Gaugeパネル

Gaugeパネルは、寸法最適化用に選択されたシェルおよび複合積層コンポーネント(PSHELL、PCOMPおよび PCOMPG)について、設計変数(DESVAR)とプロパティの関連付け用カード(DVPREL1)を作成します。

場所:Analysisページ > Optimizationパネル
注: OptiStructソルバーインターフェースでのみ利用可能です。

このパネルは、同じまたは異なるシェル板厚、プライ板厚またはプライ角度を有したいくつかのシェル要素または複合コンポーネントが存在し、シェル板厚、プライ板厚またはプライ角度を設計変数として寸法最適化が実行される場合に使用されます。

Createサブパネル

オプション 動作
value from property / initial value
value from property
選択したカードイメージであるPSHELL、PCOMP、またはPCOMPGを使用して、それぞれシェル板厚、プライ板厚、またはプライ方向にその初期値を割り当てます。
initial value=
選択したすべてのコンポーネントに公称初期値を割り当てます。
lower bound / lower bound %
lower bound
具体的な値で下限値を指定します。
lower bound %
初期値に対する比率(%)で下限値を指定します。
upper bound / upper bound %
upper bound
具体的な値で上限値を指定します。
upper bound %
初期値に対する比率(%)で上限値を指定します。
props プロパティを選択します。
注: lower boundおよびupper boundに実際の値を入力するか、もしくは初期値のパーセンテージ(%)を選択します。例えば、initial value = 10、lower bound % = -20、upper bound % = 20とすると、ファイルのエクスポート後、下限値と上限値はそれぞれ8と12に自動的に変更されます。

Updateサブパネル

オプション 動作
desvar 設計変数の名称を指定します。
type エンティティタイプを選択します。
props プロパティを選択します。
minimum thickness 最小板厚を指定するか、最小値としてゼロを選択します。
maximum thickness 選択したプロパティから板厚の値を使用するか、または板厚の値を入力するかを決定します。

Parametersサブパネル

オプション 動作
desvar 設計変数の名称を指定します。
minmemb off / mindim = 部材寸法制御の値を指定するか、スイッチをoffに切り替えます。
stress constraint 応力制約条件の値を指定するか、スイッチをnoneに切り替えます。
fatigue constraint 疲労制約条件の値を指定するか、スイッチをnoneに切り替えます。

Compositesサブパネル

オプション 動作
desvar 設計変数の名称を指定します。
laminate thickness: min thickness = /off 積層材の最小板厚値を指定するか、スイッチをoffに切り替えます。
laminate thickness: max thickness = /off 積層材の最大板厚値を指定するか、スイッチをoffに切り替えます。
ply thickness: no. of constraints プライ板厚に対する制約条件の数を指定します。
ply percentage: no. of constraints プライ比率に対する制約条件の数を指定します。
balance: no. of constraints バランスに対する制約条件の数を指定します。
constant: no. of constraints 定数に対する制約条件の数を指定します。

Pattern Groupingサブパネル

オプション 動作
desvar 設計変数の名称を指定します。
pattern type パターンタイプを選択します。
anchor node アンカー節点を選択します。
node id / coordinates 節点のIDを手動で入力することを選択するか、節点の座標を指定します。
first node  
second node 2-plns symまたは3-plns symタイプに使用します。
ucyc 360度の範囲で実行する繰り返しの回数を指定します。cyclicまたはcyc 1-plnタイプに使用します。

Pattern Repetitionサブパネル

オプション 動作
desvar 設計変数の名称を指定します。
main / secondary / none メイン座標系、セカンダリ設計変数のいずれかを特定する、またはそのどちらも指定しないかを決定します。
system /coordinates 座標系のための値を入力、またはグラフィック領域から座標系を選択します。
global system / local system 参照座標系を指定します。
anchor アンカー節点を選択します。
sx /sy /sz X、Y、およびZ スケールファクター。

実行ボタン

オプション 動作
create 設計変数を作成します。
edit プロパティを編集するためにproperty collectorパネルを開きます。
reject 最後の変更を取り消します。
review グラフィックス領域内の荷重を表示します。
update 変更した内容で荷重を更新します。
return パネルを終了します。