Punchファイル

使用可能なさまざまなタイプのPunchファイルのリストを次に示します:

加速度

Nastran Punch(PCH)フォーマットファイルには、複数の解析タイプにわたりサポートされているさまざまな出力が含まれています。

出力要求の開始および対応するパラメータは、ACCELERATION入出力オプションおよびサブケース情報エントリによって制御されます。

加速度の出力フォーマット、およびPCHファイル内の情報は、次の内容によって異なります:
  1. 解析タイプ
  2. 要求された対応する出力パラメータ

このドキュメントには、対応する出力パラメータ(該当する場合)とともに、さまざまな解析タイプのPCH出力に関する詳細が含まれます。例:実際のモデルからのPCH出力は、その出力のさまざまなセクションに関する情報とともに示されます。

同様のPCHフォーマットドキュメントを、サポートされているすべての出力変数(STRESSSTRAINなど)で使用可能です。サポートされている出力変数とPCH出力フォーマットの全リスト、および詳細な各PCHフォーマットドキュメントへのリンクについては、.pchファイルをご参照ください。

一般的な加速度PCHフォーマット(ファイル仕様)

PCHファイル内の情報は要求された出力に応じて異なりますが、PCHファイルのいくつかの部分は共通しており、その構文はほとんどの出力データにわたり同様となります。

PCHファイルはデータブロックで構成されており、そのそれぞれに、リストされたサブケースまたは後続のサブセットデータ(固有値やタイムステップなど)の対応する情報が含まれています。

各データブロックは、次のフォーマットで出力されます。

行1 - $TITLE = これは、ソルバー名(OptiStruct)およびバージョン番号(14.0.220など)を表します。

行2 - $SUBTITLE =

行3 - $LABEL = これは、現在のサブケースのラベルです(これはモデル内で入力される)。

行4 - $<result type> = これは、このデータブロック内に出力されている結果のタイプを表します。

行5 - $SUBCASE ID = これは、このデータブロックに結果が出力されるサブケースのIDを表します。行3の$LABELフィールドは、このサブケースに対応しています。

周波数応答解析

周波数応答解析でサポートされている加速度出力パラメータ。

General(デフォルト)

デフォルト設定での加速度結果では、たとえば、ACCELERATION(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。周波数応答解析では、加速度結果は荷重周波数ごとに出力されます。


図 1.

Sorted Output

結果は、General(デフォルト)で示しているように、SORT1(デフォルト)引数を使用して周波数に基づいてソートできます。周波数応答解析では、グリッドにSETを指定していない場合はSORT1、それ以外の場合はSORT2がそれぞれデフォルトで使用されます。


図 2. SORT2引数は、グリッド / 要素をグループ化した結果をソートします

Output Form (form)

出力のフォーマットは、formオプションを使用して選択できます。PCH出力の場合は、REAL/IMAG(デフォルト)またはPHASE引数を使用可能です。REAL/IMAG引数は、直交フォーマットで出力を提供します(Sorted Outputで示したとおり)。


図 3. PHASE引数は、極フォーマットで出力を提供します

Filtered Output (peakoutput)

出力は、指定された応答ピークが発生する荷重周波数に基づいてフィルタリングできます。これは、PEAKOUTバルクデータエントリ上で制御できます。PCH出力のフォーマットは、前の項で示したフォーマットと同じです。出力は、荷重周波数の、より小さいサブセットのみとなります。

Normal Acceleration (type)

シェル要素とソリッド要素のサーフェス上の節点の法線方向加速度結果が出力されます。NORMAL引数を使用してこの出力を生成できます。現在、PCHファイルでは、NORMAL加速度結果は使用できません。

ファイルのスペックセクションの直ぐ次の.pchファイルに出力される情報の順は:
番号
結果タイプ
1
MPCFORCEが要求される節点のID
2
結果が特定の節点についてであることを識別する文字“G”
3
Xに沿った並進MPCFORCEの実数部
4
Yに沿った並進MPCFORCEの実数部
5
Zに沿った並進MPCFORCEの実数部
6
Xに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の実数部
7
Yに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の実数部
8
Zに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の実数部
9
Xに沿った並進MPCFORCEの虚数部
10
Yに沿った並進MPCFORCEの虚数部
11
Zに沿った並進MPCFORCEの虚数部
12
Xに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の虚数部
13
Yに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の虚数部
14
Zに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の虚数部

ランダム応答解析

ランダム応答解析でサポートされている加速度出力パラメータ。

General(デフォルト)またはRandom Output (random)

デフォルト設定での加速度結果では、たとえば、ACCELERATION(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。ランダム応答解析では、加速度結果は、基本的には、荷重周波数ごとのパワースペクトル密度値となります。PSD出力(PSDF引数を使用)がPCHファイルに出力されます。RMS(累積)またはRMS(周波数領域全体)は、PCHファイルに出力されません。RMS結果はH3Dファイルにのみ出力されます。


図 4.

線形過渡応答解析

線形過渡応答解析でサポートされている加速度出力パラメータ。

General(デフォルト)

デフォルト設定での加速度結果では、たとえば、ACCELERATION(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。過渡応答解析の場合、PCHファイルには、デフォルトではSORT2フォーマットで加速度値が含まれます。つまり、各グリッドの結果がグループ化されます。


図 5.

Sorted Output

結果は、General(デフォルト)で示しているように、SORT1(デフォルト)引数を使用して節点に基づいてソートできます。過渡応答結果のデフォルトのソートはSORT2であるため、過渡応答結果は、周波数応答結果とは異なります。


図 6. SORT1引数は、タイムステップをグループ化した結果をソートします

フーリエ変換による線形過渡応答解析

フーリエ変換による線形過渡応答解析でサポートされている加速度出力パラメータ。

General(デフォルト)

デフォルト設定での加速度結果では、たとえば、ACCELERATION(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は線形過渡応答解析と同じフォーマットで表示されます。

変位

Nastran Punch(PCH)フォーマットファイルには、複数の解析タイプにわたりサポートされているさまざまな出力が含まれています。

出力要求の開始および対応するパラメータは、DISPLACEMENT入出力オプションおよびサブケース情報エントリによって制御されます。

変位の出力フォーマット、およびPCHファイル内の情報は、次の内容によって異なります:
  1. 解析タイプ
  2. 要求された対応する出力パラメータ

このドキュメントには、対応する出力パラメータ(該当する場合)とともに、さまざまな解析タイプのPCH出力に関する詳細が含まれます。例:実際のモデルからのPCH出力は、その出力のさまざまなセクションに関する情報とともに示されます。

