ワーニングメッセージのデータベース

本セクションでは、数字の小さいほうからワーニングメッセージをリストしています。

OptiStructのワーニングメッセージデータベースには、OptiStructの実行について.outファイル内に出力された典型的なワーニングメッセージのリストが含まれています。現行のバージョン(version 2)には、遭遇した場合は実行の結果に影響が及ぶ可能性のある線形および非線形静解析に関連したメッセージが含まれています。

#300 ~ #599

WARNING 312

In static load case 2 the compliance is negative or large.Optimization/buckling analysis cannot be performed due to possible rigid body mode.

概要:

このワーニングは、モデル内に剛体運動が存在する、もしくは変形が極端に大きい場合に出されます。

解決案:
  1. 剛体運動を生じ得るモデリングのエラーがないか、モデルをチェックします。
  2. モデルの剛性と比べて荷重が極端に大きくないかをチェックします。
  3. PARAM, HGHCMPOKを用いて、負または非常に大きいコンプライアンス値をチェックするためのチェックのオンオフ切り替えを行うことができます。

WARNING 340

RBE3 element has nonzero weights at rotational (456) dofs of independent grids.This practice may result in undesirable load distribution – use with caution.

概要:

このワーニングは、RBE3要素の独立節点の回転自由度にゼロではない重みが割り当てられている際に出されます。

WARNING 341

RBE3 element has only two independent grids.This practice may result in undesirable load distribution – use with caution.
概要:

このワーニングは、RBE3要素が独立節点を2つだけ含んでいることを示しています。

WARNING 562

SUBCOM 2 has DEFORM loading not matching with all SUBSEQ static subcases.

概要:

このワーニングは、すべてのSUBSEQ静的サブケースと比較すると異なるDEFORM荷重が組み合わせサブケースについて指定されている際に出されます。

解決案:

組み合わせサブケースが確実に同じDEFORM荷重を有するようにします。

WARNING 562

SUBCOM 2 has no TEMP loading that some SUBSEQ static subcases have.

概要:

このワーニングはTEMP荷重が組み合わせサブケースに指定されているが、一部の個別のSUBSEQサブケースには指定されていない際に出されます。

解決案:

すべての個別のSUBSEQサブケースにTEMP荷重を定義します。

WARNING 562

SUBCOM 2 has TEMP loading not matching with all SUBSEQ static subcases.

概要:

このワーニングは、すべてのSUBSEQ静的サブケースと比較すると異なるTEMP荷重が組み合わせサブケースについて指定されている際に出されます。

解決案:

組み合わせサブケースが確実に同じTEMP荷重を有するようにします。

#600 ~ #999

WARNING 957

Curved thick shell correction (PARAM, CURVSHL2, YES) is not supported for composites and membrane-bending coupling (MID4 on PSHELL).Standard stress/strain calculations will be used.

概要:

PARAM,CURVSHL2,YESを介した修正は、膜-曲げ連成を伴う複合材とシェルには適用されません。そのようなエンティティがモデル内に存在する場合、それらの応力およびひずみ計算は、薄肉シェル用の標準計算を用いて行われます。

#1000 ~ #1199

WARNING 1027

Force data has zero force.

概要:

このワーニングは、特定の節点が集中荷重を擁するが、その荷重の大きさがゼロに設定されていることを示しています。

WARNING

Consistency requirement E=2G(1+NU) violated significantly.Different values of G (either provided or inferred depending on element type) will be used.See the Material Property Checks section of the documentation.

概要:

このワーニングは、弾性定数EGおよびNUの間の関係の不正に起因します。

解決案:
  1. MAT1エントリのEGおよびNUの値をチェックします。
  2. 弾性定数は2つのみ入力することが推奨されます。OptiStructは自動的に3つ目の定数を計算します。

WARNING 1042

The PARAM data <name1> is not recognized.

概要:

このワーニングは、モデル内に認識されないパラメータが指定されている際に出されます。パラメータが認識されないため、パラメータのフィーチャーがインプリメントされません。

解決案:

OptiStruct Reference Guideを参照し、そのパラメータがサポートされているかどうかを確認します。パラメータ名の綴りにエラーがないかをチェックします。

WARNING 1045

Moment data has zero moment.

