Solid Meshパネル

Solid Meshパネルは、エッジラインで定義された五面体または六面体ボリューム空間へのメッシュ作成に使用します。

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Solid Meshパネルでは、メッシングの前に、ボリューム空間を定義する必要があります。ボリューム空間は、以下の方法のうちのいずれかを使って定義できます。
opposite faces
ユーザーが指定したボリュームの2つのフェイス、および自動的に作成される4つの線形フェイスによるボリュームを定義することができます。opposite faces法を使ってボリュームを定義するには、ボリュームの向かい合う2つのフェイスを定義する空間内の2つの領域を定義する必要があります。この定義は、四辺形または三角形フェイスのいずれかの領域1と領域2についてラインを指定することによって行うことができます。
connecting faces
ユーザーによって定義される4つのフェイスと自動的に作成される2つのフェイスでボリュームを定義します。この方法を用いてボリュームを定義するには、五面体には3つの接続したライン、六面体には4つのラインを定義する必要があります。
all faces
6つすべての面が入力形状により定義されるボリュームを定義します。この機能に必要とされる入力データには、領域1と領域2を使って定義された相対する2つのフェイスと、適切な数の接続したラインが含まれます。この方法は、前記の2つの方法を組み合わせたものです。

Uniform Meshサブパネルでは、3つのメニュー項目density u =、density v =およびdensity w =でソリッドの3つの向かい合う辺上に作成されるべき要素の数を指定することができます。入力に対しそれぞれがアクティブになると、メニュー項目density u =、density v =およびdensity w =に対応するラインがハイライト表示されます。

接続するラインが選択されていない場合、HyperWorksは、2つのサーフェスを定義するラインの最も近い端点間を線形に補間し、接続するラインを作成します。

接続するラインが選択されていながら、サーフェス1とサーフェス2のラインは両方共選択されていない場合、HyperWorksは、接続するラインの端点間を線形に補間し、サーフェスラインを作成します。

選択されたラインが交差するかどうかの検証に使用されるトレランスは、Optionsパネルで変更することが可能です。

パネルオプション

オプション 動作
start region ソリッドメッシュの1つ目のサーフェスを定義する3つまたは4つのラインを選択します。


図 1.
end region ソリッドメッシュの向かい合う側のサーフェスを定義する3つまたは4つのラインを選択します。


図 2.
connecting 2つのサーフェスを結合する3つまたは4つのラインを選択します。


図 3.

実行ボタン

ボタン 動作
uniform mesh 3本、6本または9本のライン(五面体)、あるいは、4本、8本または12本(六面体)のラインで形成されるボリューム内に均等なメッシュを作成します。

選択されたラインがソリッドメッシュを形成する場合、Uniform Meshサブパネルが表示されます。

reject 最後に行った変更を取り消します。
return パネルを終了します。