同様のPCHフォーマットドキュメントを、サポートされているすべての出力変数(STRESSSTRAINなど)で使用可能です。サポートされている出力変数とPCH出力フォーマットの全リスト、および詳細な各PCHフォーマットドキュメントへのリンクについては、.pchファイルをご参照ください。

一般的な変位PCHフォーマット(ファイル仕様)

PCHファイル内の情報は要求された出力に応じて異なりますが、PCHファイルのいくつかの部分は共通しており、その構文はほとんどの出力データにわたり同様となります。

PCHファイルはデータブロックで構成されており、そのそれぞれに、リストされたサブケースまたは後続のサブセットデータ(固有値やタイムステップなど)の対応する情報が含まれています。

各データブロックは、次のフォーマットで出力されます。

行1 - $TITLE = これは、ソルバー名(OptiStruct)およびバージョン番号(14.0.220など)を表します。

行2 - $SUBTITLE =

行3 - $LABEL = これは、現在のサブケースのラベルです(これはモデル内で入力される)。

行4 - $<result type> = これは、このデータブロック内に出力されている結果のタイプを表します。

行5 - $SUBCASE ID = これは、このデータブロックに結果が出力されるサブケースのIDを表します。行3の$LABELフィールドは、このサブケースに対応しています。

周波数応答解析

周波数応答解析でサポートされている変位出力パラメータ。

General(デフォルト)

デフォルト設定での変位結果では、たとえば、DISPLACEMENT(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。周波数応答解析では、変位結果は、荷重周波数ごとに出力されます。


図 7.

Sorted Output

結果は、General(デフォルト)で示しているように、SORT1(デフォルト)引数を使用して周波数に基づいてソートできます。周波数応答解析では、グリッドにSETを指定していない場合はSORT1、それ以外の場合はSORT2がそれぞれデフォルトで使用されます。


図 8. SORT2引数は、グリッド / 要素をグループ化した結果をソートします

Output Form (form)

出力のフォーマットは、formオプションを使用して選択できます。PCH出力の場合は、REAL/IMAG(デフォルト)またはPHASE引数を使用可能です。REAL/IMAG引数は、直交フォーマットで出力を提供します(Sorted Outputで示したとおり)。


図 9. PHASE引数は、極フォーマットで出力を提供します

Filtered Output (peakoutput)

出力は、指定された応答ピークが発生する荷重周波数に基づいてフィルタリングできます。これは、PEAKOUTバルクデータエントリ上で制御できます。PCH出力のフォーマットは、前の項で示したフォーマットと同じです。出力は、荷重周波数の、より小さいサブセットのみとなります。

モーダル出力(modal)

モーダル変位は、MODAL引数を使用してどのモーダル周波数応答サブケースについても出力できます。モーダル変位は出力されますが、対応するFRF変位は一緒に出力されません。したがって、FRF変位が出力されるか(MODAL引数なし)、モーダル変位が出力されるか(MODAL引数あり)のどちらかとなります。


図 10.

Normal Displacement (type)

シェル要素とソリッド要素のサーフェス上の節点の法線方向変位結果が出力されます。NORMAL引数を使用してこの出力を生成できます。現在、PCHファイルでは、NORMAL変位結果は使用できません。

ランダム応答解析

ランダム応答解析でサポートされている変位出力パラメータ。

General(デフォルト)またはRandom Output (random)

デフォルト設定での変位結果では、たとえば、DISPLACEMENT(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。ランダム応答解析では、変位結果は、基本的には、荷重周波数ごとのパワースペクトル密度値となります。PSD出力(PSDF引数を使用)がPCHファイルに出力されます。RMS(全周波数)は、PCHファイルに出力されます。ただし、特定周波数までのRMS結果は、PCHファイルに出力されません。


図 11.

線形過渡応答解析

線形過渡応答解析でサポートされている変位出力パラメータ。

General(デフォルト)

デフォルト設定での変位結果では、たとえば、DISPLACEMENT(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。過渡応答解析の場合、PCHファイルには、デフォルトではSORT2フォーマットで変位値が含まれます。つまり、各グリッドの結果がグループ化されます。


図 12.

Sorted Output

結果は、General(デフォルト)で示しているように、SORT1(デフォルト)引数を使用して節点に基づいてソートできます。過渡応答結果のデフォルトのソートはSORT2であるため、過渡応答結果は、周波数応答結果とは異なります。


図 13. SORT1引数は、タイムステップをグループ化した結果をソートします

モーダル出力(modal)

モーダル変位は、MODAL引数を使用してどのモーダル過渡応答サブケースについても出力できます。モーダル変位は出力されますが、対応する過渡応答解析変位は一緒に出力されません。したがって、過渡応答解析変位が出力されるか(MODAL引数なし)、モーダル変位が出力されるか(MODAL引数あり)のどちらかとなります。

Punchファイル内の出力のフォーマットは、適用したソート(SORT1/SORT2)オプションによって異なります。


図 14. SORT1, MODAL


図 15. SORT2, MODAL

フーリエ変換による線形過渡応答解析

フーリエ変換による線形過渡応答解析でサポートされている変位出力パラメータ。

General(デフォルト)

デフォルト設定での変位結果では、たとえば、DISPLACEMENT(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は線形過渡応答解析と同じフォーマットで表示されます。

線形および非線形静解析

線形静解析でサポートされている変位出力パラメータ。

General(デフォルト)

デフォルト設定での変位結果では、たとえば、DISPLACEMENT(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。


図 16.

線形座屈解析

線形座屈解析でサポートされている変位出力パラメータ。

General(デフォルト)

デフォルト設定での変位結果では、たとえば、DISPLACEMENT(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。線形座屈解析では、固有ベクトルが出力されます。各固有ベクトルブロックの一番上に、固有値およびモード番号も出力されます。


図 17.

ノーマルモード解析

ノーマルモード解析でサポートされている変位出力パラメータ。

General(デフォルト)

デフォルト設定での変位結果では、たとえば、DISPLACEMENT(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。ノーマルモード解析では、固有ベクトルが出力されます。各固有ベクトルブロックの一番上に、固有値およびモード番号も出力されます。


図 18.

複素固有値解析

複素固有値解析でサポートされている変位出力パラメータを次に示します:

General(デフォルト)

デフォルト設定での変位結果では、たとえば、DISPLACEMENT(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。複素固有値解析では、変位結果は、基本的には、複素固有モード、および対応する複素固有値となります。


図 19.