概要:

このワーニングは、特定の節点について定義されているモーメントの大きさがゼロであることを示しています。

解決案:

WARNING 1048

PSHELL 2 has only membrane stiffness (blank MID2 and MID3) but 12I/T**3 and/or TS/T are not blank.

概要:

このワーニングは、PSHELLエントリ上のMID2(曲げ)およびMID3(横せん断)が空白であるのに、曲げ剛性パラメータ(12I/T3)および横せん断パラメータ(TS/T、横せん断板厚を膜板厚で割ったもの)が空白ではない場合に出されます。

解決案:

MID2MID3がモデル内で意図的に空白に設定されているかどうかを確認します。

WARNING 1052

Control card <name1> is not specified for SUBCASE # 2.Using ID 3 from default subcase.

概要:

このワーニングは、特定のサブケースエントリが1つのサブケースについて指定されていない際に出されます。OptiStructは、グローバルケースコントロールセクションで定義されたデフォルトのサブケースエントリを使用します。

解決案:

使用されているグローバルコントロールカードがこのサブケースに求められているものであることを確認します。そうでない場合、そのサブケースに特定のエントリを定義することができます。

WARNING 1055

SB blank or zero on PCOMP data, respective failure calculations will be skipped.

概要:

このワーニングは、許容層間せん断応力が空白のままとなっているにも関わらず、破壊計算の実行が要求されている場合に出されます。

WARNING 1073

PLOAD data has zero pressure.

概要:

このワーニングは、圧力境界条件の大きさが入力でゼロとなっている際に出されます。

WARNING 1075

GRAV data has zero gravity.

概要:

このワーニングは、重力ベクトルの成分がゼロに設定されていることを示しています。

WARNING 1086

Multiple and inconsistent definitions for TEMP(LOAD or BOTH).

概要:

このワーニングは、複数のTEMPERATUREエントリがサブケース情報セクションに存在し、それらが、同じ節点についての整合しない温度荷重を参照する複数の対応するバルクデータエントリを参照していることを示しています。

解決案:

サブケースセクションで付与されている荷重が求められているものかどうかを確認します。そうである場合、サブケース情報セクションから未使用のTEMPERATUREエントリを削除します。

WARNING 1101

Tapered BEAM's are not supported.Prismatic beam with adjusted properties will be used.Stress recovery location will not be adjusted, and may be incorrect.

概要:

このワーニングは、PBEAMLによって定義されているビーム要素がテーパー付きで、ロッド断面ではない際に出されます。現時点でOptiStructでは、ロッド断面タイプのビーム要素のみが、テーパー付きビームとしてサポートされています。

解決案:

ロッド断面タイプのテーパー付きビーム要素を使用するか、一定断面の角柱型のビームを使用します。

WARNING 1134

Missing ENDT in <name1> data.

概要:

このワーニングは、テーブルエントリ(たとえばTABLED1)がENDTキーワードの存在によって示されていない際に出されます。

解決案:

フィールドエントリが確実にENDTで終了するようにします。

WARNING 1144

ALIGN type weld does not use GAi, GBi nodes.

概要:

このワーニングは、1つ目(GAi節点)および2つ目(GBi節点)のパッチサーフェスの節点ID番号がCWELD要素内でALIGNタイプに定義されていない際に出されます。それらは必要とされません。

解決案:

要素定義の詳細については、CWELD要素タイプをご参照ください。

WARNING 1178

Both gap orientation vector and CID specified.Orientation vector will be ignored.

概要:

このワーニングは、方向成分およびCGAPまたはCGAPG要素のCIDの両方が指定されていない際に出されます。

解決案:

ギャップ要素についてギャップ方向ベクトルまたはCIDのいずれかを指定します。GAPPRM,CHKRUN,YESを設定し、すべてのギャップ要素が求められるとおり確実に設定することにより、フルモデルの実行に先立ちギャップ要素チェックを行います。

WARNING 1198

PSHELL 2 has T= blank (field 4): thickness value must be specified on all elements using this property.

