Conesパネル

Conesパネルは、円錐または円筒状のサーフェス、あるいはメッシュを作成するのに使用します。

場所:2Dページ

normal axisは、bottom center節点からnormal vector節点へ作成されるベクトルです。major axisは、bottom center節点からmajor vector節点へ作成されるベクトルです。normal vector、bottom centerおよびmajor vectorは90度を成していなくてはなりません。そうでない場合、normal axisを用いて、major axis(長軸)が90度で計算されます。円錐を作成する際、頂点をもった円錐にしたい場合は、top radiusを0(ゼロ)にします。radiusは、常に0(ゼロ)より大きくなくてはなりません。full coneでratioを1以外の値に指定すると、normal axisに直角なベクトルに適用されます。ユーザー制御の方法を用い、その比率が適用されるベクトルを指定することが可能です。部分円錐の場合、major axis上で0(ゼロ)度がスタートします。比率は、major axisおよびnormal axisに垂直なベクトルに適用されます。

Full Coneサブパネル

Full Coneサブパネルでは、全円錐または円筒状のサーフェス、あるいはメッシュを作成します。


図 1. 選択された節点


図 2. Surface Onlyメッシングを有効にして作成された円錐
オプション 動作
bottom center 円錐の底面の中心を表す節点を選択します。
normal vector 円錐の法線ベクトルを表す節点を選択します。
cone/cylinder 円錐のタイプを選択します。
meshing option
mesh, keep surf
選択されたエンティティからサーフェスを最初に作成し、続いて作成されたサーフェス上にメッシュを作成します。
作成されたサーフェスは、メッシュと共に保存されます。
mesh, dele surf
選択されたエンティティからサーフェスを最初に作成し、続いて作成されたサーフェス上にメッシュを作成します。
作成されたサーフェスは消去され、メッシュのみが保存されます。
mesh w/o surf
サーフェスを作成することなく、線形補間を用いて、選択されたエンティティ間にメッシュを生成します。
surface only
選択されたエンティティからサーフェスを作成しますが、メッシュは作成しません。
作成されたサーフェスを用いて、必要な形状クリーンアップ機能または自動メッシングを実行することが可能です。
radius 円錐の底面の半径。
top radius 円錐の上面の半径。0を入力すると尖った円錐、 以外の値を入力するとトップが平らな円錐が作成されます。
ratio 円錐または円筒のベース面の円を決定する方法を指定します。1を指定すると完全な円、小数点以下の値を指定すると楕円のベース面または断面が作成されます。
height 円錐または円筒の高さ。

ユーザーコントロールサブパネル

User Controlledサブパネルは、3D部分円錐サーフェスプリミティブを作成するのに使用します。


図 3. . この例は、top radiusを0.5に、base radiusを3に、heightを4に、start angleを45に、end angleに320に、axis ratio を1.0に設定して作成したものです。


図 4. . この例では、前の例からaxis ratioを0.5に変更したものです。
オプション 動作
bottom center 円錐の底面の中心を表す節点を選択します。
normal vector 円錐の法線ベクトルを表す節点を選択します。
major vector bottom center節点とmajor vector節点間のベクトルは、部分円錐の湾曲したサーフェスを定義する円弧の0度の位置を決定します。この円弧は、normal vectorの値を元に右手の法則によって引き伸ばす方向が決定されます。start angleとend angleは、このベクトルに関連して指定されます。
cone/cylinder 円錐のタイプを選択します。
meshing option
mesh, keep surf
選択されたエンティティからサーフェスを最初に作成し、続いて作成されたサーフェス上にメッシュを作成します。
作成されたサーフェスは、メッシュと共に保存されます。
mesh, dele surf
選択されたエンティティからサーフェスを最初に作成し、続いて作成されたサーフェス上にメッシュを作成します。
作成されたサーフェスは消去され、メッシュのみが保存されます。
mesh w/o surf
サーフェスを作成することなく、線形補間を用いて、選択されたエンティティ間にメッシュを生成します。
surface only
選択されたエンティティからサーフェスを作成しますが、メッシュは作成しません。
作成されたサーフェスを用いて、必要な形状クリーンアップ機能または自動メッシングを実行することが可能です。
radius 円錐の底面の半径。
top radius 円錐の上面の半径。0を入力すると尖った円錐、 以外の値を入力するとトップが平らな円錐が作成されます。
ratio 円錐または円筒のベース面の円を決定する方法を指定します。1を指定すると完全な円、小数点以下の値を指定すると楕円のベース面または断面が作成されます。
height 円錐または円筒の高さ。
start angle 不完全な円錐または円筒(一部カットアウトされた円錐または円筒)の場合、カットする開始角度を指定します。start angleとend angle間にはサーフェスは作成されません。


図 5. 例:Start Angle. この円錐はstart angleを90*、end angleを360*に設定して作成されました。
end angle 不完全な円錐または円筒(一部カットアウトされた円錐または円筒)の場合、カットする終了角度を指定します。start angleとend angle間にはサーフェスは作成されません。

実行ボタン

ボタン 動作
create 入力データに基づき、円筒または円柱が新規に作成されます。また指定されている場合は、メッシュも作成されます。
reject 最後に実行した円錐または円筒の作成を取り消します。
return パネルを終了します。