Velocitiesパネル

Velocitiesパネルは、速度を作成するのに使用します。

場所:Analysisページ

速度は、それを表わす荷重を節点に適用することにより作成されます。

速度はload config 8で、末端にVの文字のついたベクトルとして表示されます。

Createサブパネル

オプション 動作
entity selector 速度を適用するエンティティを選択します。

いずれの場合も、速度は節点に与えられます。すなわちこの選択は、これらの節点をどのように選択するかを決定するためのものです。pointsの場合、それらが存在する位置の節点が選択されます。compsの場合、選択されたコンポーネント内に含まれるすべての節点が選択されます。

compsまたはsetsを選ぶと、1つのインジケータを使って速度が表示されます。その結果、displayというボタンが新たに表示されます。このボタンによって、ユーザーはモデル内のどの位置にインジケータを表示したいかを指定することができます。指定には追加の手順が必要です。

nodesを選択した場合、スイッチを選択して選択モードを変更します。
nodes
個々の節点を選択します。


図 1. 例:節点選択
face
2Dおよび3Dフェイス上のすべての節点を選択します。非連続性が2Dフェイスに存在する場合、その非連続性の合間の節点のみが選択されます。


図 2. 例:フェイス選択
2D faces ext
非連続性を含む2Dフェイス上のすべての節点を選択します。


図 3. 例:2DフェイスExt選択
loops
穴の境界線のような、フリーな閉じられたループ上の節点をすべて選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 4. 例:ループ選択
free edge
要素のフリーエッジ上のすべての節点を選択します。非連続性がエッジに存在する場合、その非連続性の合間のフリーエッジ上の節点のみが選択されます。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 5. 例:フリーエッジ穴
free edges ext
非連続性を含む要素のフリーエッジ上の節点をすべて選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 6. 例:フリーエッジExt選択
edge
フリーエッジ上または要素の共有エッジ(buttジョイント、L/cornerジョイント、Tジョイント)のすべての節点を選択します。非連続性がエッジに存在する場合、その非連続性の合間のエッジ上の節点のみが選択されます。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 7. 例:エッジ選択
edges ext
フリーエッジ上または不連続となる要素の共有エッジ(buttジョイント、L/cornerジョイント、Tジョイント)のすべての節点を選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 8. 例:エッジExt選択
global system / local 速度の値を決定する方法を決定します。
magnitude = 速度の値を決定する方法を決定します。
constant components
X、Y、Z成分内に入力し、荷重の方向と大きさを指定します。
constant vector
magnitude欄に数値を入力し、方向セレクターを使ってベクトルを指定します。このベクトルに沿って荷重が作用します。
curve, vector
時間依存の荷重を扱う場合、この方法を使用して、最初にカーブの大きさ(yscale)を指定します。続いて、curve欄をダブルクリックして既存のカーブを選択し、必要であれば方向セレクターを使って方向を指定します。最後に、多くの異なるケースについて同じカーブを使用するためカーブのxスケール係数を指定しますが、現在のモーメントの要件に見合うよう、強度と時間のスケールを変更します。
curve, components
X、Y、Z成分値を入力して方向と大きさを指定します。例えば、(2,2,2)は(1,1,1)の2倍の大きさとなります。次に、curveをダブルクリックし、既存カーブを選択します。最後に、多くの異なるケースについて同じカーブを使用するためカーブのxスケール係数を指定しますが、現在の荷重の要件に見合うよう、強度と時間のスケールを変更します。
relative size / uniform size
デフォルトでは、荷重はモデルサイズに応じて表示されます。
relative size=
荷重をモデルサイズに応じたサイズで表示します(デフォルト100)。
uniform size=
すべての荷重を同じサイズで表示します。
label loads モデリングウィンドウ内の荷重のテキストラベルを表示します。
face angle / individual selection
face angle
選択されたサポートエンティティがどのパネルエンティティ(荷重、境界条件、ベクトル、セット定義など)を持つかを決定します。
face angleの値は、選択したフェイスの法線と隣接するフェイスの法線との角度差に基づいて、どの面を選択するかを判断する際に使用されます。このフェイスの法線間の角度がface angleの値より小さい場合、フェイスは選択されます。エッジ選択じにおいても、エッジ間の角度がフェイス間の角度に代わって使用されることを除くと、そのプロセスは同様です。
重要: これは、セレクターがnodesに設定されており、更に選択モードが、faces、2d faces ext、free edges、free edges ext、edges、またはedges extに設定されている場合にのみ有効です。
individual selection
フェイス上の個々の要素、または要素の個々のフリー / 共有エッジを選択します。
重要: これは、セレクターがnodesに設定されており、更に選択モードが、faces、free edges、またはedgesに設定されている場合にのみ有効です。
edge angle
与えられたフェイスに沿ったエッジを分割します。エッジ角度が180度の場合、エッジはフェイスの連続境界となります。これより小さい値の場合、セグメント間の角度が指定した値を超えた場合でも境界エッジは分割されます。セグメントは、1つの要素のエッジです。
重要: これは、セレクターがnodesに設定されており、更に選択モードが、free edges、free edges ext、edges、またはedges extのいずれかに設定されている場合にのみ有効です。