概要:

このワーニングは、 PSHELLエントリで定義されている板厚値(T)が空白であることを示しています。

解決案:

板厚パラメータは、要素エントリまたはプロパティエントリのいずれかで定義することが可能です。節点板厚は、対応する要素エントリ(Tiフィールド)を介して定義できます。

#1200 ~ #1999

WARNING 1221

Stress recovery points at intermediate locations are not supported.Only endpoints will be used for stress recovery.

概要:

このワーニングは、CBEAMに沿った中間ステーションにおける応力リカバリーが要求される際に出されます。現時点でOptiStructでは、これはサポートされていません。詳細については、およびPBEAMバルクデータカードの項をご参照ください。

解決案:

考え得る1つの選択肢として、同じ長さ内の1D要素の数を増やしてより多くの結果情報を得ることが挙げられます。

WARNING 1223

Stress recovery points at both endpoints do not match.Endpoint B will use the same recovery location as endpoint A.

概要:

このワーニングは、CBEAM要素について、端点AおよびBにおける応力リカバリーポイントが一致しないことを示しています。これらは同じでなければなりません。

WARNING 1232

Neutral axis offsets (N1, N2) do not match at both endpoints.Averaged values will be used in the solver.

概要:

このワーニングは、PBEAM要素内で端点A(N1A, N2A)における中立軸の座標が端点B(N1B, N2B)と一致しない際に出されます。

WARNING 1284

No SPC or SUPORT1 data specified for static SUBCASE.

概要:

このワーニングは、モデル内の対応する静的サブケースについてSPCまたはSUPORT1拘束条件が指定されていないことを示しています。

解決案:

モデルが確実に拘束されるようにします。

WARNING 1345

Card <name1> was present above the first SUBCASE section, but this default was not needed in any SUBCASE.

概要:

このワーニングは、1つのモデルについてグローバルケースコントロールカードが定義されている際に出されます。このデフォルトはどのサブケースでも必要ではありませんでした。

詳細についてはリファレンスガイド内のバルクデータ入力ファイルをご参照ください。

解決案:

モデル内のどのサブケースによっても、グローバルエントリが使用されることは意図されないようにします。

WARNING 1377

Temperature-dependent materials are present in Linear Static subcases without SYSSETTING, TLOADMAT,1/2.TEMP(BOTH) or TEMP(MAT) depending on their order) will be used to update material properties for temperature-dependent materials in linear static subcases.If TEMP(BOTH) and TEMP(MAT) are not present, then TEMP(INIT) is used instead.

概要:

このワーニングは、線形静的サブケースを含むモデル内でSYSSETTING,TLOADMATなしに温度依存の材料プロパティが存在している際に出されます。

WARNING 1635

Syntax error in DEQATN.The number of characters in the label "<name1>" exceeds 8.Name of this variable was truncated.

概要:

DEQATNエントリは、固定フォーマットおよびフリーフィールドフォーマットのみで指定されなければなりません。ラージフィールドフォーマットはサポートされていません。詳細についてはリファレンスガイド内のバルクデータのガイドラインおよびDEQATNエントリの項をご参照ください。

8文字を上回る変数名は単に無視され、その結果、DEQATNエラーが起こるか、もしくは意図したものとは異なる無効な式となってしまいます。

解決案:

8文字以内の変数名を使用します。

WARNING 1652

Multiple XYPLOT, XYPEAK, or XYPUNCH on this card.

概要:

このワーニングは、重複した操作がXYPLOT/XYPEAK/XYPUNCHコマンドで定義されている際に出されます。このコマンドは、入力ファイルの入出力オプションセクションで変更できます。

解決案:

モデル内で複数のXYPLOT/XYPEAK/XYPUNCHエントリが定義されていないかチェックします。定義されていた場合は、そのランについて対象とするエントリを保持できるかを確認します。

WARNING 1710

2 PARAM(s) were not recognized.

概要:

このワーニングは、モデル内に認識されないパラメータが指定されている際に出されます。パラメータが認識されないため、パラメータのフィーチャーがインプリメントされません。

解決案:

OptiStruct リファレンスガイドで、そのパラメータがサポートされているかどうかを確認します。パラメータ名の綴りにエラーがないかをチェックします。

WARNING 1733

ID list in SET has duplicate entries, or overlapping 'thru' ranges.

