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FMU(.fmu)は、zip圧縮されたパッケージであり、モデルの説明(.xml)ファイルと並んで、そのFMUで表現しているモデルを解析するために必要なバイナリとリソースを格納できます。

FMUのタイプは、モデル交換(ME)または連成シミュレーション(CS)があり、どちらか一方もしくは両方を含めることができます。ME FMUは、呼び出し元ソルバーで解析できる所要の状態と変数を備えています。CS FMUは、独自のソルバーを伴うことができるほか、別のソルバーを呼び出すこともできます。この場合、1つのソルバーは呼び出し元ソルバーとして機能し、もう1つはFMUを解析するソルバーとして機能して、2つのソルバーによる連成シミュレーションでモデル全体を解析します。FMUには、MEとCSの両方のモードを設定できます。この場合は、FMUパネルのType属性が編集可能になり、FMUを解析するモードを選択できます。

Check FMUでは、FMI標準に従って用意されたFMUコンプライアンスチェッカーを通じてFMUを実行します。このチェッカーでは、FMUの内容に関する情報と併せ、各種情報の有効性を確認してFMUを実行しようとします。警告やエラーがあれば、ダイアログに表示されます。
注: MotionViewでは、モデルのチェック、ソルバーデックのエクスポート、シミュレーションの実行の際に、FMUが設定されたモデルに対してCheck FMUを実行し、エラーや警告を報告します。


図 1. Check FMUによるFMUコンプライアンスチェックログ

詳細については、次のトピックをご参照ください:

MV-7012: Functional Mockup Unit (FMU) in MotionView and MotionSolve

制御:FMU - XMLフォーマット

MotionSolve Reference GuideのARYVAL (MotionSolve Function)

*FMU() (HyperWorks Desktop Reference Guids > MotionView > MDL Statement)

http://www.fmi-standard.org/