Accelsパネル

Accels(accelerations)パネルは、荷重を節点、コンポーネント、セット、サーフェス、ポイントまたはラインに与えて集中加速度の作成、確認、および更新に使用します。

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Accelerations

Configuration 9 - Acceleration荷重(加速度)は、モデル上に加速度(length/time2)を定義するのに使用します。

加速度は、モデリングウィンドウ内の末端にAの文字がついたベクトルとして表示されます。

Createサブパネル

Createサブパネルは、加速度を作成するのに使用します。
オプション 動作
entity selector 加速度を適用したいエンティティを選択します。加速度をnodesに適用する場合、このセレクターでは、どの節点に適用するかを指定します。pointsの場合、それらが存在する位置の節点が選択されます。compsの場合、選択されたコンポーネント内に含まれるすべての節点が選択されます。
nodesを選択した場合、スイッチをクリックして選択モードを変更します。
nodes
個々の節点を選択します。


図 1. 例:節点選択
face
2Dおよび3Dフェイス上のすべての節点を選択します。非連続性が2Dフェイスに存在する場合、その非連続性の合間の節点のみが選択されます。


図 2. 例:フェイス選択
2D faces ext
非連続性を含む2Dフェイス上のすべての節点を選択します。


図 3. 例:2DフェイスExt選択
loops
穴の境界線のような、フリーな閉じられたループ上の節点をすべて選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 4. 例:ループ選択
free edge
要素のフリーエッジ上のすべての節点を選択します。非連続性がエッジに存在する場合、その非連続性の合間のフリーエッジ上の節点のみが選択されます。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 5. 例:フリーエッジ穴
free edges ext
非連続性を含む要素のフリーエッジ上の節点をすべて選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 6. 例:フリーエッジExt選択
edge
フリーエッジ上または要素の共有エッジ(buttジョイント、L/cornerジョイント、Tジョイント)のすべての節点を選択します。非連続性がエッジに存在する場合、その非連続性の合間のエッジ上の節点のみが選択されます。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 7. 例:エッジ選択
edges ext
フリーエッジ上または不連続となる要素の共有エッジ(buttジョイント、L/cornerジョイント、Tジョイント)のすべての節点を選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 8. 例:エッジExt選択
display
表示記号を表示するモデル内の位置を指定します。
重要: これは、エンティティセレクターがcompsまたはsetsに設定されている場合にのみ有効です。
global system/ local system 加速度の向きを、ローカル座標系またはデフォルトのグローバル座標系に基づいて定義します。
vector 加速度の向きを定義する既存のベクトルエンティティを選択します。
curve
加速度カーブを選択します。
重要: これは、magnitude=がcurve, vector、またはcurve, componentsに設定されている場合のみ有効です。
magnitude= 線形のユースケースの場合は荷重の値を、過渡応答解析 / 動解析の場合はカーブを指定します。
N1 N2 N3
モデル上の2つまたは3つの節点を選択し、加速度が作用するベクトルを指定します。
重要: これは、magnitude=がconstant vectorまたはcurve, vectorに設定されている場合のみ有効です。


図 9. 作成前


図 10. 作成後
x comp, y comp, z comp
x、y、z成分の値を変更します。
重要: これは、magnitude=がconstant componentsまたはcurve, componentsに設定されている場合のみ有効です。
xscale= カーブのXスケールを変更する値を変更します(n倍など)。
vector direction 加速度が作用するベクトルを指定します。
relative size/uniform size
デフォルトでは、荷重はモデルサイズに応じて表示されます。
relative size=
荷重をモデルサイズに応じたサイズで表示します(デフォルト100)。
uniform size=
すべての荷重を同じサイズで表示します。
label loads モデリングウィンドウ内の荷重のテキストラベルを表示します。
load types 荷重タイプを選択します。
face angle/individual selection
face angle
選択されたサポートエンティティがどのパネルエンティティ(荷重、境界条件、ベクトル、セット定義など)を持つかを決定します。
face angleの値は、選択したフェイスの法線と隣接するフェイスの法線との角度差に基づいて、どの面を選択するかを判断する際に使用されます。このフェイスの法線間の角度がface angleの値より小さい場合、フェイスは選択されます。エッジ選択じにおいても、エッジ間の角度がフェイス間の角度に代わって使用されることを除くと、そのプロセスは同様です。
重要: これは、セレクターがnodesに設定されており、更に選択モードが、faces、2d faces ext、free edges、free edges ext、edges、またはedges extに設定されている場合にのみ有効です。
individual selection
フェイス上の個々の要素、または要素の個々のフリー / 共有エッジを選択します。
重要: これは、セレクターがnodesに設定されており、更に選択モードが、faces、free edges、またはedgesに設定されている場合にのみ有効です。
edge angle
与えられたフェイスに沿ったエッジを分割します。エッジ角度が180度の場合、エッジはフェイスの連続境界となります。これより小さい値の場合、セグメント間の角度が指定した値を超えた場合でも境界エッジは分割されます。セグメントは、1つの要素のエッジです。
重要: これは、セレクターがnodesに設定されており、更に選択モードが、free edges、free edges ext、edges、またはedges extのいずれかに設定されている場合にのみ有効です。

