RBE2要素の作成、レビュー、編集

RBE2の作成

RBE2要素は、パートの結合、固定境界条件の適用、および剛体結合が適切なその他の場所に広く使用します。要素の節点とその節点を構成する自由度に対して、RBE2によって剛体ボディの動作が適用されます。コネクター技術の使用が不要であるか望ましくない場合は、このツールを使用すると、RBE2を迅速に直接作成し、また変更できます。

制約事項: 現時点でサポートされているのは、OptiStructインターフェースとNastranインターフェースのみです。
  1. モデルリボンから RBE2ツールをクリックします。


    図 1.
    注: このRBE2ツールは、RBE3と剛体ボディも関係するドロップダウン操作のグループに属しています。RBE2が表示されない場合は、このアイコンの横にあるドロップダウン矢印をクリックします。
  2. 従属節点を選択します。

    少なくとも1つの従属節点が必要です。複数の従属節点を選択すると、RBE2がただちに作成され、同時に従属節点の重心位置に独立節点が自動的に作成されます。

    ここで従属として指定した自由度は、モデルにある他のエンティティ(RBE、MPC、SPCなど)に従属として指定することはできません。
    ヒント: 穴の中にRBE2をすばやく作成するには、エッジまたはフェイスセレクターを使用します。
  3. オプション: 独立節点を選択します。

    選択した従属節点が1つのみの場合は、独立節点を選択すると自動的にRBE2が作成されます。

    RBE2に複数の従属節点が存在する場合は、独立節点の選択を解除すると、重心位置に自動的に作成された独立節点が選択された状態に戻ります。

  4. オプション: RBE2に追加する従属節点の自由度を調整するには、マイクロダイアログをクリックします。
  5. オプション: 変換ツールを使用して独立節点の位置を変更するには、マイクロダイアログをクリックします。

    独立節点が他の要素に接続されている場合は、新しい節点が作成されて新しい位置に移動します。

  6. ガイドバーで、をクリックして別のRBE2を作成するか、をクリックしてツールを終了します。

RBE2の確認と編集

  1. RBE2ツールを編集モードで開くには、何も開いていない状態で以下のいずれかを実行します。
    • RBE3をダブルクリックします。
    • RBE2を選択し、右クリックメニューからEditを選択します。
    • RBE2を選択し、リボンアイコンからツールにアクセスします。
  2. 上記のアクションのいずれかを利用して、RBE2の連続性、DOF、独立節点の位置を確認または変更します。
  3. ガイドバーで、をクリックして別のRBE2を作成するか、をクリックしてツールを終了します。
ヒント:
  • ステータスとフィードバックについては、ガイドバーのエンティティステータスアイコンをご参照ください。このアイコンをクリックすると、現在のRBE2に合わせてビューが調整されます。
  • RBEツールで指定した変更は、自動的にデータベースにコミットされます。RBEを無効にする変更(従属節点の選択解除など)を実施すると、RBEを再び有効にするまでRBEは灰色表示になり、データベースは更新されません。必要な入力を特定するには、セレクターのエンティティステータスアイコンとエラーフラグが効果的です。
  • 複数の節点をまとめて追加するにはCtrlキー、まとめて削除するにはShiftキーを押したままで各節点を続けて選択します。CtrlキーまたはShiftキーを放すとRBEが更新されます。