Output Form (form)

出力のフォーマットは、formオプションを使用して選択できます。PCH出力の場合は、REAL/IMAG(デフォルト)またはPHASE引数を使用可能です。REAL/IMAG引数は、直交フォーマットで出力を提供します(General(デフォルト)で示したとおり)。


図 20. PHASE引数は、極フォーマットで出力を提供します

Unstable Mode Output (complex eigenvalue analysis)

複素固有値解析の不安定モード(のみ)は、UNSTABLE引数を使用して出力できます。
注: 他のモードは出力されません。


図 21.

応答スペクトル解析

応答スペクトル解析でサポートされている変位出力パラメータ。

General(デフォルト)

デフォルト設定での変位結果では、たとえば、DISPLACEMENT(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。応答スペクトル解析では、PCHファイルにはモード寄与度係数、モード寄与度係数比、モード有効質量が含まれており、ピーク変位値は荷重周波数ごとのパワースペクトル密度値となります。H3Dファイルには、ピーク変位値のみが含まれています。


図 22.


図 23.


図 24.


図 25.

応力

Nastran Punch(PCH)フォーマットファイルには、複数の解析タイプにわたりサポートされているさまざまな出力が含まれています。

出力要求の開始および対応するパラメータは、STRESS入出力オプションおよびサブケース情報エントリによって制御されます。

応力の出力フォーマット、およびPCHファイル内の情報は、次の内容によって異なります:
  1. 解析タイプ
  2. 要求された対応する出力パラメータ

このドキュメントには、対応する出力パラメータ(該当する場合)とともに、さまざまな解析タイプのPCH出力に関する詳細が含まれます。例:実際のモデルからのPCH出力は、その出力のさまざまなセクションに関する情報とともに示されます。

同様のPCHフォーマットドキュメントを、サポートされているすべての出力変数(STRAINESEなど)で使用可能です。サポートされている出力変数とPCH出力フォーマットの全リスト、および詳細な各PCHフォーマットドキュメントへのリンクについては、.pchファイルをご参照ください。

一般的な応力PCHフォーマット(ファイル仕様)

PCHファイル内の情報は要求された出力に応じて異なりますが、PCHファイルのいくつかの部分は共通しており、その構文はほとんどの出力データで同様となります。

PCHファイルはデータブロックで構成されており、そのそれぞれに、リストされたサブケースまたは後続のサブセットデータ(固有値やタイムステップなど)の対応する情報が含まれています。

各データブロックは、次のフォーマットで出力されます。

行1 - $TITLE = これは、ソルバー名(OptiStruct)およびバージョン番号(14.0.220など)を表します。

行2 - $SUBTITLE =

行3 - $LABEL = これは、現在のサブケースのラベルです(これはモデル内で入力される)。

行4 - $<result type> = これは、このデータブロック内に出力されている結果のタイプを表します。

行5 - $SUBCASE ID = これは、このデータブロックに結果が出力されるサブケースのIDを表します。行3の$LABELフィールドは、このサブケースに対応しています。

周波数応答解析

周波数応答解析でサポートされている応力出力パラメータ。

応力結果の場合は、出力が次のフォーマットで表されます。応力などの要素結果のフォーマットは、要素タイプによって異なります。そのため、以降の項では要素タイプごとにフォーマットと応力エンティティを示します。

1次元要素

周波数応答応力結果は、STRESSエントリのREAL/IMAG引数またはPHASE引数を介して、それぞれ、実部 / 虚部フォーマットまたは振幅 / 位相フォーマットで出力することができます。

周波数応答応力結果は、SORT1フォーマットとSORT2フォーマットのどちらかで出力することができます。SORT1フォーマット(周波数応答解析のデフォルト)では以下の情報が示されます。

CBEAM

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
CBEAM要素ID
2
CBEAM節点ID
3
応力が出力されるビームに沿ったステーション / 位置の距離
4
ポイントCにおける縦方向応力の実数部(または振幅)
5
ポイントDにおける縦方向応力の実数部(または振幅)
6
ポイントEにおける縦方向応力の実数部(または振幅)
7
ポイントFにおける縦方向応力の実数部(または振幅)
8
ポイントCにおける縦方向応力の虚数部(または位相)
9
ポイントDにおける縦方向応力の虚数部(または位相)
10
ポイントEにおける縦方向応力の虚数部(または位相)
11
ポイントFにおける縦方向応力の虚数部(または位相)
12
エントリ2~11の上記結果ブロックがすべての中間ステーションとその他のビームの端に対して繰り返されます。現在、中間ステーションはサポートされておらず、0.0として出力されます。

応力結果は、終端Aと終端Bおよび応力リカバリーポイントのC、D、E、およびFで出力されます。PBEAMの場合、応力リカバリーポイントはPBEAMバルクデータエントリでユーザー定義されます。PBEAMLの場合、応力リカバリーポイントはビームタイプと寸法によって自動的に定義されます。現在、CBEAM要素に沿った中間ステーションにおける応力リカバリーはサポートされていません。

CBAR

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
CBAR要素ID
2
終端AのポイントCにおける曲げ応力の実数部(または振幅)
3
終端AのポイントDにおける曲げ応力の実数部(または振幅)
4
終端AのポイントEにおける曲げ応力の実数部(または振幅)
5
終端AのポイントFにおける曲げ応力の実数部(または振幅)
6
軸応力の実数部(または振幅)
7
終端AのポイントCにおける曲げ応力の虚数部(または位相)
8
終端AのポイントDにおける曲げ応力の虚数部(または位相)
9
終端AのポイントEにおける曲げ応力の虚数部(または位相)
10
終端AのポイントFにおける曲げ応力の虚数部(または位相)
11
軸応力の虚数部(または位相)
12
終端BのポイントCにおける曲げ応力の実数部(または振幅)
13
終端BのポイントDにおける曲げ応力の実数部(または振幅)
14
終端BのポイントEにおける曲げ応力の実数部(または振幅)
15
終端BのポイントFにおける曲げ応力の実数部(または振幅)
16
終端BのポイントCにおける曲げ応力の虚数部(または位相)
17
終端BのポイントDにおける曲げ応力の虚数部(または位相)
18
終端BのポイントEにおける曲げ応力の虚数部(または位相)
19
終端BのポイントFにおける曲げ応力の虚数部(または位相)

応力結果は、終端Aと終端Bおよび応力リカバリーポイントのC、D、E、およびFで出力されます。PBARの場合、応力リカバリーポイントはPBARバルクデータエントリでユーザー定義されます。PBARLの場合、応力リカバリーポイントはビームタイプと寸法によって自動的に定義されます。

