘Upturned’、
‘downTurned’
はい innerRadius 実数 - はい Location リスト [x,y,z] オプション
リーフプロパティファイル(*lpf)のフロントリーフエンド
スリッパーエンドを含むFront_Leaf_EndブロックがTiemOrbitファイル形式で表されている例を以下に示します。$-------------------------------------FRONT_LEAF_END
[FRONT_LEAF_END]
BLOCKNAME = ‘FRONT_LEAF_END’
ENDTYPE = ‘SLIPPER END’
SLIPPERTYPE = ‘ROUND SURFACE’
(PINDATA)
PINCONTACTPROP = ‘METAL_METAL’
PINLOCX = -530.0
PINLOCZ = 110.0
PINRADIUS = 20.0
(SIDECONTACTDATA)
DEPTH = 5.0
HEIGHT = 50.0
SIDECONTACTPROP = ‘METAL_METAL’
WIDTH = 85.0
(SLIPPERDATA)
LEAFCONTACTLEN = 100.0
PADCONTACTPROP = ‘METAL_METAL’
PADLOCX = -530.0
PADLOCZ = 190.0
PADRADIUS = 30.0
- ブロック名 = 'Front_Leaf_End'(必須)
-
属性 タイプ 有効値 必須 EndType 文字列 ‘Spring Eye’ ‘Slipper End’
はい Slipper Type 文字列 ‘Round Surface’ はい
リーフプロパティファイル(*lpf)のスリッパーデータ
- ブロック名 = 'Front_Leaf_End'(必須)
- サブブロック名 = 'SLIPPERDATA'(必須)
-
属性 タイプ 有効値 必須 Leaf Contact Length 実数 - はい Pad Contact Property 文字列 ‘METAL_METAL’ はい Pad Location X 実数 - はい Pad Location Z 実数 - はい Pad Radius 実数 - はい
リーフプロパティファイル(*lpf)の抜け止めピンデータ
- ブロック名 = 'Front_Leaf_End'(必須)
- サブブロック名 = 'PINDATA'(必須)
-
属性 タイプ 有効値 必須 Pin Contact Property 文字列 ‘METAL_METAL’ はい Pin Location X 実数 - はい Pin Location Z 実数 - はい Pin Radius 実数 - はい
リーフプロパティファイル(*lpf)の抜け止め側面接触データ
- ブロック名 = 'Front_Leaf_End'(必須)
- サブブロック名 = 'SIDECONTACTDATA'(必須)
-
属性 タイプ 有効値 必須 Side Contact Property 文字列 ‘METAL_METAL’ はい Width 実数 - はい Height 実数 - はい Depth 実数 - はい