FORMAT

入出力オプションエントリ入出力オプションセクションの中でFORMATコマンドを使用すると、結果を出力するフォーマットを指定できます。

フォーマット

FORMAT = option

定義

引数 オプション 説明
option <ASCII、OS、OPTI、HM、HYPER、BOTH、H3D、FLX、NASTRAN、PUNCH、PATRAN、APATRAN、O2、OUT2、OP2、PLOT、NONE>
OPTI、OS、ASCII
OptiStruct ASCII結果ファイルを出力します。
HM、HYPER
HyperMeshバイナリ結果ファイル（.resファイル）を出力します。
BOTH
HMとOPTIの両方を定義するのと同じです。
H3D
Hyper3Dバイナリ結果ファイル（.h3dファイル）およびHTMLレポート（.htmlファイル）を出力します。
FLX（デフォルト）
HMとH3Dの両方を定義するのと同じです。
NASTRAN、PUNCH
Nastran punchファイルフォーマット（.pchファイル）を出力します。
PATRAN、APATRAN
複数のPatran ASCII結果ファイルを出力します。APATRANを指定すると、別のファイル命名規則に従って異なる名前が付けられた、同じ内容のファイルが複数出力されます。
O2、OUT2、OP2
Nastranバイナリoutput2ファイルフォーマット（.op2ファイル）を出力します。 4
PLOT
バルクデータセクションでPARAM, POSTが定義されている場合、結果をNastran output2フォーマット（.op2ファイル）で出力します。
NONE
解析の出力を要求しません。このコマンドは他のFORMATコマンドと併用できません。

コメント

  1. OUTPUTエントリの情報がFORMATエントリの情報よりも優先されます。これらのエントリがいずれも定義されていない場合、コンフィギュレーションファイルで定義されている出力フォーマットが使用されます。OptiStructコンフィギュレーションファイルでフォーマットが定義されていない場合は、デフォルトでHMフォーマットとH3Dフォーマットがアクティブになります。
  2. 複数のFORMATコマンドを指定することができます。
  3. FORMATコマンドではなく、OUTPUTコマンドを使用することを推奨します。後者の方が柔軟性が高く、最適化時に複数のフォーマットに対してそれぞれ異なる出力頻度を指定できるためです。
  4. format=OUTPUT2を使用して、Nastran output2フォーマット（.op2ファイル）で結果を出力するように要求することもできます。