CELAS

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
CELAS要素ID
2
CELASエントリにリストされたコンポーネントに沿った応力の実数部(または振幅)
3
CELASエントリにリストされたコンポーネントに沿った応力の虚数部(または位相)

CROD

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
CROD要素ID
2
軸応力の実数部(または振幅)
3
軸応力の虚数部(または位相)
4
ねじり応力の実数部(または振幅)
5
ねじり応力の虚数部(または位相)

CTUBE要素の結果は、CRODの結果として.pchファイルにリストされます。

CWELD

CWELDの結果は、PCHファイルの周波数応答解析でサポートされていません。

CBUSH

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
CBUSH要素ID
2
応力並進Xの実数部(または振幅)
3
応力並進Yの実数部(または振幅)
4
応力並進Zの実数部(または振幅)
5
応力モーメントXの実数部(または振幅)
6
応力モーメントYの実数部(または振幅)
7
応力モーメントZの実数部(または振幅)
2
応力並進Xの虚数部(または位相)
3
応力並進Yの虚数部(または位相)
4
応力並進Zの虚数部(または位相)
5
応力モーメントXの虚数部(または位相)
6
応力モーメントYの虚数部(または位相)
7
応力モーメントZの虚数部(または位相)

CFAST要素の要素応力結果は、.pchファイルに出力されません。

2次元要素

2次元要素(CQUAD4CQUAD8CTRIA3、およびCTRIA6)に関して出力される応力情報のタイプは共通です。ただし、結果のフォーマットと情報は、STRESSエントリで要求された結果の位置によって異なります。周波数応答応力結果は、STRESSエントリのREAL/IMAG引数またはPHASE引数を介して、それぞれ、実部 / 虚部フォーマットまたは振幅 / 位相フォーマットで出力することができます。

CENTER
これは、位置引数のデフォルトオプションです。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
2次元要素ID
2
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z1における)
3
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の実数部(または振幅)
4
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の虚数部(または位相)
5
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の実数部(または振幅)
6
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の虚数部(または位相)
7
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の実数部(または振幅)
8
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の虚数部(または位相)
9
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z2における)
10
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の実数部(または振幅)
11
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の虚数部(または位相)
12
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の実数部(または振幅)
13
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の虚数部(または位相)
14
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の実数部(または振幅)
15
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の虚数部(または位相)
CUBIC、SGAGE、BILIN、またはCORNER
応力結果は、要素の中心と節点で出力されます。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
2次元要素ID
2
CEN/フラグ(現在の結果ブロックに要素中心結果が表示されることを示す)。
3
結果が中心結果の後続ブロックに出力される要素の節点の数を示す整数。
4
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z1における)
5
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の実数部(または振幅)
6
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の虚数部(または位相)
7
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の実数部(または振幅)
8
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の虚数部(または位相)
9
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の実数部(または振幅)
10
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の虚数部(または位相)
11
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z2における)
12
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の実数部(または振幅)
13
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の虚数部(または位相)
14
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の実数部(または振幅)
15
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の虚数部(または位相)
16
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の実数部(または振幅)
17
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の虚数部(または位相)
18
応力結果が後続ブロックに出力される節点ID。
19
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z1における)
20
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の実数部(または振幅)
21
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の虚数部(または位相)
22
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の実数部(または振幅)
23
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の虚数部(または位相)
24
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の実数部(または振幅)
25
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z1における)の虚数部(または位相)
26
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z2における)
27
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の実数部(または振幅)
28
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の虚数部(または位相)
29
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の実数部(または振幅)
30
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の虚数部(または位相)
31
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の実数部(または振幅)
32
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z2における)の虚数部(または位相)
33
アイテム18~32は、アイテム1で指定された要素IDのすべての節点に対して順に繰り返されます。各要素の節点の数はアイテム3で指定されます。

現在、GAUSS結果はPCH出力に対してサポートされていません。

3次元要素

3次元要素(CHEXACTETRA、およびCPENTA)に関して出力される応力情報のタイプとフォーマットは共通です。.pchファイルに出力される情報の順序は:

CENTER
これは、位置引数のデフォルトオプションです。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
3次元要素ID
2
プレースホルダー負の整数(-1)。
3
GRIDフラグ
4
アイテム1で指定された要素の結果が出力されるグリッドの数(要素中心結果のみが要求された場合は0に設定されます)。
5
CENTERフラグ(要素中心結果が後続ブロックに出力されることを示す)
6
XX方向応力の実数部(または振幅)
7
YY方向応力の実数部(または振幅)
8
ZZ方向応力の実数部(または振幅)
9
XYせん断応力の実数部(または振幅)
10
YZせん断応力の実数部(または振幅)
11
ZXせん断応力の実数部(または振幅)
12
XX方向応力の虚数部(または位相)
13
YY方向応力の虚数部(または位相)
14
ZZ方向応力の虚数部(または位相)
15
XYせん断応力の虚数部(または位相)
16
YZせん断応力の虚数部(または位相)
17
ZXせん断応力の虚数部(または位相)
CUBIC、SGAGE、BILIN、またはCORNER
応力結果は、要素の中心と節点で出力されます。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
3次元要素ID
2
プレースホルダー負の整数(-1)。
3
GRIDフラグ
4
アイテム1で指定された要素の結果が出力されるグリッドの数(要素中心結果のみが要求された場合は0に設定されます)。
5
CENTERフラグ(要素中心結果が後続ブロックに出力されることを示す)
6
XX方向応力の実数部(または振幅)
7
YY方向応力の実数部(または振幅)
8
ZZ方向応力の実数部(または振幅)
9
XYせん断応力の実数部(または振幅)
10
YZせん断応力の実数部(または振幅)
11
ZXせん断応力の実数部(または振幅)
12
XX方向応力の虚数部(または位相)
13
YY方向応力の虚数部(または位相)
14
ZZ方向応力の虚数部(または位相)
15
XYせん断応力の虚数部(または位相)
16
YZせん断応力の虚数部(または位相)
17
ZXせん断応力の虚数部(または位相)
18
後続結果ブロックが出力されるグリッドID。
19
XX方向応力の実数部(または振幅)
20
YY方向応力の実数部(または振幅)
21
ZZ方向応力の実数部(または振幅)
22
XYせん断応力の実数部(または振幅)
23
YZせん断応力の実数部(または振幅)
24
ZXせん断応力の実数部(または振幅)
25
XX方向応力の虚数部(または位相)
26
YY方向応力の虚数部(または位相)
27
ZZ方向応力の虚数部(または位相)
28
XYせん断応力の虚数部(または位相)
29
YZせん断応力の虚数部(または位相)
30
ZXせん断応力の虚数部(または位相)
31
アイテム18~30は、アイテム1で指定された要素IDのすべての節点に対して順に繰り返されます。各要素の節点の数はアイテム3で指定されます。