Updateサブパネル

入力 動作
entity selector 速度を適用するエンティティを選択します。

いずれの場合も、速度は節点に与えられます。すなわちこの選択は、これらの節点をどのように選択するかを決定するためのものです。pointsの場合、それらが存在する位置の節点が選択されます。compsの場合、選択されたコンポーネント内に含まれるすべての節点が選択されます。

compsまたはsetsを選ぶと、1つのインジケータを使って速度が表示されます。その結果、displayというボタンが新たに表示されます。このボタンによって、ユーザーはモデル内のどの位置にインジケータを表示したいかを指定することができます。指定には追加の手順が必要です。

nodesを選択した場合、スイッチを選択して選択モードを変更します。
nodes
個々の節点を選択します。


図 9. 例:節点選択
face
2Dおよび3Dフェイス上のすべての節点を選択します。非連続性が2Dフェイスに存在する場合、その非連続性の合間の節点のみが選択されます。


図 10. 例:フェイス選択
2D faces ext
非連続性を含む2Dフェイス上のすべての節点を選択します。


図 11. 例:2DフェイスExt選択
loops
穴の境界線のような、フリーな閉じられたループ上の節点をすべて選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 12. 例:ループ選択
free edge
要素のフリーエッジ上のすべての節点を選択します。非連続性がエッジに存在する場合、その非連続性の合間のフリーエッジ上の節点のみが選択されます。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 13. 例:フリーエッジ穴
free edges ext
非連続性を含む要素のフリーエッジ上の節点をすべて選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 14. 例:フリーエッジExt選択
edge
フリーエッジ上または要素の共有エッジ(buttジョイント、L/cornerジョイント、Tジョイント)のすべての節点を選択します。非連続性がエッジに存在する場合、その非連続性の合間のエッジ上の節点のみが選択されます。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 15. 例:エッジ選択
edges ext
フリーエッジ上または不連続となる要素の共有エッジ(buttジョイント、L/cornerジョイント、Tジョイント)のすべての節点を選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 16. 例:エッジExt選択
global system / local 速度の値を決定する方法を決定します。
magnitude = 速度の値を決定する方法を決定します。
constant components
X、Y、Z成分内に入力し、荷重の方向と大きさを指定します。
constant vector
magnitude欄に数値を入力し、方向セレクターを使ってベクトルを指定します。このベクトルに沿って荷重が作用します。
curve, vector
時間依存の荷重を扱う場合、この方法を使用して、最初にカーブの大きさ(yscale)を指定します。続いて、curve欄をダブルクリックして既存のカーブを選択し、必要であれば方向セレクターを使って方向を指定します。最後に、多くの異なるケースについて同じカーブを使用するためカーブのxスケール係数を指定しますが、現在のモーメントの要件に見合うよう、強度と時間のスケールを変更します。
curve, components
X、Y、Z成分値を入力して方向と大きさを指定します。例えば、(2,2,2)は(1,1,1)の2倍の大きさとなります。次に、curveをダブルクリックし、既存カーブを選択します。最後に、多くの異なるケースについて同じカーブを使用するためカーブのxスケール係数を指定しますが、現在の荷重の要件に見合うよう、強度と時間のスケールを変更します。
relative size / uniform size
デフォルトでは、荷重はモデルサイズに応じて表示されます。
relative size=
荷重をモデルサイズに応じたサイズで表示します(デフォルト100)。
uniform size=
すべての荷重を同じサイズで表示します。
label loads モデリングウィンドウ内の荷重のテキストラベルを表示します。