概要:

このワーニングは、SETで重複したエントリが存在していることを示しています。

解決案:

SETエントリに求められているエントリが含まれているかどうかを確認します。

WARNING 1931

SPC SID=4 is not referenced by Case Control.

概要:

このワーニングは、単点拘束バルクデータエントリがどのサブケースでも、もしくはグローバルケースコントロールセクションから参照されていないことを示しています。

解決案:
  1. モデルが正しく拘束されているかどうかを確認します。
  2. このSPCバルクデータエントリが要求されている場合、SPCエントリを使ってそれをサブケースセクションまたはグローバルケースコントロールセクション内で参照します。

WARNING 1955

Static Loadcase 2 has zero static force vector.

概要:

このワーニングは、荷重ケース内でゼロ静的荷重ベクトルが定義されている際に出されます。

#2000 ~ #2999

WARNING 2278

PARAM, AUTOSPC or PARAM, PRGPST are used together with AUTOSPC card.AUTOSPC is recommended replacement for these two PARAMs.

概要:

このワーニングは、AUTOSPCカードとPARAM,AUTOSPCの両方が解析内で定義されている際に出されます。

解決案:

AUTOSPCカードはパラメータPARAM, AUTOSPCおよびPARAM,PRGPSTに取って代わります。これらのパラメータカードを削除します。

WARNING 2414

PSHELL 2 has small thickness <#> which is less than or equal to the PARAM, SHL2MEM setting <#>, so it will be converted to pure membrane by removing MID2 and MID3.

概要:

PSHELLバルクデータエントリの膜板厚(T)がPARAM,SHL2MEMを用いて指定された値よりも小さい場合、PARAM, SHL2MEMは自動的にシェルプロパティを膜プロパティに変換します。

解決案:

このコンフィギュレーションが現行のモデルで望まれない場合、PARAM, SHL2MEMの設定を削除することができます。

WARNING 2418

OptiStruct does not allow rigid elements connected to GRIDs which are affected by PERBC, CONNECT.

概要:

このワーニングは、PERBC拘束に結合された剛体要素(RBARRBE1RBE2RBODYなど)が存在していることを示します。PERBCは、周期的境界条件をモデルに適用するために使用されるコマンドです。

解決案:

剛体要素タイプの詳細についてはOptiStructリファレンスガイドをご参照ください。

#3000 ~ #3999

WARNING 3003

The Young's modulus calculated from the TABLES1 bulk data entry ID=2 is not equal to the value specified in the corresponding MAT1.This will produce inconsistent elastic and plastic formations and may yield unexpected results.

概要:

TIDが対応するMATS1エントリで定義されている場合、TABLES1データから計算されたヤング率は、MAT1エントリで定義されたヤング率と等しくなければなりません。

解決案:

2つのヤング率が等しいか確認します。

WARNING 3004

The initial yield stress defined in the TABLES1 bulk data entry ID=2 is not equal to the value specified in the corresponding MATS1.This may yield unexpected results.

概要:

MATS1内の初期降伏点は、LIMIT1を介して定義することができます。これは、TABLES1バルクデータエントリを介して参照することも可能です。このワーニングは、2つの初期降伏応力が等しくないことを示しています。

解決案:
  1. 2つの初期降伏応力が等しいか確認します。
  2. 初期降伏点がTABLES1またはTABLEGエントリを介して定義されている場合、LIMIT1フィールドは空白にできます。

WARNING 3055

No CNTNLSUB is defined for subcase 2.This may cause incorrect results in the pretensioned subcase due to load path dependent behavior.

概要:

サブケース情報セクションの中でCNTNLSUBコマンドを使用すると、前のサブケースからの非線形ソリューションを継続できます。これが定義されていない場合、非線形サブケースは初期の応力フリー状態のモデルから新規のソリューションシーケンスを実行します。これは、正しくない結果をもたらすことがあります。

解決案:

荷重経路依存の問題については、CNTNLSUBコマンドの使用が推奨されます。

WARNING 3058

Pretension definition <name1> 2 uses negative value which stretches the bolt.

