Card Imageパネル

Card Imageパネルは、エンティティのセットについて、ソルバー固有のデータを編集するのに使用します。

card imageサブパネルは、カードイメージとオプションの2つのパートに分かれています。メニューの上部には、カードイメージが含まれています。1行または1文字ずつ移動するためには、increaseボタンとdecreaseボタンを使用するか、あるいは、スクロールバー内のポジションインジケータを選択して移動することも可能です。スクロールバーの位置は、マウスボタンが放されるまで更新されません。

カード内のデータの各行は、Card Imageパネルで2行として表示されます。上のヘッダーラインはフィールドの名前を、下のデータラインはそのフィールドのデータを示します。
図 1. Card Image例

データヘッダー

データヘッダーは、ソルバー固有でないデータのカード内のフィールド名と幅を示すために使用されます。
図 2.

入力欄の制限

入力欄の制限は、他の入力欄と同様に機能しますが、指定された範囲外の値が入力された場合、入力テキストは赤で表わされ、受容され得る値と共にエラーメッセージが表示されます。指定範囲外の値を入力することは可能ですが、エラーやソルバーのトラブルを生じる可能性があります。
図 3. 指定された範囲外の値を入力
図 4. 指定された範囲内の値を入力

コレクター

1つのカードが別のエンティティを参照する際、データライン上のコレクター内にある現在のエンティティのIDと共に、コレクターがヘッダーラインに表示されます。IDが0(ゼロ)の場合、コレクターが現時点で空であることを意味します。コレクターがアクティブである間にグラフィカルに選択するか、あるいは、アクティブである間にコレクターを選択し、表示されるエンティティ選択メニューを使用することによって、コレクター内にエンティティを置くことができます。
図 5.

オプションウィンドウ

タイトルが記されたオプションウィンドウが開きます。ボタンがクリックされると、利用可能なオプションのウィンドウが表示されます。オプションが選択されると、ボタンのテキストは、選択されたオプションにマッチするよう変更されます。
図 6.

ステータスタイトル

タイトルは、対応するデータのステータスに応じて、括弧ありまたはなしで表示されます。括弧のついたタイトルはデフォルト値を示し、括弧のついていないタイトルはユーザー指定の値を示します。
図 7. デフォルト値(タイトルに括弧付き)
図 8. ユーザー値(括弧なし)

オプションリスト

オプションリストはメニュー下部のアクションボタンの左に表示され、カードに追加が可能なプロパティをリストします。チェックボックスをクリックすると、対応するアイテムが展開され、編集可能なカードイメージに新しい欄が追加されます。各欄は、チェックマークの入ったアイテムのサブセットとして表示されるリスト内の対応するアイテムを含んでいます。
図 9. オプションリスト

1つのオプションが前のオプションに依存する場合、すべての従属オプションに枝分かれする制御オプションから垂直ラインが引かれます。スクロールバーを使うと、ツリーを上下に移動させることが可能です。

複数のエンティティが選択されると、カードイメージは、各フィールドの値を示すことができない場合もあります。フィールドに異なる値がある場合、Xが表示されます。フィールドがユーザーによって編集され得る場合は、項目を選んでその値を変更し、カードイメージを構築している各エンティティにその変更を適用することができます。
図 10. 異なる値を持ったフィールド