Updateサブパネル

Updateサブパネルは、加速度の編集と更新に使用されます。
オプション 動作
entity selector 加速度を適用したいエンティティを選択します。加速度をnodesに適用する場合、このセレクターでは、どの節点に適用するかを指定します。pointsの場合、それらが存在する位置の節点が選択されます。compsの場合、選択されたコンポーネント内に含まれるすべての節点が選択されます。
nodesを選択した場合、スイッチをクリックして選択モードを変更します。
nodes
個々の節点を選択します。


図 11. 例:節点選択
face
2Dおよび3Dフェイス上のすべての節点を選択します。非連続性が2Dフェイスに存在する場合、その非連続性の合間の節点のみが選択されます。


図 12. 例:フェイス選択
2D faces ext
非連続性を含む2Dフェイス上のすべての節点を選択します。


図 13. 例:2DフェイスExt選択
loops
穴の境界線のような、フリーな閉じられたループ上の節点をすべて選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 14. 例:ループ選択
free edge
要素のフリーエッジ上のすべての節点を選択します。非連続性がエッジに存在する場合、その非連続性の合間のフリーエッジ上の節点のみが選択されます。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 15. 例:フリーエッジ穴
free edges ext
非連続性を含む要素のフリーエッジ上の節点をすべて選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 16. 例:フリーエッジExt選択
edge
フリーエッジ上または要素の共有エッジ(buttジョイント、L/cornerジョイント、Tジョイント)のすべての節点を選択します。非連続性がエッジに存在する場合、その非連続性の合間のエッジ上の節点のみが選択されます。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 17. 例:エッジ選択
edges ext
フリーエッジ上または不連続となる要素の共有エッジ(buttジョイント、L/cornerジョイント、Tジョイント)のすべての節点を選択します。
重要: SHELL要素でのみ有効です。


図 18. 例:エッジExt選択
display
表示記号を表示するモデル内の位置を指定します。
重要: これは、エンティティセレクターがcompsまたはsetsに設定されている場合にのみ有効です。
global system/ local system 加速度の向きを、ローカル座標系またはデフォルトのグローバル座標系に基づいて定義します。
vector 加速度の向きを定義する既存のベクトルエンティティを選択します。
curve
加速度カーブを選択します。
重要: これは、magnitude=がcurve, vector、またはcurve, componentsに設定されている場合のみ有効です。
magnitude= 線形のユースケースの場合は荷重の値を、過渡応答解析 / 動解析の場合はカーブを指定します。
N1 N2 N3
モデル上の2つまたは3つの節点を選択し、加速度が作用するベクトルを指定します。
重要: これは、magnitude=がconstant vectorまたはcurve, vectorに設定されている場合のみ有効です。


図 19. 作成前


図 20. 作成後
x comp, y comp, z comp
x、y、z成分の値を変更します。
重要: これは、magnitude=がconstant componentsまたはcurve, componentsに設定されている場合のみ有効です。
xscale= カーブのXスケールを変更する値を変更します(n倍など)。
vector direction 加速度が作用するベクトルを指定します。
relative size/uniform size
デフォルトでは、荷重はモデルサイズに応じて表示されます。
relative size=
荷重をモデルサイズに応じたサイズで表示します(デフォルト100)。
uniform size=
すべての荷重を同じサイズで表示します。
label loads モデリングウィンドウ内の荷重のテキストラベルを表示します。
load types 荷重タイプを選択します。

実行ボタン

ボタン 動作
create 加速度を作成します。
update 加速度を更新します。
review 加速度のレビューをします。
return パネルを終了します。