Quality Indexパネル
Quality Indexパネルは、表示されているシェル(2D)モデルの品質を表わす値を計算するのに使用します。
場所:2Dページ
品質基準の設定は、基準値ファイルを使って保管、呼び出します。Quality Index (QI)パネルからの結果をサマリーファイルに保存することができます。
パネルの右側には、複合品質基準値が表示され、また、品質チェックに不合格となった要素の数や割合も表示されます。ある特定の品質レベルを指定し、それを下回る要素をハイライト表示するには、display thresholdsスライダーを移動してレベルを指定します。cleanup toolsにアクセスし、問題のある要素のリストを保存できます。
All Pageオプション
オプション | 動作 |
---|---|
< page > | チェック項目ページを前後に移動します。 |
display thresholds | スライダーを動かして、特定の品質レベルに達するまたはそれ以下のすべての要素を視覚的に表示させます。例えば、スライダーを"warn"に設定すると、品質レベルがwarnまたはそれ以下と評価したモデル内の要素はすべて(すなわちwarn、fail、およびworseレベル)ハイライト表示されます。 スライダーの下のボタンをクリックすると、スライダーが自動的に対応する品質レベルに再配置されます。 |
Page 1 - 3オプション
Page 4オプション
チェック項目 | 動作 |
---|---|
color legend | 各品質カテゴリーの範囲内の要素の表示色を変更します。 |
display summary legend | チェック項目ページ(pg1とpg2)におけるチェックに不合格となった要素数をテキストベースで要約したものが、モデリングウィンドウ内に表示されます。 |
allow to move fixed and shared nodes | コンポーネント間で共有される節点、または、ソリッドとシェル要素の両方に属する節点は、modify hole & washers cleanupツールを使用していて、かつlink washersチェックボックスが有効な場合に移動されます。 |
set max failed elements to save | save failedをクリックした際にマークに保存されるべき要素の数を指定します。このオプションがアクティブである場合、要素の数を入力するための欄が表示されます。10と入力すると、QI値が悪いほうから10番目までの要素が、save failedをクリックした際にマークに保存されます。このオプションは、ユーザーが一度に複数の不合格要素を修正する際に役立ちます。 |
summary file | 選択されたモデルの品質チェックの結果を、サマリーファイルに保存します。サマリーファイルは、このパネル内の結果ページに含まれる全情報をエクスポートします。また、各チェック項目について最も品質の悪かった3つの要素のIDを記録します。 |
save | サマリーファイルを保存します。 |
edit criteria | criteria file editorが開きます。ここで、Quality Indexパネルが使用する品質基準値を含むファイルの読み込み、保存、および修正ができます。 |
実行ボタン
ボタン | 動作 |
---|---|
cleanup tools | 一時的にQI Cleanup Tools二次パネルが開かれ、局所的にメッシュ品質を向上するために節点を手動で配置することができます。 |
save failed | 少なくとも1つの品質チェックで不合格となったすべての要素を保存します。これらの要素はユーザーマーク上に保存され、拡張エンティティ選択オプションのretrieveを使って、他のパネルからアクセスすることが可能です。 |
abort | 変更は破棄し、パネルを終了します。 |
return | 変更を保持し、パネルを終了します。 |