Entity Setsパネル

Entity Setsパネルは、名前の付いたエンティティセットの作成、更新、確認に使用します。

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節点、要素、コンポーネント、セット、プロパティ、材料、アセンブリ、マルチボディ、エリプソイド、マルチボディジョイント、およびマルチボディプレーンのセットを作成できます。読み込んだソルバーインターフェースに応じて、そのソルバーに関連するエンティティのみが有効になります。例えば、Nastranソルバーインターフェースを読み込んだ場合は、節点セットと要素セットのみの作成と更新が可能です。

1つのエンティティセットには、特定の節点、要素またはコンポーネントのグループが含まれます。節点、要素またはコンポーネントは、1つのエンティティセット内に組み合わせることはできません。

パネルオプション

オプション 動作
name 作成するエンティティセットの名前を指定するか、既存のエンティティセットを選択します。選択のオプションには、正しいエンティティのタイプ(節点セット、要素セット等)のみが含まれます。
card image セットに適用するカードイメージを選択します。この欄への入力は省略できますが、その場合は有効なテンプレートを備えたソルバーインターフェースが必要です。
set type セットのタイプを選択します。
non-ordered(デフォルト)
セットの中で各エンティティが占める順序は重要ではなくなります。内部的に、順序付けされていないセットのエンティティを、エンティティが選択された順番とは無関係に、昇順で保管します。
ordered
セットの中で各エンティティが占める順序が重要になります。この節点のセットについての出力は常に、節点が選択された順にリストされます。
注: このオプションは、節点セットと要素セットにのみ指定できます。
entity セットに追加するエンティティを選択します。

formulaベースのセットを作成する際、このセレクターはスイッチとなり、エンティティタイプは変更できるがエンティティ自体は選択できないようになります。これは、エンティティの選択は式に従って行われるためです。

formula 数理的な範囲に基づいてセットを作成します。例えば、IDが1から1000までの節点でセットを作成します。
add by ids/ range / remove by ids/ range
add by range
一定の範囲にある他のエンティティに関連したエンティティを追加します。例えば、一定範囲の要素群を選択することによって、それらの要素内にある節点をすべて追加することが可能です。
add by IDs
ID番号に基づいてエンティティを追加します。例えば、任意のコンポーネント内に含まれるすべての節点を、コンポーネントIDをピックすることによって選択することが可能です。
remove by range
一定の範囲にある他のエンティティに基づいてセットからエンティティを削除します。たとえば、一定の範囲にある要素に関連した節点を削除します。
remove by IDs
他のエンティティに基づいてセットからエンティティを削除します。たとえば、要素の特定のセットに関連した節点を削除します。
entity selector 選択するエンティティタイプを選択します。
from 範囲の開始値を示すID値を入力します。
注: add by rangeまたはremove by rangeを選択している場合にのみ指定できます。
to 範囲の終了値を示すID値を入力します。
注: add by rangeまたはremove by rangeを選択している場合にのみ指定できます。
add 個別のexpressionリストに、選択した式を追加します。
individual expression 選択した式を表示します。
... すべての式を1度に表示します。このボタンをクリックすると、その時点で公式に定義されているすべての式を表示した新しいウィンドウが開きます。

実行ボタン

ボタン 動作
create データベースにセットを作成します。

公式に基づくセットを作成する場合は、createをクリックしてから公式に式を追加する必要があります。

update セットの内容をクリアし、新たな選択内容に置き換えます。破棄することなく既存のセットに新しいエンティティを追加したい場合、セット内のエンティティをreviewで確認し、追加されるべきエンティティを選択し、updatedをクリックします。
card edit 現在選択しているカードイメージを作業対象としてカードエディターを開きます。
review セットの内容を表示します。コンポーネント(またはプロパティ、材料、アセンブリ、マルチボディ等)セットについては、対応するコンポーネントに属するセット内の要素が画面上でハイライト表示されます。リスト内でチェックされているものとして、セット内のコンポーネントを確認することが可能です(リストには、エンティティタイプをクリックすることでアクセスできます)。
return パネルを終了します。