概要:

このワーニングは、負の荷重または調整(短縮)の値がプリテンション解析で定義されている際に出されます。PTADDPTADJSTPTFORCEおよびPTFORCE1バルクデータエントリでこのワーニングが出されることがあります。

解決案:

負の値が、サブケースセクションでプロテンショニングについて参照されるバルクデータエントリ内で指定されているかどうかを確認します。

WARNING 3065

PBUSH/PBUSHT 2: Ki (i=3) is none-zero and the corresponding KN-TIDi is given.In linear analysis, Ki is used and KN-TIDi is ignored

概要:

このワーニングは、KKNの両方がPBUSHTエントリに定義されている際に出されます。KNは荷重vs.変形テーブルを参照し、非線形解析にのみ使用されます。

解決策:
  1. 線形解析の場合、PBUSHT上でKのみが使用されるため、対応するK値がこのモデルに求められているかどうかを確認します。
  2. KNが必要とされていない場合、それらはいかなる線形解析でも使用されないので、モデルから削除することが可能です。

#4000 ~ #4999

WARNING 4804

Failure index output request is no longer activated by CSTRESS card.Please use CFAILURE card to request the failure index output.

概要:

このワーニングは、CSTRESSサブケース情報エントリで破壊指数出力(FT)がリクエストされている際に出されます。OptiStructCSTRESSカードを介して破壊指数をアクティブ化しないようになっています。

WARNING 4816

Material id 2 referred by property id 3 does not have MATF defined.PUCK failure calculation is skipped.

概要:

このワーニングは、/FAIL/PUCKがプロパティエントリで定義されているがMATFが参照材料エントリで定義されていない場合に出されます。

解決案:

OptiStructは破壊計算をスキップします。

WARNING 4901

Material constants (Deviatoric) order for MATHE #2 is not specified.

概要:

このワーニングは、変形ひずみエネルギー多項式関数(NA)がMATHEエントリで指定されていないことを示しています。OptiStructはデフォルトの次数N=2を使用します。

Material constants (Volumetric) order for MATHE #2 is not specified

概要:

このワーニングは、体積ひずみエネルギー多項式関数(ND)がMATHEエントリで指定されていないことを示しています。OptiStructはデフォルトの次数N=1を使用します。

WARNING 4907

FLLWER definition is valid for large-displacement nonlinear analysis only.Follower force calculation is disabled for subcase #2.

概要:

このワーニングは、追従荷重が微小変位非線形解析でアクティブ化されている際に出されます。フォロワーの荷重の定義は、大変位解析にのみ有効です。

WARNING 4925

Load set # 2, which references pressure loads (PLOAD/PLOAD2/PLOAD4), is applied in large displacement nonlinear analysis SUBCASE # 3 without follower option specified.Follower effect with follower option '1' will be taken into account for these pressure loads in SUBCASE #4.

概要:

大変位非線形解析では、圧力荷重はデフォルトでは追従荷重です。このデフォルトの追従効果は、PARAM,FLLWER,0の使用によりオフに切り替えることができます。

WARNING 4735

No contact element is created for CONTACT 2 at the start of analysis.The SRCHDIS of this contact is 1.123400.It may be necessary to use a larger SRCHDIS (e.g., 2.123400).It is also possible that the Secondary nodes/facets are not in the projection zone of the Main surface.

概要:

CONTACTエントリとTIEエントリのSRCHDISフィールドは、接触インターフェースを作成するための探索距離基準です。指定すると、メインサーフェスからSRCHDISの距離以内にあるセカンダリ節点でのみ接触条件がチェックされます。

#5000 ~ #5999

WARNING 5600

The coordinate system, 2, specified by PARAM UCORD was not defined.

概要:

このワーニングは、PARAM,UCORDでユーザーにより指定されている座標系IDがモデル内に見つからない際に出されます。詳細についてはリファレンスガイド内のPARAM, UCORDをご参照ください。

WARNING 5611

The rigid element contribution is not included in geometric stiffness matrix for buckling.PARAM, KGRGD, YES will consider it.

