Spotweldログファイル

spotweld.logファイルは、HyperWorksが起動されたディレクトリに書き出されます。.logファイルには、問題のあるスポット溶接要素に関連した情報が含まれています。

Spotweldログファイルの内容

  • 実行日と時刻
  • 溶接節点またはポイントのIDと座標値
  • 溶接される層の数(2T/3T/4T)
  • HyperWorksコンポーネントのID(マクロから作成された溶接の場合に溶接されたものが対象)
  • 正常に作成されなかった理由
  • 作成されたがシェル要素に垂直ではない溶接の場合、シェル要素プレーンに対する溶接の方向(角度)も出力されます。指定された角度のトレランスは、(+/-)5度です。
  • マクロを用いて溶接が作成される際、3Tから2Tへ、または4Tから3T/2Tへの変換、およびポイントIDと位置を指定するメッセージがプリントされます。

ファイルフォーマット

溶接ファイルに書き出されるメッセージは、作成される溶接のタイプによって異なります。さまざまな溶接タイプ用に書き出されるフォーマットは図 1および図 2の通り。
List of Failed/Angular Welds with Point IDs and location on 04-05-2001 at 14:14:45.
HM_Point#            2T           X           Y           Z           HM Component Ids
       26 2   2193.3940    496.5730   1454.4740       20101       20106    No components found within the tolerance at this location
       27 2   2164.3080    459.9280   1454.9820       20101       20106    Only one component found to weld within the tolerance at this location
図 1. MeshページのMacrosを介しMWFから作成される溶接
List of Failed/Angular Welds with Node IDs and location on 04-05-2001 at 14:28:47.
    Node#           X           Y           Z
       25     10.0000      0.0000      0.5000 Only one component found to weld within the tolerance at this location
       27      5.0000       0.0000      0.5000 Only one component found to weld within the tolerance at this location
       29     1.2000        0.1500      0.7000 Created at an angle     7.0942
図 2. Spotweldパネルから作成される溶接