Constraintsパネル

Constraintsパネルは、モデルに拘束条件または強制変位を与えるのに使用します。拘束条件は、節点に自由度(DOF)拘束を割り当てることによって作成されます。

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拘束条件はload config 3で、節点に結合する三角形と、節点に適用される自由度数で表わされます。

両サブパネルには、多くの共通した入力がありますが、指定したそれらの値はサブパネル間で共有されません。たとえば、Createサブパネルで指定された同じDOFの値は、Editサブパネルでは、変更されていません。

Createサブパネル

オプション 動作
entity selector エンティティを選択します。

いずれの場合も、拘束条件は節点に与えられます。すなわちこの選択は、これらの節点をどのように選択するかを決定するためのものです。pointsの場合、それらが存在する位置の節点が選択されます。compsの場合、選択されたコンポーネント内に含まれるすべての節点が選択されます。

compsまたはsetsを選ぶと、1つのインジケータを使って加速度が表示されます。

nodesを選択した場合、スイッチをクリックして選択モードを変更します。
nodes
個々の節点を選択します。


図 1. 例:節点選択
face
2Dおよび3Dフェイス上のすべての節点を選択します。非連続性が2Dフェイスに存在する場合、その非連続性の合間の節点のみが選択されます。


図 2. 例:フェイス選択
2D faces ext
非連続性を含む2Dフェイス上のすべての節点を選択します。


図 3. 例:2DフェイスExt選択
loops
穴の境界線のような、フリーな閉じられたループ上の節点をすべて選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 4. 例:ループ選択
free edge
要素のフリーエッジ上のすべての節点を選択します。非連続性がエッジに存在する場合、その非連続性の合間のフリーエッジ上の節点のみが選択されます。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 5. 例:フリーエッジ穴
free edges ext
非連続性を含む要素のフリーエッジ上の節点をすべて選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 6. 例:フリーエッジExt選択
edge
フリーエッジ上または要素の共有エッジ(buttジョイント、L/cornerジョイント、Tジョイント)のすべての節点を選択します。非連続性がエッジに存在する場合、その非連続性の合間のエッジ上の節点のみが選択されます。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 7. 例:エッジ選択
edges ext
フリーエッジ上または不連続となる要素の共有エッジ(buttジョイント、L/cornerジョイント、Tジョイント)のすべての節点を選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 8. 例:エッジExt選択
display
表示記号を表示するモデル内の位置を指定します。
重要: これは、エンティティセレクターがcompsまたはsetsに設定されている場合にのみ有効です。
relative size モデルサイズに応じた拘束条件の表示サイズをモデルユニットで指定します。
label constraints モデリングウィンドウの拘束条件の横にテキストラベルを表示します。
constant value / curve 拘束を一定の値にするか、または変動値(curve-based)とするかを選択します。curveを選択した場合、変動値を定義する必要なプロットカーブなどを指定します。
fixed 拘束を固定するかどうかを選択します。
face angle / individual selection
face angle
選択されたサポートエンティティがどのパネルエンティティ(荷重、境界条件、ベクトル、セット定義など)を持つかを決定します。
face angleの値は、選択したフェイスの法線と隣接するフェイスの法線との角度差に基づいて、どの面を選択するかを判断する際に使用されます。このフェイスの法線間の角度がface angleの値より小さい場合、フェイスは選択されます。エッジ選択じにおいても、エッジ間の角度がフェイス間の角度に代わって使用されることを除くと、そのプロセスは同様です。
重要: これは、セレクターがnodesに設定されており、更に選択モードが、faces、2d faces ext、free edges、free edges ext、edges、またはedges extに設定されている場合にのみ有効です。
individual selection
フェイス上の個々の要素、または要素の個々のフリー / 共有エッジを選択します。
重要: これは、セレクターがnodesに設定されており、更に選択モードが、faces、free edges、またはedgesに設定されている場合にのみ有効です。
edge angle
与えられたフェイスに沿ったエッジを分割します。エッジ角度が180度の場合、エッジはフェイスの連続境界となります。これより小さい値の場合、セグメント間の角度が指定した値を超えた場合でも境界エッジは分割されます。セグメントは、1つの要素のエッジです。
重要: これは、セレクターがnodesに設定されており、更に選択モードが、free edges、free edges ext、edges、またはedges extのいずれかに設定されている場合にのみ有効です。
xscale カーブのXスケールを変更する値を変更します(n倍など)。
dof1 - dof6 拘束する自由度を選択し、拘束の値を入力します。
load types 荷重タイプを選択します。

選択可能なタイプは、現在設定されているソルバーインターフェースによって決まります。

Updateサブパネル

入力 動作
entity selector エンティティを選択します。

いずれの場合も、拘束条件は節点に与えられます。すなわちこの選択は、これらの節点をどのように選択するかを決定するためのものです。pointsの場合、それらが存在する位置の節点が選択されます。compsの場合、選択されたコンポーネント内に含まれるすべての節点が選択されます。

compsまたはsetsを選ぶと、1つのインジケータを使って加速度が表示されます。

nodesを選択した場合、スイッチをクリックして選択モードを変更します。
nodes
個々の節点を選択します。


図 9. 例:節点選択
face
2Dおよび3Dフェイス上のすべての節点を選択します。非連続性が2Dフェイスに存在する場合、その非連続性の合間の節点のみが選択されます。


図 10. 例:フェイス選択
2D faces ext
非連続性を含む2Dフェイス上のすべての節点を選択します。


図 11. 例:2DフェイスExt選択
loops
穴の境界線のような、フリーな閉じられたループ上の節点をすべて選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 12. 例:ループ選択
free edge
要素のフリーエッジ上のすべての節点を選択します。非連続性がエッジに存在する場合、その非連続性の合間のフリーエッジ上の節点のみが選択されます。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 13. 例:フリーエッジ穴
free edges ext
非連続性を含む要素のフリーエッジ上の節点をすべて選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 14. 例:フリーエッジExt選択
edge
フリーエッジ上または要素の共有エッジ(buttジョイント、L/cornerジョイント、Tジョイント)のすべての節点を選択します。非連続性がエッジに存在する場合、その非連続性の合間のエッジ上の節点のみが選択されます。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 15. 例:エッジ選択
edges ext
フリーエッジ上または不連続となる要素の共有エッジ(buttジョイント、L/cornerジョイント、Tジョイント)のすべての節点を選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 16. 例:エッジExt選択
display
表示記号を表示するモデル内の位置を指定します。
重要: これは、エンティティセレクターがcompsまたはsetsに設定されている場合にのみ有効です。
relative size モデルサイズに応じた拘束条件の表示サイズをモデルユニットで指定します。
label constraints モデリングウィンドウの拘束条件の横にテキストラベルを表示します。
constant value / curve 拘束を一定の値にするか、または変動値(curve-based)とするかを選択します。

curveを選択した場合、変動値を定義する必要なプロットカーブなどを指定します。

xscale カーブのXスケールを変更する値を変更します(n倍など)。
dof1 - dof6 拘束する自由度を選択し、拘束の値を入力します。
load types 荷重タイプを選択します。

選択可能なタイプは、現在設定されているソルバーインターフェースによって決まります。