現在、GAUSS結果はPCH出力に対してサポートされていません。

ランダム応答解析

ランダム応答解析でサポートされている応力出力パラメータ。

General(デフォルト)またはRandom Output (random)

デフォルト設定での応力結果では、たとえば、STRESS(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。

ランダム応答解析では、応力結果は、基本的には、荷重ごとのパワースペクトル密度応力値となります。PSD出力(PSDF引数経由)とすべての周波数に対するRMS合計がPCHファイルに出力されます。特定の周波数までのRMS累積は、PCHファイルに出力されません。

1次元要素
CBEAM
.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
CBEAM要素ID
2
CBEAM節点ID
3
応力が出力されるビームに沿ったステーション / 位置の距離
4
ポイントCにおける縦方向PSDF/ 周波数に対するRMS応力
5
ポイントDにおける縦方向PSDF/ 周波数に対するRMS応力
6
ポイントEにおける縦方向PSDF/ 周波数に対するRMS応力
7
ポイントFにおける縦方向PSDF/ 周波数に対するRMS応力
8
上記結果ブロックがすべての中間ステーションとその他のビームの端に対して繰り返されます。現在、中間ステーションはサポートされておらず、0.0として出力されます。

応力結果は、終端Aと終端Bおよび応力リカバリーポイントのC、D、E、およびFで出力されます。PBEAMの場合、応力リカバリーポイントはPBEAMバルクデータエントリでユーザー定義されます。PBEAMLの場合、応力リカバリーポイントはビームタイプと寸法によって自動的に定義されます。現在、CBEAM要素に沿った中間ステーションにおける応力リカバリーはサポートされていません。

CBAR
.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
CBAR要素ID
2
終端AのポイントCにおける曲げPSDF/ 周波数に対するRMS応力
3
終端AのポイントDにおける曲げPSDF/ 周波数に対するRMS応力
4
終端AのポイントEにおける曲げPSDF/ 周波数に対するRMS応力
5
終端AのポイントFにおける曲げPSDF/ 周波数に対するRMS応力
6
軸応力
10
終端BのポイントCにおける曲げPSDF/ 周波数に対するRMS応力
11
終端BのポイントDにおける曲げPSDF/ 周波数に対するRMS応力
12
終端BのポイントEにおける曲げPSDF/ 周波数に対するRMS応力
13
終端BのポイントFにおける曲げPSDF/ 周波数に対するRMS応力

応力結果は、終端Aと終端Bおよび応力リカバリーポイントのC、D、E、およびFで出力されます。PBARの場合、応力リカバリーポイントはPBARバルクデータエントリでユーザー定義されます。PBARLの場合、応力リカバリーポイントはビームタイプと寸法によって自動的に定義されます。

CFASTCWELDCBUSHCROD、およびCELAS要素の要素PSDF応力結果は、.pchファイルに出力されません。

2次元要素

2次元要素(CQUAD4CQUAD8CTRIA3、およびCTRIA6)に関して出力される応力情報のタイプは共通です。ただし、結果のフォーマットと情報は、STRESSエントリで要求された結果の位置によって異なります。

CENTER
これは、位置引数のデフォルトオプションです。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
2次元要素ID
2
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z1における)
3
XX方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
4
YY方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
5
XYせん断PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
6
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z2における)
7
XX方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
8
YY方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
9
XYせん断PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
CUBIC、SGAGE、BILIN、またはCORNER
応力結果は、要素の中心と節点で出力されます。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
2次元要素ID
2
CEN/フラグ(現在の結果ブロックに要素中心結果が表示されることを示す)。
3
結果が中心結果の後続ブロックに出力される要素の節点の数を示す整数。
4
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z1における)
5
XX方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
6
YY方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
7
XYせん断PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
8
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z2における)
9
XX方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
10
YY方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
11
XYせん断PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
12
応力結果が後続ブロックに出力される節点ID。
13
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z1における)
14
XX方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
15
YY方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
16
XYせん断PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
17
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z2における)
18
XX方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
19
YY方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
20
XYせん断PSDF/ 周波数に対するRMS応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
21
アイテム12~20は、アイテム1で指定された要素IDのすべての節点に対して順に繰り返されます。各要素の節点の数はアイテム3で指定されます。

現在、GAUSS結果はPCH出力に対してサポートされていません。

3次元要素

3次元要素(CHEXACTETRA、およびCPENTA)に関して出力される応力情報のタイプとフォーマットは共通です。.pchファイルに出力される情報の順序は:

CENTER
これは、位置引数のデフォルトオプションです。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
3次元要素ID
2
プレースホルダー負の整数(-1)。
3
GRIDフラグ
4
アイテム1で指定された要素の結果が出力されるグリッドの数(要素中心結果のみが要求された場合は0に設定されます)。
5
CENTERフラグ(要素中心結果が後続ブロックに出力されることを示す)
6
XX方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力
7
YY方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力
8
ZZ方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力
9
XYせん断PSDF/ 周波数に対するRMS応力
10
YZせん断PSDF/ 周波数に対するRMS応力
11
ZXせん断PSDF/ 周波数に対するRMS応力
CUBIC、SGAGE、BILIN、またはCORNER
応力結果は、要素の中心と節点で出力されます。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
3次元要素ID
2
プレースホルダー負の整数(-1)。
3
GRIDフラグ
4
アイテム1で指定された要素の結果が出力されるグリッドの数(要素中心結果のみが要求された場合は0に設定されます)。
5
CENTERフラグ(要素中心結果が後続ブロックに出力されることを示す)
6
XX方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力
7
YY方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力
8
ZZ方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力
9
XYせん断PSDF/ 周波数に対するRMS応力
10
YZせん断PSDF/ 周波数に対するRMS応力
11
ZXせん断PSDF/ 周波数に対するRMS応力
12
後続ブロック内の応力結果が指定されたグリッドで出力されることを示すグリッドID。
13
XX方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力
14
YY方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力
15
ZZ方向 PSDF/ 周波数に対するRMS応力
16
XYせん断PSDF/ 周波数に対するRMS応力
17
YZせん断PSDF/ 周波数に対するRMS応力
18
ZXせん断PSDF/ 周波数に対するRMS応力
19
アイテム12~18は、アイテム1で指定された要素IDのすべての節点に対して順に繰り返されます。各要素の節点の数はアイテム3で指定されます。

