Massesパネル

Massesパネルは、質量要素を作成するのに使用します。

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質量要素は、節点上に置かれ、質量を表わすために使用されます。質量要素は、element config 1で、要素の重心にMと書かれたドットとして表示されます。

サブパネルを切り替えてもデータは残りますので、Createサブパネルで設定した内容は、Updateサブパネルを表示した後に戻ってきた場合でも変更されません。データは、パネルを抜けたときにのみクリアされます。

Createサブパネル

Createサブパネルは、節点に質量値を与える場合、このサブパネルを使用します。選択できる節点の数に制限はなく、隣接している必要もありません。このパネルでは、選択された節点位置に指定された質量値の質量要素を作成します。


図 1.
また、既存の質量要素をレビューすることができます。reviewをクリックし、目的の質量要素をクリックすると、パネル上の入力欄にその要素の設定が表示されます。1度に1つの要素のみレビューできます。
オプション 動作
nodes 質量要素を作成したい節点を選択します。
mass = 要素に適用する質量の値を指定します。
property = 新規および既存の質量要素に割り当てるプロパティを選択します。
system 新規に作成される、あるいは修正する質量要素の座標系を選択します。座標系が指定されていない場合は、グローバル座標系が使用されます。
elem types = 質量要素として指定できる要素タイプを選択します。利用可能なタイプは、現在設定されているソルバーインターフェースによって決まります。

Updateサブパネル

Updateサブパネルは、既存の質量要素を選択し、質量、プロパティ、参照座標系、要素タイプなどの設定変更に使用します。

また、既存の質量要素をレビューすることができます。reviewをクリックし、目的の質量要素をクリックすると、パネル上の入力欄にその要素の設定が表示されます。1度に1つの要素のみレビューできます。
オプション 動作
elems 設定を変更する既存の質量を選択します。
注: 質量要素のテキストラベルは常に同じ向きで表示されます。従って、メッシュによって見え難い場合があります。このような場合はモデルを回転させて見やすくする必要があります。また、このセレクターはメッシュ要素の選択も可能なため、目的の操作を行うには、確実に質量要素(節点上にあります)を選択する必要があります。
mass = 要素に適用する質量の値を指定します。
property = 新規および既存の質量要素に割り当てるプロパティを選択します。
system 新規に作成される、あるいは修正する質量要素の座標系を選択します。座標系が指定されていない場合は、グローバル座標系が使用されます。
elem types = 質量要素として指定できる要素タイプを選択します。利用可能なタイプは、現在設定されているソルバーインターフェースによって決まります。

実行ボタン

ボタン 動作
create 選択された各節点上に、指定された設定によって新たに質量要素が作成されます。
注: 質量要素のテキストラベルは常に同じ向きで表示されます。従って、メッシュによって見え難い場合があります。このような場合はモデルを回転させて見やすくする必要があります。
update 選択した要素の設定を変更します。一時的に表示されるパネル上のチェックボックスで、変更したい設定を選択します。選択されていないチェックボックスは、その設定については、変更はないことを意味します。
reject 最後に行った作成アクションを取り消します。
review reviewをクリックしてから、モデリングウィンドウで既存の質量要素をクリックします。選択された要素の設定が、パネル上の各種フィールドに表示され、割り当てられている要素IDと節点IDが白いテキストで表示されます。
注: 質量要素のテキストラベルは常に同じ向きで表示されます。従って、メッシュによって見え難い場合があります。このような場合はモデルを回転させて見やすくする必要があります。
return パネルを終了します。