概要:

このワーニングは、RBE2のような剛体要素が座屈解析に使用されている際に出されます。デフォルトでは、幾何剛性に対する剛体要素の寄与は含まれていません。

解決案:

バルクデータセクション内のPARAM,KGRGD,YESを使って影響を調べます。

WARNING 5700

No result of shell elements in Subcase 1 Load 7 satisfies the output filter defined by THRESH in STRESS.

概要:

このワーニングは、ユーザーにより要求された結果が結果カードのしきい値を満足していない場合に出されます。たとえば、ランダム応答解析でSTRESSサブケース情報エントリ内のTHRESHによって定義された出力フィルターが大きく、応力結果が出力され得ません。

WARNING 5703

Surface stress is only available for solid elements with MAT1 or MAT2.Surface stress of solid elements with MAT ID = 2 will not be calculated.

概要:

サーフェス応力が要求されている場合、OptiStructは、モデル内のソリッド要素の外表面に自動的に2次元スキンを作成します。

解決案:

MAT1またはMAT2材料を用いてサーフェス応力を出力します。

WARNING 5721

Neuber stress is included.Shells and solids will be treated as linear elements for all the subcases, and MATS1 will be only used for Neuber correction.

概要:

ノイバー補正応力およびひずみはそれぞれ弾性解析からフォンミーゼス応力およびひずみ、ヤング率、MATS1バルクデータエントリ上で定義された非線形材料特性に基づいて計算されます。MATS1はノイバー補正にのみ使用されます。

WARNING 5730

Elements with linear material will be excluded from Neuber stress/strain output.

概要:

ノイバー法は弾性結果を修正して局所塑性を捕捉します。線形材料を含む要素は、ノイバー応力 / ひずみ出力から除外されます。

WARNING 5741

CSTRESS is requested but SOUTi in PCOMP(G) 2 is blank.

概要:

このワーニングは、CSTRESS/CSTRAIN/CFAILUREカードがサブケース情報セクションで定義されている際に出されます。CSTRESS/CSTRAIN/CFAILUREはそれぞれ複合材の応力 / ひずみ / 破壊出力を要求します。

解決案:

PCOMP内のSOUT#YESに変更します。

WARNING 5809

The CBUSH/CBUSH1D/CELASx (x = 1/2/2F/3/4/4F) element 2 is defined with a negative spring stiffness.

概要:

このワーニングは、スプリング剛性の負の値がPBUSH/PBUSH1D/CELASxカードで指定されている際に出されます。

#6000 ~ #7999

WARNING 6327

Loadcase 2 contains conflicting STRESS/STRAIN/FORCE output requests.CORNER, BILIN, CUBIC or SGAGE must be identical for all output formats.

概要:
このワーニングは、STRESS/STRAIN/FORCEカードについて矛盾した出力要求が為されている際に出されます。入力デック内の矛盾する出力要求についてのサンプル定義は:
STRAIN (center) = ALL
STRESS(cubic) = ALL

WARNING 6328

Loadcase 2 contains a MPCFORCE output request but NLOUT incremental output isn't available for small displacement analysis.Results will be output for the last increment exclusively.

概要:

このワーニングは、特定の出力要求がOptiStructで行われ、それらが微小変位解析では利用できない際に出されます。たとえば、MPCFORCEは大変位解析にのみ使用が可能です。

WARNING 6337

GPFORCE(ELEM,H3D)=ALL is requested for loadcase 2.This may significantly increase the memory requirements and computational cost.Please consider using a smaller SET of grids instead.

概要:

要素寄与を伴う節点力GPFORCE(ELEM,H3D)はきわめて大きいメモリ使用量と計算時間を要する場合があります。

解決案:

可能である場合、より小さなセットの使用を考慮します。

WARNING 7807

PARAM, AUTOMSET, YES is present along with JOINTG.PARAM, AUTOMSET, YES will not be honored in this case.

概要:

PARAM,AUTOMSET,YESは、JOINTGがモデル内に存在していると適用されません。