Jointsパネル

Jointsパネルは、OptiStruct MBDシミュレーションに使用されるジョイント要素の作成、レビュー、および更新に使用します。

場所:1Dページ
注: Jointsパネルは、OptiStructソルバーインターフェース読み込み時に使用できます。

Jointsパネルには、createおよびupdate サブパネルが含まれます。1つのサブパネル上での設定は別のサブパネル上の同じデータには影響を及ぼしません。また設定は保持されるため、サブパネルを切り替えて、別のサブパネルから戻ってきても入力したデータを失うことはありません。

Createサブパネル

Createサブパネルは、新たにジョイントを作成するのに使用します。
オプション 動作
joint type
ジョイントタイプを選択します。
Ball
すべての平行移動は固定、回転は自由となります。
Fixed
すべての平行移動と回転は固定されます。
Revolute
選択された1つの軸周りの回転は自由、その他の回転と平行移動は固定されます。
Translational
選択された1つの軸に沿った平行移動は自由、その他の平行移動と回転は固定されます。
Cylindrical
選択された1つの軸に沿った平行移動および軸周りの回転は自由、その他の平行移動と回転は固定されます。
Universal
選択された2つの垂直軸周りの回転は自由、平行移動およびその他の回転は固定されます。
Constant Vel
選択された2つの軸周りの回転は等しく反対向き、平行移動およびその他の回転は固定されます。
Planar
選択された法線ベクトルによって定義されるプレーン上の平行移動およびその法線ベクトル周りの回転は自由、プレーンから離れた平行移動と回転は固定されます。
Inline
選択された1つの軸に沿った平行移動およびすべての回転は自由、その他の平行移動は固定されます。
Perpendicular
2つの垂直軸は常に垂直であるよう選択されます。したがって、選択された両軸周りの回転およびすべての平行移動は自由となります。選択された2つのベクトルの乗積周りの回転は固定されます。
Parallel Axis
2つの平行な軸は常に平行であるよう選択されます。したがって、選択された両平行軸周りの回転およびすべての平行移動は自由、その他の回転は固定されます。
Inplane
2つの垂直なベクトルは、1つのプレーンを示すよう選択されます。面から外れた平行移動は固定、その他のすべての平行移動および回転は自由となります。
Orient
すべての回転は固定、すべての平行移動は自由となります。
Point to Curve
ボディ上の固定節点が固定カーブに沿ってスライドする必要のある箇所にハイペアジョイントを定義します。節点はカーブをリフトオフすることが許されません。
Curve to Curve
1つのボディ上に固定された3Dカーブから成り、2番目のボディ上に固定された3Dカーブ上でローリング、スライディングするハイペアジョイントを定義します。カーブは、固有の接触のポイント、およびその接触のポイントにおける共通の接線を有する必要があります。
Point to Deformable Curve
ボディ上の固定節点が、異なるボディに結合している可能性のある節点群から成る可変形カーブに沿ってスライドする必要のある箇所にハイペアジョイントを定義します。
Point to Deformable Surface
ボディ上の固定節点が、異なるボディに結合している可能性のある節点群から成る可変形サーフェスに沿ってスライドする必要のある箇所にハイペアジョイントを定義します。
first terminal すべてのジョイントタイプについて、1つ目の結合節点を指定します。これは、ジョイントの1つ目の構成ボディ、および多くの場合ジョイントの位置を指定します。
second terminal すべてのジョイントタイプについて、2つ目の結合節点を指定します。これは、ジョイントの2つ目の構成ボディを指定します。ほとんどの場合、1つ目と2つ目の結合節点はジョイント軸に沿って一致しているか、もしくはジョイントのプレーン上になければなりません。
first curve
制約を定義するカーブ ./ サーフェスを選択します。
注: ハイペアジョイントにのみ有効です。
second curve
2番目のパラメトリックカーブを指定します。
注: Curve to Curveハイペアジョイントにのみ有効です。
first orientation
ベクトルまたは節点にいずれかを定義します。節点が定義される場合、ベクトルは1つ目または2つ目(ジョイントタイプに依る)の端点から2つ目の方向節点へのベクトルです。
注: 1つ目の方向ベクトルが必要なジョイントについてのみ表示されます。
second orientation
このオプションは、2つ目の方向ベクトルが必要なジョイントについてのみ表示されます。ベクトルまたは節点のいずれかを定義するオプションが選択できます。節点が定義される場合、ベクトルは1つ目または2つ目(ジョイントタイプに依る)の端点から2つ目の方向節点へのベクトルです。
注: 2つ目の方向ベクトルが必要なジョイントについてのみ表示されます。

