Replaceパネル

Replaceパネルは、ある節点を別の位置に再配置する、または2つの節点を結合する場合に使用します。

場所:1D、2D、および3Dページ

図 1では、グレーで示す節点が緑の円でハイライトされた節点によって置き換えられます。選択されている2つの節点の上の三角形要素が取り除かれ、その下の四角形要素が三角形要素に変換されます。


図 1.
図 2では、replace node機能はメッシュの非連続を閉じるのに使用されています。左側の図で確認できるギャップは、黄色い要素の節点を青い要素の節点で置き換えることで閉じることができます。equivalenceオプションは黄色の要素を青い要素の節点と同じ節点IDを使用して再定義し直すことで要素の連続性を保障します。


図 2.

節点が選択されるとすぐに置き換えが行われます。置き換えの実行を促すためのコマンドボタンはありません。ただし、実行を取り消す(Undo)ボタンのみ用意されています。パネルを離れる、またはその他の節点ペアを結合すると、置き換えは永続的なものとなり、このような場合はrejectで置き換えを取り消すことはできません。

節点の置き換えによって要素が壊れる場合、警告メッセージが表示されます。状況に応じて作業を進めます。
Yes
節点を置き換え、要素を壊すことを許可します。
No
置き換えを中止します。
yes to All
最初の置き換えとその後に続くすべての置き換えに対して自動的に置き換えを受け入れます。これによってパネルを終了して再度開くまで警告メッセージが表示されなくなります。
no to All
No to all最初の置き換えとその後に続くすべての要素が壊される可能性のある置き換えを自動的に中止します。これによってパネルを終了して再度開くまで警告メッセージが表示されなくなります。

パネルオプション

オプション 動作
replace: node 2つ目の節点の再配置位置となる節点を選択します。
with: node 保持する節点を選択します。これが元の位置に残るかどうかは、設定によって決まります。
equivalence 最初の節点を参照するエンティティを再定義し、2つ目の節点の節点IDを参照するように置き換えます。


図 3.
equivalenceチェックボックスを非選択にすると、置き換えられた節点を動かさない節点位置に移動します。このときどちらの節点も同じ座標値を持つ別々の節点として残ります。図 3の場合、非常に細長い要素として三角形要素が残ることの原因となります。
at mid-point 2つの各節点を、それぞれの元の位置の中間位置で結合します。影響を受ける要素は壊れたり変更されたりすることが考えられます。


図 4.
total = replace節点とwith節点の間のトータルの距離です。これは、表示専用データ(この値を変更することはできません)で置き換えが発生した際に自動的に入力されます。
x dist = replace節点とwith節点の間のX成分です。これは、表示専用データ(この値を変更することはできません)で置き換えが発生した際に自動的に入力されます。
y dist = replace節点とwith節点の間のY成分です。これは、表示専用データ(この値を変更することはできません)で置き換えが発生した際に自動的に入力されます。
z dist = replace節点とwith節点の間のZ成分です。これは、表示専用データ(この値を変更することはできません)で置き換えが発生した際に自動的に入力されます。

実行ボタン

ボタン 動作
replace 節点の再配置を行います。
return パネルを終了します。