ブロックフォーマットのキーワード この材料則は熱材料を記述します。
フォーマット
(1) |
(2) |
(3) |
(4) |
(5) |
(6) |
(7) |
(8) |
(9) |
(10) |
/MAT/LAW18/mat_IDまたは/MAT/THERM/mat_ID |
mat_title |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
A |
B |
|
|
|
|
fct_IDT |
T0 |
FscaleT |
|
|
|
|
|
fct_IDsph |
fct_IDas |
Fscalesph |
FscaleE |
FscaleK |
|
|
定義
フィールド |
内容 |
SI単位の例 |
mat_ID |
材料識別子 (整数、最大10桁)
|
|
mat_title |
材料のタイトル (文字、最大100文字)
|
|
|
初期密度 (実数)
|
|
|
E.O.S(状態方程式)で使用される基準密度 デフォルト =
=
(実数)
|
|
|
比熱 (実数)
|
|
A |
伝導係数A (実数)
|
|
B |
伝導係数B (実数)
|
|
fct_IDT |
Tの関数f(t)の識別子。 9
- = 0
- Tは計算されます
- = n
- T=T0⋅f(t)
(整数)
|
|
T0 |
初期温度 デフォルト = 300K(実数)
|
|
FscaleT |
時間スケールファクター (実数)
|
|
fct_IDsph |
温度とエネルギーの関数g(T, E)の識別子 7 (整数)
|
|
fct_IDas |
伝導と温度の関数h(k, T)の識別子 (整数)
|
|
Fscalesph |
温度スケールファクター (実数)
|
|
FscaleE |
エネルギースケールファクター (実数)
|
|
FscaleK |
伝導スケールファクター (実数)
|
|
コメント
- この材料は以下のいずれかとして使用できます。
- 純熱学的材料として(行4だけが読み出されます)
- 境界条件(温度または流束)として(行5を使用します)
-
(熱伝導)は、下記のように計算されます:(1)
- α(熱拡散)は下記のように計算されます:(2)
ここで、
は、定圧における熱容量です。
-
(熱伝導)は曲線
によって定義されます。
- α(熱拡散)は曲線fct_IDsph
を使用して
で求められます。
- 関数g(T, E)は以下のような曲線になります:
- fct_IDsph ≠ 0の場合、(3)
ここで、
はfct_IDsphの関数です。
- fct_IDsph = 0の場合、(4)
ここで、
- fct_IDT ≠ 0の場合、(5)
ここで、
;
。
- fct_IDas ≠ 0の場合、
(6)
、
ここで、
はfct_IDasの関数です。