/INISHE/ORTH_LOCまたは/INISH3/ORTH_LOC
ブロックフォーマットのキーワード 要素ごとのシェル要素直交異方性方向の初期化を記述します。
フォーマット
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/INISHE/ORTH_LOC/unit_ID または /INISH3/ORTH_LOC/unit_ID | |||||||||
shell_ID | nb_lay | npg | ndir | Iunit |
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定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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unit_ID | 単位識別子。 (整数、最大10桁) |
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shell_ID | 要素識別子 (整数) |
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nb_lay | 層数。 /PROP/SH_ORTH(この場合、nb_lay = 1)を除き、シェルプロパティで指定された層の数と同じである必要があります。 (整数) |
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npg | サーフェス求積点の数 (整数) |
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ndir | 各層の直交異方性方向の数 (整数) |
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Iunit | 入力角度単位フラグ
(整数) |
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局所参照フレームの第1方向に対する直交異方性の第1方向の角度。 (実数) |
または (Iunit =1の場合) | |
直交異方性の第1方向に対する、層iにおける直交異方性の第2方向の角度。プロパティ/PROP/TYPE16 (SH_FABR)および/PROP/TYPE51のみで使用されます。 (実数) |
または (Iunit =1の場合) |
コメント
- このオプションは、要素ごとのシェル要素における直交異方性の方向の初期化に使用できます。デフォルトでは、プロパティで定義された特性が使用されますが、このオプションによる定義が優先されます。
- 局所参照フレームについては、Radioss理論マニュアルのLocal Reference Frameをご参照ください。
- このオプションは、/PROP/TYPE9 (SH_ORTH)、/PROP/TYPE10 (SH_COMP)、/PROP/TYPE11 (SH_SANDW)、/PROP/TYPE16 (SH_FABR)、/PROP/TYPE51等の、直交異方性シェルプロパティとのみ適合性があります。