Fatigueパネル

Fatigueパネルは、疲労解析のセットアップに使用する外部ファイルに、有限要素解析からの応力、ひずみ、力およびモーメント結果を書き出すのに使用します。

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応力 / ひずみ結果はシェルあるいはソリッド要素の疲労解析に、力 / モーメント結果はスポット溶接の疲労解析に使用されます。それらの結果について、有限要素モデル全体、もしくは選択されたエンティティを対象に書き出すことも可能です。

パネルオプション

オプション 動作
FE Analysis Type 有限要素解析タイプを選択します。
static/modal
線形静解析またはモーダル解析より有限要素解析応力 / ひずみ結果を得た場合に使用します。
transient dynamic
モデルについて、動的有限要素解析により応力 / ひずみ結果を得た場合に使用します。
Output File Format: ascii /binary ファイルフォーマットを選択します。疲労解析によってサポートされているフォーマットに依存します。
entity selector エンティティを選択します。

選択したデータグループが節点の結果に属している場合は、節点を選択します。同様に、選択したグループが要素の結果に属している場合は、要素を選択します。あるいはまた、節点/要素結果のデータグループにそれぞれ対応した節点または要素から成る、予め定義されたエンティティセットを選択することもできます。データグループの結果とエンティティタイプが一致しない時は、HyperWorksで、"Results file doesn't contain nodal (or elemental) values."(結果ファイルが節点(要素)の値を含んでいません)というエラーメッセージが表示されます。

output file 出力ファイル名とファイルの場所を指定します。

このファイルは、疲労解析ソルバーへの入力ファイルとなります。

data group 出力ファイルに書き出したいデータグループを選択します。
select simulation all、selection、またはrangeから選択します。

ユーザーは、すべて(all)のタイムステップについて応力/ひずみ情報を書き出すか、開始タイムステップから終了タイムステップまでの範囲(range)を選択するか、もしくは利用可能リストから手動で任意のタイムステップを選ぶ(selection)ことが可能です。

start with シミュレーションを開始するタイムステップを選択します。
end with シミュレーションを終了するタイムステップを選択します。

実行ボタン

ボタン 動作
write 指定されたフォーマット(ASCIIまたはバイナリ)のファイルが、ユーザーのディレクトリに書き出されます。このファイルを適切な疲労解析ソルバーに読み込んで、疲労解析のセットアップを完成させることができます。
return パネルを終了します。