Distanceパネル

Distanceパネルは、2節点 / ポイント間の距離や3節点 / ポイント間の角度を求めるほか、距離や角度の変更を行う際に使用します。

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サブパネルを切り替えることで設定が初期値などに戻ることはありませんが、選択に関しては影響を与えることがあります。各サブパネルには、基準値の選択、および距離を表示する欄があります。距離表示は、ポイントや節点を選択すると直ちにその数値が反映されます。なお、距離表示の数値を変更することで、選択した節点やポイントを移動することもできます。

2つの節点 / ポイントを指定し、2点間の距離を計測します。節点 / ポイント間のトータルの距離とx、y、z軸方向の距離が表示されます。

2つの節点 / ポイント間の距離を変更する場合、トータルの距離およびx、y、z軸方向の値のいずれも変更することが可能です。x、y、z軸方向の値を変更すると、全距離が再計算されます。値を変更すると、HyperWorksは、最初のベクトルを辿り、そのベクトルに沿った指定の距離に2番目の節点 / ポイントを再配置します。N1として選択された節点は固定され、N2の節点が移動されます。

また、3節点 / ポイント間の既存の角度を求めることもできます。3節点 / ポイントを選択すると、角度が表示されます。

3節点 / ポイントを指定し、角度を指定することにより、3節点 / ポイント間の角度(指定された3節点/ポイントであるN1、N2およびN3が、N2を中心とした平面を定義する)を変更することも可能です。角度を指定する、HyperWorksは、N3をN2中心に回転させることによりできる円弧に沿って、N3を角度が指定された値に等しくなるまで移動させます。

節点またはポイントのすべての変更は、測定に使用された座標系の種類に関わらず、常にグローバルの直交座標系によって行われます。

Distance between Two Nodes

節点N1とN2の間の距離がトータル距離として、distance =欄に表示されます。距離は更に成分に分解され、x dist =、y dist =、 z dist =に表示されます。


図 1. Distance between Two Nodes

Distance between Three Points

ポイント間の距離がトータル距離として、distance =欄に表示されます。距離は更に成分に分解され、x dist =、y dist =、 z dist =に表示されます。


図 2. Distance between Three Points

Angle between Three Nodes

節点N1、N2、N3の間の角度がangle =欄に表示されます。


図 3. Angle between Three Nodes

Angle between Three Points

ポイント間の角度がangle =欄に表示されます。


図 4. Angle between Three Points

Two Nodesサブパネル

Two Nodesサブパネルは、2つの節点と局所座標系(オプション)を指定し、それらの節点間の距離を得るのに使用されます。オプションで選択する節点のnodes betweenの数を増やすことができます。
オプション 動作
N1 / N2 節点間の距離を測定するための1つ目と2つ目の節点を選択します。
syst 距離および角度を測定する座標系を指定します。選択された座標系は測定された値にのみ利用されます。直交座標系以外の座標系が選択された場合、X、Y、Z成分の距離は、ラベルは変更されませんが座標系タイプによってその意味は変わります。
distance 選択された節点またはポイントセットによってカバーされる総距離を指定します。
x, y, z dist 選択された節点またはポイント間のX、Y、Z方向の距離を指定します。
角度 node/point 2を頂点として3つの節点またはポイントで形成される角度で、直線ベクトルは180度になります。
nodes between 作成したい節点の数を指定します。1つ目と2つ目の節点の間のベクトルに沿って等間隔に配置されます。

Three Nodesサブパネル

Three Nodesサブパネルは、3つの節点と局所座標系(オプション)を指定し、それらの節点間の距離または角度を得るのに使用されます。オプションで選択する節点のnodes betweenの数を増やすことができます。
オプション 動作
N1 / N2 / N3 節点間の距離を測定するための1つ目、2つ目および3つ目の節点を選択します。
syst 距離および角度を測定する座標系を指定します。選択された座標系は測定された値にのみ利用されます。直交座標系以外の座標系が選択された場合、X、Y、Z成分の距離は、ラベルは変更されませんが座標系タイプによってその意味は変わります。
distance 選択された節点またはポイントセットによってカバーされる総距離を指定します。
x, y, z dist 選択された節点またはポイント間のX、Y、Z方向の距離を指定します。
角度 node/point 2を頂点として3つの節点またはポイントで形成される角度で、直線ベクトルは180度になります。
radius 選択された3つの節点を通る円弧の半径です。このフィールドは参照用で、表示された値を編集することはできません。
nodes between 作成したい節点の数を指定します。1つ目と2つ目の節点の間のベクトルに沿って等間隔に配置されます。

Two Pointsサブパネル

Two Pointsサブパネルは、2つのポイントと局所座標系(オプション)を指定し、それらの節点間の距離を得るのに使用されます。オプションで選択するポイントのpoints betweenの数を増やすことができます。
オプション 動作
point 1 / point 2 距離を測定するための1つ目と2つ目のポイントを選択します。
syst 距離および角度を測定する座標系を指定します。選択された座標系は測定された値にのみ利用されます。直交座標系以外の座標系が選択された場合、X、Y、Z成分の距離は、ラベルは変更されませんが座標系タイプによってその意味は変わります。
distance 選択された節点またはポイントセットによってカバーされる総距離を指定します。
x, y, z dist 選択された節点またはポイント間のX、Y、Z方向の距離を指定します。
角度 node/point 2を頂点として3つの節点またはポイントで形成される角度で、直線ベクトルは180度になります。
points between 作成したい節点の数を指定します。1つ目と2つ目の節点の間のベクトルに沿って等間隔に配置されます。

Three Pointsサブパネル

Three Pointsサブパネルは、3つのポイントと局所座標系(オプション)を指定し、それらの節点間の距離または角度を得るのに使用されます。オプションで選択するポイントのpoints betweenの数を増やすことができます。
オプション 動作
point 1 / point 2 / point 3 節点間の距離を測定するための1つ目、2つ目および3つ目の節点を選択します。
syst 距離および角度を測定する座標系を指定します。選択された座標系は測定された値にのみ利用されます。直交座標系以外の座標系が選択された場合、X、Y、Z成分の距離は、ラベルは変更されませんが座標系タイプによってその意味は変わります。
distance 選択された節点またはポイントセットによってカバーされる総距離を指定します。
x, y, z dist 選択された節点またはポイント間のX、Y、Z方向の距離を指定します。
角度 node/point 2を頂点として3つの節点またはポイントで形成される角度で、直線ベクトルは180度になります。
radius 作成したい節点の数を指定します。1つ目と2つ目の節点の間のベクトルに沿って等間隔に配置されます。
points between 作成したい節点の数を指定します。1つ目と2つ目の節点の間のベクトルに沿って等間隔に配置されます。

実行ボタン

ボタン 動作
reject distanceまたはpoints/nodes betweenにおける最後の変更を取り消します。
nodes between 選択した節点間にnodes between =欄で指定された数の節点を作成します。
circle center 選択した3つの節点またはポイントを使用してこれらの点に最もフィットする円を作成し、その中心に節点またはポイントを作成します。
points between 選択したポイント間にpoints between =欄で指定された数の節点を作成します。
return パネルを終了します。