Springsパネル

Springsパネルは、ばね要素を作成するのに使用します。

場所:1Dページ

ばね要素は、ばね結合が必要なモデルの2節点間のスペースに作成される要素です。Radiossでは、3節点および4節点のばねを作成することができます。

ばね要素は、要素プロパティと自由度(DOF)を有します。

ばね要素はelement config 21で、要素の重心にKと書かれた2節点間のラインとして表示されます。

ばね要素は、NastranのCELAS2、またはAbaqusの*SPRINGに変換することができます。

Createサブパネル

注: Createサブパネルは、Radiossソルバーインターフェースでは利用できません。
オプション 動作
node 1
ばね要素の最初の端点を選択します。


図 1.
node 2
ばね要素の最後の端点を指定します。
注: a端およびb端の両方が選択されると、ばね要素が作成されます。


図 2.
no vector / orient vector
orient vector
向きベクトルを選択します。
no vector
ベクトルを指定しません。
dof1 - dof6 要素に適用する自由度を選択します。
property エンティティが参照する特性を選択します。

Updateサブパネル

注: Createサブパネルは、Radiossソルバーインターフェースでは利用できません。
オプション 動作
node 1
ばね要素の最初の端点を選択します。


図 3.
node 2
ばね要素の最後の端点を指定します。
注: a端およびb端の両方が選択されると、ばね要素が作成されます。


図 4.
no vector / orient vector
orient vector
向きベクトルを選択します。
no vector
ベクトルを指定しません。
dof1 - dof6 要素に適用する自由度を選択します。
property エンティティが参照する特性を選択します。

Spring2、Spring3、Spring4サブパネル

Spring2、Spring3、およびSpring4サブパネルは、2節点、3節点、および4節点のばね要素の作成に使用します。
注: Radiossソルバーインターフェースでのみ利用可能です。
オプション 動作
節点 節点を選択します。ここで選択した節点間にばね要素が作成されます。

Spring3サブパネルの場合、3つ目のnodeセレクターで、方向節点を選択します。

orientation 3D空間でばねの向きを指定する方法を選択します。
節点
ベクトルの向きを決定する節点を選択します。
vector
標準のplane & vectorセレクターを使用してばねの向きを指定します。
components
X、Y、Zの各成分に値入力し、ばね要素のローカルなy軸の方向を指定します。

実行ボタン

オプション 動作
reject 最後の変更を取り消します。
review 各ばね要素が選択された後、HyperWorksは、要素のどの自由度(dof1からdof6まで)がアクティブであるかを示し、また、property =の後ろに適切な値を表示します。

この機能は、ばね要素がアクティブで、かつ、画面上にあることを前提としています。

既存の要素と同じ自由度をもつばね要素を作成するには、既存の要素を確認します。これにより、パネルに適切な自由度とプロパティが置かれることになります。

update パネル内で行われた変更内容で要素を更新します。
return パネルを終了します。