Point to Curveジョイントは、ボディ上に固定したカーブ上をスライドする別のボディ上の固定ポイントで構成されます。ポイントがカーブから外れることはできません。2番目のボディ上のカーブは、3Dカーブにする必要があるので、HyperWorksのカーブ(参照エンティティ)を使用して指定する必要があります。
Point to Curveジョイントを適切に指定するには、先に次のエンティティを作成する必要があります:
- Curvesパネルを使用して作成される2次元または3次元参照カーブエンティティ。
- ジョイントのBody 2に属し、カーブエンティティを参照マーカーの座標系に属しているものとして有意に記述できるように適切に配置したマーカー。
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現時点でAdvanced Jointパネルが表示されていない場合は、Projectブラウザまたはモデリングウィンドウで目的のアドバンストジョイントをクリックして選択します。
Advanced Jointパネルが自動的に表示されます。
- ConnectivityタブでBody
1をクリックしてモデリングウィンドウからボディを選択するか、Body 1をダブルクリックしてモデルツリーを開きます(ここから目的のボディを選択できます)。
注: MotionSolveのソルバーモードでは、参照マーカーが設定されたボディに基づいてBody 2が自動的に選択されます。
ADAMSのソルバーモードでは、このボディを明示的に選択できます。
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Pointコレクターをクリックして、モデリングウィンドウでPTCVジョイントのポイントを選択します(またはモデルツリーでポイントを選択します)。
これが、Body 1に属しているポイントになり、ジョイントに使用されるカーブ上に配置されます。
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Curveコレクターをクリックして、モデリングウィンドウでジョイントに使用するカーブを選択します(またはモデルツリーでカーブを選択します)。
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Ref Markerコレクターをクリックして、Body 2に属しているカーブ参照マーカーを選択します。
これで、Body 2欄に参照マーカーが属しているボディが自動的に表示されます。
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Initial Conditionsタブをクリックします。
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User Initial Condition
Markerチェックボックスをアクティブにし、Markerコレクターを使用して目的のマーカーを選択します。
ジョイントのデフォルトの初期条件マーカーは、Connectivityタブで指定した参照マーカーです。
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Use XYZチェックボックスをアクティブにし、X、Y、およびZの各欄に初期位置の値を入力してポイントの初期位置を指定します。
注: これらの値は、ConnectivityタブでPointを使用して指定した値より優先されます。
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Use velocityチェックボックスをアクティブにして、ポイントの初期速度を指定する値を入力します。
デフォルトで、このマーカーはBody 2に属しているジョイント参照マーカーに設定されます。