Nodesパネル

Nodesパネルは、様々な方法を使用して節点を作成するのに使用します。

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XYZサブパネル

XYZサブパネルは、座標値(x,y,z)を指定することで節点を作成するのに使用します。


図 1. x=5、y=4、z=8の節点を作成。
座標値を入力する方法は複数あります。
  • x、y、zのそれぞれの入力欄に座標値を入力します。
  • x、y、zセレクターを使用し、モデリングウィンドウ内の節点を選択してそのx、y、zの座標値を自動入力します。節点を選択したら、そのx、y、zの座標値が自動的に対応する入力欄に表示されます。値は自由に変更することができます。
  • 節点セレクターを使用し、モデリングウィンドウ内の節点を選択してその座標値と座標系の値を自動入力します。選択された節点のx、y、z座標値と参照座標系の値が、それぞれ対応する入力ボックスに表示されます。値は自由に変更することができます。

On Geometryサブパネル

デフォルトでは、グローバル座標系に基づいて節点が作成されますが、座標系セレクターで指定されたローカル座標系を使用することもできます。座標系は、直交、円筒または球座標系のいずれかの指定が可能です。節点が作成された際、指定された参照座標系にアサインされます。節点は座標系に与えられた変更(移動や回転など)が、節点にも反映されます。

このサブパネルは、ポイント、ライン、サーフェス、プレーン上をグラフィカルに選択して節点を作成するのに使用します。節点を作成したい形状タイプを選択したら、モデリングウィンドウ内で、その形状上のいずれかの位置をクリックします。プレーン上の節点の場合、最初にプレーンを作成(create)する必要があります。このプレーンは、一時的な表示されないもので、これによって既存形状の外に節点を置くことを可能にします。


図 2. ライン上に節点を作成. サーフェスの境界ライン上に作成した節点


図 3. サーフェス上に節点を作成


図 4. プレーン上に節点を作成. プレーンは表示されていませんが、表示されているサーフェスと同じです

Arc Centerサブパネル

Arc Centerサブパネルは、指定された節点、ポイント、ライン群から求められる円弧の中心として最も近い節点を作成するのに使用します。

節点およびポイントから求める場合、少なくとも3点を指定する必要があります(図 5)。


図 5.
ラインから求める場合、直線を選択することはできません。既存の円弧は最も適した入力になります(図 6)。


図 6.
結合されていないラインでも直線でなければ、どのようなラインセットでも機能します(図 7)。


図 7.

オプションで、計算で求められた最もフィットする円弧が十分かどうかを確認するためのトレランスを指定することができます。これを指定しない場合、最もフィットする円弧は計算されたものになります。指定した場合は、入力したエンティティが円弧上トレランスの値内に位置しない場合にエラーとなります。

Extract Parametricサブパネル

Extract Parametricサブパネルは、ラインまたはサーフェス上のパラメトリックな位置に節点を作成するのに使用します。

ラインの場合:
  • 0.0 <= u lower bound <= u upper bound <= 1.0。
  • この2つの値が同じ場合、節点は1つのみ作成されます。
  • number of u nodesの値が1の場合、lower boundのみが使用されます。
  • parameterizationには、弧の長さ(arc length)または内部データ(internal)を指定できます。internalは、元々ラインがどのように作成されたかに依存し、arc lengthは、単純に均等に節点が分配されます。


図 8. ライン上に節点を作成. この例では、u lower boundに0、u upper boundに0.75、u nodesに5、arc lengthを指定しています
サーフェスの場合:
  • 0.0 <= u lower bound <= u upper bound <= 1.0。
  • 0.0 <= v lower bound <= v upper bound <= 1.0。
  • number of u/v nodesの値は、1以上を指定します。
  • 作成される節点の総数は、(number of u nodes * number of v nodes)の値と等しくなります。
  • サーフェスのパラメトリック領域は、表示されているサーフェス領域にスケールされます。節点は、表示されているサーフェス領域内に作成されます。


図 9. サーフェス上に節点を作成. u方向の0から0.75に5つの節点、v方向の0から0.66に3つの節点

Extract on Lineサブパネル

Extract on Lineサブパネルは、選択したライン上に等間隔または間隔を変化させた節点を作成するのに使用します。

図 10図 11図 12では、同じ入力ラインと7節点を使用し、bias intensityを5.0に設定しています:


図 10. Linear Bias


図 11. Exponential Bias


図 12. Bellcurve Bias

Interpolate Nodesサブパネル

Interpolate Nodesサブパネルは、既存の節点間に内挿によって等間隔または間隔比率を指定して節点を作成するのに使用します。

入力節点は、節点リストで指定します。各節点はリスト内の次の節点とペアとなるようにします。各節点ペアの間の直線上に指定された数の節点が作成されます。

図 13 は、異なるバイアスタイプでbias intensityを5.0に設定し、ラインの端点間に5つの節点を作成した場合の影響を示しています。


図 13.
図 14節点は、形状上でなく、3D空間内に作成されています。


図 14.

曲線上に節点を内挿する場合、interpolate on lineサブパネルを使用します。

Interpolate on Lineサブパネル

Interpolate on Nodesサブパネルは、既存の節点間またはライン上にの内挿によって等間隔または間隔比率を指定して節点を作成するのに使用します。

入力節点は、節点リストで指定します。各節点はリスト内の次の節点とペアとなるようにします。各節点ペアの間のライン上に節点が作成されます。

すべての入力節点は最初にライン上に投影されるため、節点は選択したライン上にある必要はありません。


図 15. ラインに沿った節点の内挿. 曲線に沿った2つの入力節点間に5つの節点が作成(Linearバイアシング使用)

Interpolate on Surfaceサブパネル

Interpolate on Surface サブパネルは、既存の節点間またはサーフェス上に内挿によって等間隔または間隔比率を指定して節点を作成するのに使用します。

入力節点は、節点リストで指定します。各節点はリスト内の次の節点とペアとなるようにします。各節点ペアの間のサーフェス上に節点が作成されます。


図 16. サーフェス上に節点を内挿. ハイライトされた対角の節点間に、Bellcurveバイアシングを使用して7つの節点を作成

すべての入力節点は最初にサーフェス上に投影されるため、節点は選択したサーフェス上にある必要はありません。

Intersectサブパネル

Intersectサブパネルは、形状エンティティの交差位置に節点を作成するのに使用します。組み合わせ可能な形状エンティティは、 lines/lines、lines/surfaces、lines/solids、lines/planes、vector/lines、vector/surfaces、vector/solids、 vector/planeです。


図 17. エンティティ同士の交差位置に作成された節点

サーフェス、ソリッドおよびプレーンの交差で、入力ラインまたはベクトルがサーフェス、ソリッド、またはプレーン上にある場合、不正確で予想できない結果となります。

ベクトルの場合、ベクトルの値と方向は結果に影響を与えません。ベクトルはモデル領域全体に拡張されます。