現在、GAUSS結果はPCH出力に対してサポートされていません。

線形過渡応答解析

線形過渡応答解析でサポートされる応力出力パラメータ。

応力結果の場合は、出力が次のフォーマットで表されます。応力などの要素結果のフォーマットは、要素タイプによって異なります。そのため、以降の項では要素タイプごとにフォーマットと応力エンティティを示します。

1次元要素

線形過渡応答応力結果は、SORT1フォーマットとSORT2フォーマットのどちらかで出力することができます。SORT2フォーマット(過渡解析のデフォルト)では以下の情報が示されます。

CBEAM

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
時間ステップ
2
CBEAM節点ID
3
応力が出力されるビームに沿ったステーション / 位置の距離
4
ポイントCにおける縦方向応力
5
ポイントDにおける縦方向応力
6
ポイントEにおける縦方向応力
7
ポイントFにおける縦方向応力
8
最大応力
9
最小応力
10
引張の安全域
11
圧縮の安全域
12
上記結果ブロックがすべての中間ステーションとその他のビームの端に対して繰り返されます。現在、中間ステーションはサポートされておらず、0.0として出力されます。

応力結果は、終端Aと終端Bおよび応力リカバリーポイントのC、D、E、およびFで出力されます。PBEAMの場合、応力リカバリーポイントはPBEAMバルクデータエントリでユーザー定義されます。PBEAMLの場合、応力リカバリーポイントはビームタイプと寸法によって自動的に定義されます。現在、CBEAM要素に沿った中間ステーションにおける応力リカバリーはサポートされていません。

CBAR

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
時間ステップ
2
終端AのポイントCにおける曲げ応力
3
終端AのポイントDにおける曲げ応力
4
終端AのポイントEにおける曲げ応力
5
終端AのポイントFにおける曲げ応力
6
軸応力
7
終端Aにおける最大応力
8
終端Aにおける最小応力
9
引張の安全域
10
終端BのポイントCにおける曲げ応力
11
終端BのポイントDにおける曲げ応力
12
終端BのポイントEにおける曲げ応力
13
終端BのポイントFにおける曲げ応力
14
終端Bにおける最大応力
15
終端Bにおける最小応力
16
圧縮の安全域

応力結果は、終端Aと終端Bおよび応力リカバリーポイントのC、D、E、およびFで出力されます。PBARの場合、応力リカバリーポイントはPBARバルクデータエントリでユーザー定義されます。PBARLの場合、応力リカバリーポイントはビームタイプと寸法によって自動的に定義されます。

CELAS

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
時間ステップ
2
CELASエントリにリストされたコンポーネントに沿った応力

CROD

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
時間ステップ
2
軸応力
3
軸応力安全域
4
ねじり応力
5
ねじり応力安全域

CTUBE要素の結果は、CRODの結果として.pchファイルにリストされます。

CBUSH

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
時間ステップ
2
応力並進X
3
応力並進Y
4
応力並進Z
5
応力モーメントX
6
応力モーメントY
7
応力モーメントZ

CFAST要素の要素応力結果は、.pchファイルに出力されません。

2次元要素

2次元要素(CQUAD4CQUAD8CTRIA3、およびCTRIA6)に関して出力される応力情報のタイプは共通です。ただし、結果のフォーマットと情報は、STRESSエントリで要求された結果の位置によって異なります。

CENTER
これは、位置引数のデフォルトオプションです。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
時間ステップ
2
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z1における)
3
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
4
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
5
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
6
主応力角度(PSHELLで定義された位置Z1における)
7
最大主応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
8
最小主応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
9
フォンミーゼス応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
10
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z2における)
11
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
12
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
13
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
14
主応力角度(PSHELLで定義された位置Z2における)
15
最大主応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
16
最小主応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
17
フォンミーゼス応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
CUBIC、SGAGE、BILIN、またはCORNER
応力結果は、要素の中心と節点で出力されます。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
時間ステップ
2
CEN/フラグ(現在の結果ブロックに要素中心結果が表示されることを示す)。
3
結果が中心結果の後続ブロックに出力される要素の節点の数を示す整数。
4
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z1における)
5
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
6
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
7
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
8
主応力角度(PSHELLで定義された位置Z1における)
9
最大主応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
10
最小主応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
11
フォンミーゼス応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
12
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z2における)
13
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
14
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
15
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
16
主応力角度(PSHELLで定義された位置Z2における)
17
最大主応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
18
最小主応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
19
フォンミーゼス応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
20
応力結果が後続ブロックに出力される節点ID。
21
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z1における)
22
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
23
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
24
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
25
主応力角度(PSHELLで定義された位置Z1における)
26
最大主応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
27
最小主応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
28
フォンミーゼス応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
29
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z2における)
30
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
31
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
32
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
33
主応力角度(PSHELLで定義された位置Z2における)
34
最大主応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
35
最小主応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
36
フォンミーゼス応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
37
アイテム20~36は、アイテム1で指定された要素IDのすべての節点に対して順に繰り返されます。各要素の節点の数はアイテム3で指定されます。

現在、GAUSS結果はPCH出力に対してサポートされていません。

3次元要素

3次元要素(CHEXACTETRA、およびCPENTA)に関して出力される応力情報のタイプとフォーマットは共通です。.pchファイルに出力される情報の順序は:

