HyperMesh-Alt

HyperWorksには、四角形要素とソリッドの四角形フェイスにのみ適用される特定の要素タイプに関し、アスペクト比、スキュー、テーバー、反りのための計算の異なる方法を有します。

注: これらの方法は一部の要素チェックのみに適用されるため、使用するには、”Check Element Settings”ウィンドウでset individuallyオプションを選択する必要があります。
アスペクト比
ratio1 = V1/H1
ratio2 = V2/H2
アスペクトの値はratio1またはratio2のうち大きいほうの値です。


図 1. Aspect Ratio
Skew
まずHyperWorksは、下図の破線のような四角形の各エッジの中点を結ぶラインを引きます。次に、上記のラインのいずれかに垂直な3つ目のライン(下図の緑ライン)を引き、最初に引いたもう一方のライン(四角形が完全な長方形でない限り垂直ではない)と3つ目のラインの間の角度を求めます。
α がスキュー(角度)の値です。


図 2. Skew
Taper
まず、四角形の節点が、下記で求められる正規直交ベクトルU-Vによって定義される面に投影されます:
  • Z = X × Y
  • V = Z × X
  • U = X


図 3.


図 4.
HyperWorksにおいて、”Taper angle”は以下のように定義されます。 θ = max ( θ 1 2 ; θ 2 2 )
最も良質である要素の場合、この値は0°になり、受入れられる値は、<= 30°です。通常、Taper Angleは45°を超えることはできません。
Warpage
ソリッドの四角形または長方形フェイスにのみ適用されます。


図 5.
Warpage = 100 * h / max { Li }。ここで、hは対角線間の最小距離です。