Gapsパネル - OptiStruct

Gapsパネルは、ギャップ要素を作成するのに使用します。OptiStructソルバーインターフェースを使用すると、複数の節点-要素間ギャップ要素を作成できます。

場所:1Dページ

ギャップ要素は、モデル内で接触の起こる可能性のある2節点間または節点と要素の間のスペースに作成される要素です。モデル上に非線形の拘束条件を与えたい時に、ギャップ要素を使用します。この拘束条件は、解析中の移動量を制限します。ギャップ要素は、プロパティポインタを有しています。

ギャップ要素はelement config 70で、要素の重心にGAPと書かれた2節点間のラインとして表示されます。

ギャップは、OptiStructのCGAP要素またはCGAPG要素に変換できます。

Create:Node-Nodeサブパネル

オプション 動作
from node 要素の開始節点を選択します。
to node 要素の終了節点を選択します。
orientation 要素の向きを指定する方法を選択します。要素の向きの指定は、節点が重複するときのみ必要になります。
default
向きを使用しないでください。必要に応じて全体座標系を使用します。
節点
節点を指定します。重複節点から指定の節点へのベクトルは方向ベクトルとなります。
vector
方向セレクターを使用して、要素の向きを示すベクトルを指定します。
coordinates
空間の中でポイントを指定します。重複節点から指定のポイントへのベクトルは方向ベクトルとなります。
system
ここで選択した局部座標系に基づいて各要素の向きを指定します。
property = 新たな要素が参照すべきプロパティコレクターを選択します。
elem type = 要素タイプを選択します。

Create:Nodes-Elemsサブパネル

オプション 動作
nodes 要素の開始節点を選択します。
elems ギャップ要素を経由して結合したい節点の要素を選択します。
orientation 要素の向きを指定する方法を選択します。要素の向きの指定は、節点が重複するときのみ必要になります。
default
向きを使用しないでください。必要に応じて全体座標系を使用します。
節点
節点を指定します。重複節点から指定の節点へのベクトルは方向ベクトルとなります。
vector
方向セレクターを使用して、要素の向きを示すベクトルを指定します。
coordinates
空間の中でポイントを指定します。重複節点から指定のポイントへのベクトルは方向ベクトルとなります。
system
ここで選択した局部座標系に基づいて各要素の向きを指定します。
property = 新たな要素が参照すべきプロパティコレクターを選択します。
elem type = 要素タイプを選択します。
search tol = 選択した節点と選択した要素間のギャップを作成するうえで、その要素に対するその節点の投影をHyperWorksで検索する範囲として許容される最大値を指定します。
face nodes ギャップの作成先とする要素が3D要素である場合は、このセレクターを使用して、ギャップの作成場所とするフェイスを選択します。
break angle = 3D要素の場合、ギャップの投影が発生するフェイスの引き伸ばし範囲を決定するのに使用されます。フェイス上のフィーチャーがこの角度を超える場合、フィーチャーはギャップ要素の投影のためのフェイスの境界として扱われます。

Updateサブパネル

Updateサブパネルは、既存のギャップ要素の特性を変更するのに使用します。
オプション 動作
elems 変更するギャップ要素を選択します。
orient vector / no vector 要素の向きを定義するorient vectorコレクターまたはno vector(この場合、要素の向きは、fromからto節点によって決まります)のいずれかを選択します。
property = 新たな要素が参照すべきプロパティコレクターを選択します。
elem types = 適切な要素タイプを選択します。