CENTER
これは、位置引数のデフォルトオプションです。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
時間ステップ
2
プレースホルダー負の整数(-1)。
3
GRIDフラグ
4
アイテム1で指定された要素の結果が出力されるグリッドの数(要素中心結果のみが要求された場合は0に設定されます)。
5
CENTERフラグ(要素中心結果が後続ブロックに出力されることを示す)
6
XX方向応力
7
XYせん断応力
8
最大主応力
9
最大主応力X方向余弦
10
中間主応力X方向余弦
11
最小主応力X方向余弦
12
平均応力
13
フォンミーゼス応力
14
YY方向応力
15
YZ方向応力
16
中間主応力
17
最大主応力Y方向余弦
18
中間主応力Y方向余弦
19
最小主応力Y方向余弦
20
ZZ方向応力
21
XZせん断応力
22
最小主応力
23
最大主応力Z方向余弦
24
中間主応力Z方向余弦
25
最小主応力Z方向余弦
CUBIC、SGAGE、BILIN、またはCORNER
応力結果は、要素の中心と節点で出力されます。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
時間ステップ
2
プレースホルダー負の整数(-1)。
3
GRIDフラグ
4
アイテム1で指定された要素の結果が出力されるグリッドの数(要素中心結果のみが要求された場合は0に設定されます)。
5
CENTERフラグ(要素中心結果が後続ブロックに出力されることを示す)
6
XX方向応力
7
XYせん断応力
8
最大主応力
9
最大主応力X方向余弦
10
中間主応力X方向余弦
11
最小主応力X方向余弦
12
平均応力
13
フォンミーゼス応力
14
YY方向応力
15
YZ方向応力
16
中間主応力
17
最大主応力Y方向余弦
18
中間主応力Y方向余弦
19
最小主応力Y方向余弦
20
ZZ方向応力
21
XZせん断応力
22
最小主応力
23
最大主応力Z方向余弦
24
中間主応力Z方向余弦
25
最小主応力Z方向余弦
26
後続ブロック内の応力結果が指定されたグリッドで出力されることを示すグリッドID。
27
XX方向応力
28
XYせん断応力
29
最大主応力
30
最大主応力X方向余弦
31
中間主応力X方向余弦
32
最小主応力X方向余弦
33
平均応力
34
フォンミーゼス応力
35
YY方向応力
36
YZ方向応力
37
中間主応力
38
最大主応力Y方向余弦
39
中間主応力Y方向余弦
40
最小主応力Y方向余弦
41
ZZ方向応力
42
XZせん断応力
43
最小主応力
44
最大主応力Z方向余弦
45
中間主応力Z方向余弦
46
最小主応力Z方向余弦
47
アイテム26~46は、アイテム1で指定された要素IDのすべての節点に対して順に繰り返されます。各要素の節点の数はアイテム3で指定されます。

現在、GAUSS結果はPCH出力に対してサポートされていません。

線形および非線形静解析

線形静解析でサポートされている応力出力パラメータ。

応力結果の場合は、出力が次のフォーマットで表されます。応力などの要素結果のフォーマットは、要素タイプによって異なります。そのため、以降の項では要素タイプごとにフォーマットと応力エンティティを示します。

1次元要素 - CBEAM

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
CBEAM節点ID
2
応力が出力されるビームに沿ったステーション / 位置の距離
3
ポイントCにおける縦方向応力
4
ポイントDにおける縦方向応力
5
ポイントEにおける縦方向応力
6
ポイントFにおける縦方向応力
7
最大応力
8
最小応力
9
引張の安全域
10
圧縮の安全域
11
上記結果ブロックがすべての中間ステーションとその他のビームの端に対して繰り返されます。現在、中間ステーションはサポートされておらず、0.0として出力されます。

応力結果は、終端Aと終端Bおよび応力リカバリーポイントのC、D、E、およびFで出力されます。PBEAMの場合、応力リカバリーポイントはPBEAMバルクデータエントリでユーザー定義されます。PBEAMLの場合、応力リカバリーポイントはビームタイプと寸法によって自動的に定義されます。現在、CBEAM要素に沿った中間ステーションにおける応力リカバリーはサポートされていません。

CBAR

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
CBAR要素ID
2
終端AのポイントCにおける曲げ応力
3
終端AのポイントDにおける曲げ応力
4
終端AのポイントEにおける曲げ応力
5
終端AのポイントFにおける曲げ応力
6
軸応力
7
終端Aにおける最大応力
8
終端Aにおける最小応力
9
引張の安全域
10
終端BのポイントCにおける曲げ応力
11
終端BのポイントDにおける曲げ応力
12
終端BのポイントEにおける曲げ応力
13
終端BのポイントFにおける曲げ応力
14
終端Bにおける最大応力
15
終端Bにおける最小応力
16
圧縮の安全域

応力結果は、終端Aと終端Bおよび応力リカバリーポイントのC、D、E、およびFで出力されます。PBARの場合、応力リカバリーポイントはPBARバルクデータエントリでユーザー定義されます。PBARLの場合、応力リカバリーポイントはビームタイプと寸法によって自動的に定義されます。

CELAS

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
CELAS要素ID
2
CELASエントリにリストされたコンポーネントに沿った応力

CROD

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
CROD要素ID
2
軸応力
3
軸応力安全域
4
ねじり応力
5
ねじり応力安全域

CTUBE要素の結果は、CRODの結果として.pchファイルにリストされます。

CWELD

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
CWELD要素ID
2
軸応力
3
終端Aにおける最大応力
4
終端Aにおける最小応力
5
終端Bにおける最大応力
6
終端Bにおける最小応力
7
最大せん断応力
8
ベアリング応力

CBUSH

.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
CBUSH要素ID
2
応力並進X
3
応力並進Y
4
応力並進Z
5
応力モーメントX
6
応力モーメントY
7
応力モーメントZ

CFAST要素の要素応力結果は、.pchファイルに出力されません。

2次元要素

2次元要素(CQUAD4CQUAD8CTRIA3、およびCTRIA6)に関して出力される応力情報のタイプは共通です。ただし、結果のフォーマットと情報は、STRESSエントリで要求された結果の位置によって異なります。

CENTER
これは、位置引数のデフォルトオプションです。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
2次元要素ID
2
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z1における)
3
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
4
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
5
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
6
主応力角度(PSHELLで定義された位置Z1における)
7
最大主応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
8
最小主応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
9
フォンミーゼス応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
10
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z2における)
11
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
12
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
13
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
14
主応力角度(PSHELLで定義された位置Z2における)
15
最大主応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
16
最小主応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
17
フォンミーゼス応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
CUBIC、SGAGE、BILIN、またはCORNER
応力結果は、要素の中心と節点で出力されます。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
2次元要素ID
2
CEN/フラグ(現在の結果ブロックに要素中心結果が表示されることを示す)。
3
結果が中心結果の後続ブロックに出力される要素の節点の数を示す整数。
4
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z1における)
5
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
6
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
7
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
8
主応力角度(PSHELLで定義された位置Z1における)
9
最大主応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
10
最小主応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
11
フォンミーゼス応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
12
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z2における)
13
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
14
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
15
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
16
主応力角度(PSHELLで定義された位置Z2における)
17
最大主応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
18
最小主応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
19
フォンミーゼス応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
20
応力結果が後続ブロックに出力される節点ID。
21
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z1における)
22
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
23
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
24
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
25
主応力角度(PSHELLで定義された位置Z1における)
26
最大主応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
27
最小主応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
28
フォンミーゼス応力(PSHELLで定義された位置Z1における)
29
繊維距離(PSHELLで定義された位置Z2における)
30
XX方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
31
YY方向応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
32
XYせん断応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
33
主応力角度(PSHELLで定義された位置Z2における)
34
最大主応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
35
最小主応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
36
フォンミーゼス応力(PSHELLで定義された位置Z2における)
37
アイテム20~36は、アイテム1で指定された要素IDのすべての節点に対して順に繰り返されます。各要素の節点の数はアイテム3で指定されます。