Updateサブパネル

Updateサブパネルは、既存のジョイント要素の特性を変更するのに使用します。
オプション 動作
elems 更新するジョイント要素を選択します。
joint type
ジョイントタイプを選択します。
Ball
すべての平行移動は固定、回転は自由となります。
Fixed
すべての平行移動と回転は固定されます。
Revolute
選択された1つの軸周りの回転は自由、その他の回転と平行移動は固定されます。
Translational
選択された1つの軸に沿った平行移動は自由、その他の平行移動と回転は固定されます。
Cylindrical
選択された1つの軸に沿った平行移動および軸周りの回転は自由、その他の平行移動と回転は固定されます。
Universal
選択された2つの垂直軸周りの回転は自由、平行移動およびその他の回転は固定されます。
Constant Vel
選択された2つの軸周りの回転は等しく反対向き、平行移動およびその他の回転は固定されます。
Planar
選択された法線ベクトルによって定義されるプレーン上の平行移動およびその法線ベクトル周りの回転は自由、プレーンから離れた平行移動と回転は固定されます。
Inline
選択された1つの軸に沿った平行移動およびすべての回転は自由、その他の平行移動は固定されます。
Perpendicular
2つの垂直軸は常に垂直であるよう選択されます。したがって、選択された両軸周りの回転およびすべての平行移動は自由となります。選択された2つのベクトルの乗積周りの回転は固定されます。
Parallel Axis
2つの平行な軸は常に平行であるよう選択されます。したがって、選択された両平行軸周りの回転およびすべての平行移動は自由、その他の回転は固定されます。
Inplane
2つの垂直なベクトルは、1つのプレーンを示すよう選択されます。面から外れた平行移動は固定、その他のすべての平行移動および回転は自由となります。
Orient
すべての回転は固定、すべての平行移動は自由となります。
Point to Curve
ボディ上の固定節点が固定カーブに沿ってスライドする必要のある箇所にハイペアジョイントを定義します。節点はカーブをリフトオフすることが許されません。
Curve to Curve
1つのボディ上に固定された3Dカーブから成り、2番目のボディ上に固定された3Dカーブ上でローリング、スライディングするハイペアジョイントを定義します。カーブは、固有の接触のポイント、およびその接触のポイントにおける共通の接線を有する必要があります。
Point to Deformable Curve
ボディ上の固定節点が、異なるボディに結合している可能性のある節点群から成る可変形カーブに沿ってスライドする必要のある箇所にハイペアジョイントを定義します。
Point to Deformable Surface
ボディ上の固定節点が、異なるボディに結合している可能性のある節点群から成る可変形サーフェスに沿ってスライドする必要のある箇所にハイペアジョイントを定義します。
first terminal すべてのジョイントタイプについて、1つ目の結合節点を指定します。これは、ジョイントの1つ目の構成ボディ、および多くの場合ジョイントの位置を指定します。
second terminal すべてのジョイントタイプについて、2つ目の結合節点を指定します。これは、ジョイントの2つ目の構成ボディを指定します。ほとんどの場合、1つ目と2つ目の結合節点はジョイント軸に沿って一致しているか、もしくはジョイントのプレーン上になければなりません。
first curve
制約を定義するカーブ ./ サーフェスを選択します。
注: ハイペアジョイントにのみ有効です。
second curve
2番目のパラメトリックカーブを指定します。
注: Curve to Curveハイペアジョイントにのみ有効です。
first orientation
ベクトルまたは節点にいずれかを定義します。節点が定義される場合、ベクトルは1つ目または2つ目(ジョイントタイプに依る)の端点から2つ目の方向節点へのベクトルです。
注: 1つ目の方向ベクトルが必要なジョイントについてのみ表示されます。
second orientation
このオプションは、2つ目の方向ベクトルが必要なジョイントについてのみ表示されます。ベクトルまたは節点のいずれかを定義するオプションが選択できます。節点が定義される場合、ベクトルは1つ目または2つ目(ジョイントタイプに依る)の端点から2つ目の方向節点へのベクトルです。
注: 2つ目の方向ベクトルが必要なジョイントについてのみ表示されます。

実行ボタン

ボタン 動作
create 必要な選択がすべて行われたら、新しいジョイントエンティティを作成します。
review reviewをクリックして、モデリングウィンドウからジョイントを選択します。モデリングウィンドウにはジョイントの結合節点が、パネルにはジョイントの特性が表示されます。
update 必要な選択がすべて行われたら、新しい特性を割り当てます。
return パネルを終了します。