MPC式の作成、レビュー、編集

MPCの作成

MPCを使用して、節点の変位と自由度を関連付ける簡単な線形方程式を作成します。MPCは、境界条件と同様のケースコントロールでアクティブになります。

制約事項: 現時点でサポートされているのは、OptiStructインターフェースとNastranインターフェースのみです。
  1. Analyzeリボンから MPCsツールをクリックします。


    図 1.
  2. 独立節点を選択します。

    少なくとも1つの独立節点が必要です。

  3. 従属節点を選択します。

    従属節点を選択すると、MPCが自動的に作成されます。

    ここで従属として指定した自由度は、モデルにある他のエンティティ(RBE、MPC、SPCなど)に従属として指定することはできません。

  4. オプション: MPCで扱う従属節点と独立節点の自由度を調整するには、マイクロダイアログをクリックします。

    従属節点として指定できるのは1つのDOFのみです。

  5. オプション: 均一の重み係数を指定するか、従属節点からの距離に基づいて独立節点の重み係数を自動的に計算するには、マイクロダイアログをクリックします。
  6. オプション: マイクロダイアログをクリックして、節点ベースの編集モードを開始します。
    1. 1つ以上の独立節点を選択します。
    2. ドロップダウンメニューを使用して、選択した独立節点のDOFと重み係数のどちらを更新するかを選択します。
    3. 選択した節点の新しい値を入力します。

      DOFは、1~6の数字の組み合わせ(123、123456、124など)として指定します。

  7. オプション: 変換ツールを使用して従属節点の位置を変更するには、マイクロダイアログをクリックします。

    従属節点が他の要素に接続されている場合は、新しい節点が作成されて新しい位置に移動します。

  8. ガイドバーで、をクリックして別のMPCを作成するか、をクリックしてツールを終了します。

MPCの確認と編集

  1. MPCツールを編集モードで開くには、何も開いていない状態で以下のいずれかを実行します。
    • MPCをダブルクリックします。
    • MPCを選択し、右クリックメニューからEditを選択します。
    • MPCを選択し、リボンアイコンを使用してこのツールにアクセスします。
  2. 上記のアクションのいずれかを利用して、MPCの連続性、DOF、独立節点の位置を確認または変更します。
  3. ガイドバーで、をクリックして別のMPCを作成するか、をクリックしてツールを終了します。
ヒント:
  • ステータスとフィードバックについては、ガイドバーのエンティティステータスアイコンをご参照ください。このアイコンをクリックすると、現在のMPCに合わせてビューが調整されます。
  • MPCツールで指定した変更は、自動的にデータベースにコミットされます。MPCを無効にする変更(独立節点の選択解除など)を実施すると、MPCを再び有効にするまでMPCは灰色表示になり、データベースは更新されません。必要な入力を特定するには、セレクターのエンティティステータスアイコンとエラーフラグが効果的です。
  • 複数の節点をまとめて追加するにはCtrlキー、まとめて削除するにはShiftキーを押したままで各節点を続けて選択します。CtrlキーまたはShiftキーを放すとMPCが更新されます。