NSMパネル

NSMパネルは、モデルへの非構造質量の新規追加、既存のものを編集するのに使用します。

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注: OptiStructNastranソルバーインターフェースでのみ利用可能です。

非構造質量エンティティは、connectorsモジュールのApply Massパネルからもリアライズすることができます。

非構造質量セットの組み合わせカードは、NSMADDカードイメージと合わせた特定の荷重コレクターとしてサポートされます。ケースコントロールNSM= セレクターは、control cardとしてサポートされ、NSMまたはNSMADD参照のどちらかを使用することができます。

HyperWorksは、NSM1とNSML1バルクデータカードを直接サポートします。NSMとNSMLカードは、それぞれNSM1とNSML1に変換されます。

HyperWorksでは、同じSIDを持つ複数のNSMカードの作成はできないため、インポート時にはこれをリナンバリングし、同等のNSMADDカードを作成します。また、HyperWorksは、出力データを減らすために類似したカードをグループ化します。

例:図 1図 2になります。


図 1.


図 2.

HyperWorksは、NSM1、およびNSML1バルクデータのみを出力します。

Createサブパネル

オプション 動作
name = 新しいNSMの名称を指定します。
type= NSMのタイプを選択します。
NSM1
要素またはプロパティのリストに対して、単位面積あたりまたは単位長さあたりの非構造質量を定義します。
NSML1
要素またはプロパティのリストに対して、集中した非構造質量を定義します。
color エンティティの色を選択します。
elems/props 要素またはプロパティにNSMを適用するかどうかを選択し、適用する場合は、その要素またはプロパティを選択します。
注: OptiStructソルバーインターフェースでのみ使用できます。
by entity / all
by entity
NSMの定義対象とする要素またはプロパティを選択します。
注: ソルバーの制限により、面要素とライン要素の両方を設定したNSML1エンティティは作成できません。
all
モデルにある特定のタイプのエンティティすべてにNSMを割り当てます。
注: Nastranソルバーインターフェースでのみ使用できます。
mass = NSMの質量値を指定します。

Updateサブパネル

オプション 動作
name = 更新する既存のNSMエンティティを選択します。
type= NSMのタイプを選択します。
NSM1
要素またはプロパティのリストに対して、単位面積あたりまたは単位長さあたりの非構造質量を定義します。
NSML1
要素またはプロパティのリストに対して、集中した非構造質量を定義します。
color エンティティの色を選択します。
elems/props 要素またはプロパティにNSMを適用するかどうかを選択し、適用する場合は、その要素またはプロパティを選択します。
注: OptiStructソルバーインターフェースでのみ使用できます。
by entity / all
by entity
NSMの定義対象とする要素またはプロパティを選択します。
注: ソルバーの制限により、面要素とライン要素の両方を設定したNSML1エンティティは作成できません。
all
モデルにある特定のタイプのエンティティすべてにNSMを割り当てます。
注: Nastranソルバーインターフェースでのみ使用できます。
mass = NSMの質量値を指定します。

実行ボタン

ボタン 動作
create NSMエンティティを新規作成します。
update 変更した内容で選択したNSMを更新します。
review nsmエンティティが存在する場合、その名前をCreateサブパネルまたはUpdateサブパネルのname =欄に入力し、reviewをクリックします。nsmを定義する要素またはプロパティが一時的にハイライトされます。

updateサブパネルのreviewモードに入ってる間は、通常の方法(エンティティ上をクリック、拡張エンティティ選択メニューの使用など)で選択エンティティを変更し、updateをクリックして変更を保存することができます。これで、reviewモードから抜けますが、再度reviewモードに戻った場合、新たなエンティティ選択が表示されます。

card edit 選択されたエンティティのカードイメージを変更します。
return パネルを終了します。