現在、GAUSS結果はPCH出力に対してサポートされていません。

3次元要素

3次元要素(CHEXACTETRA、およびCPENTA)に関して出力される応力情報のタイプとフォーマットは共通です。.pchファイルに出力される情報の順序は:

CENTER
これは、位置引数のデフォルトオプションです。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
3次元要素ID
2
プレースホルダー負の整数(-1)。
3
GRIDフラグ
4
アイテム1で指定された要素の結果が出力されるグリッドの数(要素中心結果のみが要求された場合は0に設定されます)。
5
CENTERフラグ(要素中心結果が後続ブロックに出力されることを示す)
6
XX方向応力
7
XYせん断応力
8
最大主応力
9
最大主応力X方向余弦
10
中間主応力X方向余弦
11
最小主応力X方向余弦
12
平均応力
13
フォンミーゼス応力
14
YY方向応力
15
YZ方向応力
16
中間主応力
17
最大主応力Y方向余弦
18
中間主応力Y方向余弦
19
最小主応力Y方向余弦
20
ZZ方向応力
21
XZせん断応力
22
最小主応力
23
最大主応力Z方向余弦
24
中間主応力Z方向余弦
25
最小主応力Z方向余弦
CUBIC、SGAGE、BILIN、またはCORNER
応力結果は、要素の中心と節点で出力されます。.pchファイルに出力される情報の順序は:
番号
結果タイプ
1
3次元要素ID
2
プレースホルダー負の整数(-1)。
3
GRIDフラグ
4
アイテム1で指定された要素の結果が出力されるグリッドの数(要素中心結果のみが要求された場合は0に設定されます)。
5
CENTERフラグ(要素中心結果が後続ブロックに出力されることを示す)
6
XX方向応力
7
XYせん断応力
8
最大主応力
9
最大主応力X方向余弦
10
中間主応力X方向余弦
11
最小主応力X方向余弦
12
平均応力
13
フォンミーゼス応力
14
YY方向応力
15
YZ方向応力
16
中間主応力
17
最大主応力Y方向余弦
18
中間主応力Y方向余弦
19
最小主応力Y方向余弦
20
ZZ方向応力
21
XZせん断応力
22
最小主応力
23
最大主応力Z方向余弦
24
中間主応力Z方向余弦
25
最小主応力Z方向余弦
26
後続ブロック内の応力結果が指定されたグリッドで出力されることを示すグリッドID。
27
XX方向応力
28
XYせん断応力
29
最大主応力
30
最大主応力X方向余弦
31
中間主応力X方向余弦
32
最小主応力X方向余弦
33
平均応力
34
フォンミーゼス応力
35
YY方向応力
36
YZ方向応力
37
中間主応力
38
最大主応力Y方向余弦
39
中間主応力Y方向余弦
40
最小主応力Y方向余弦
41
ZZ方向応力
42
XZせん断応力
43
最小主応力
44
最大主応力Z方向余弦
45
中間主応力Z方向余弦
46
最小主応力Z方向余弦
47
アイテム26~46は、アイテム1で指定された要素IDのすべての節点に対して順に繰り返されます。各要素の節点の数はアイテム3で指定されます。

現在、GAUSS結果はPCH出力に対してサポートされていません。

速度

Nastran Punch(PCH)フォーマットファイルには、複数の解析タイプにわたりサポートされているさまざまな出力が含まれています。

出力要求の開始および対応するパラメータは、VELOCITY入出力オプションおよびサブケース情報エントリによって制御されます。

速度の出力フォーマット、およびPCHファイル内の情報は、次の内容によって異なります:
  1. 解析タイプ
  2. 要求された対応する出力パラメータ

このドキュメントには、対応する出力パラメータ(該当する場合)とともに、さまざまな解析タイプのPCH出力に関する詳細が含まれます。例:実際のモデルからのPCH出力は、その出力のさまざまなセクションに関する情報とともに示されます。

同様のPCHフォーマットドキュメントを、サポートされているすべての出力変数(STRESSSTRAINなど)で使用可能です。サポートされている出力変数とPCH出力フォーマットの全リスト、および詳細な各PCHフォーマットドキュメントへのリンクについては、.pchファイルをご参照ください。

一般的な速度PCHフォーマット(ファイル仕様)

PCHファイル内の情報は要求された出力に応じて異なりますが、PCHファイルのいくつかの部分は共通しており、その構文はほとんどの出力データで同様となります。

PCHファイルはデータブロックで構成されており、そのそれぞれに、リストされたサブケースまたは後続のサブセットデータ(固有値やタイムステップなど)の対応する情報が含まれています。

各データブロックは、次のフォーマットで出力されます。

行1 - $TITLE = これは、ソルバー名(OptiStruct)およびバージョン番号(14.0.220など)を表します。

行2 - $SUBTITLE =

行3 - $LABEL = これは、現在のサブケースのラベルです(これはモデル内で入力される)。

行4 - $<result type> = これは、このデータブロック内に出力されている結果のタイプを表します。

行5 - $SUBCASE ID = これは、このデータブロックに結果が出力されるサブケースのIDを表します。行3の$LABELフィールドは、このサブケースに対応しています。

周波数応答解析

周波数応答解析でサポートされている速度出力パラメータ。

General(デフォルト)

デフォルト設定での速度結果では、たとえば、VELOCITY(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。周波数応答解析では、速度結果は、荷重周波数ごとに出力されます。


図 26.

Sorted Output

結果は、General(デフォルト)で示しているように、SORT1(デフォルト)引数を使用して周波数に基づいてソートできます。周波数応答解析では、グリッドにSETを指定していない場合はSORT1、それ以外の場合はSORT2がそれぞれデフォルトで使用されます。


図 27. SORT2引数は、グリッド / 要素をグループ化した結果をソートします

Output Form (form)

出力のフォーマットは、formオプションを使用して選択できます。PCH出力の場合は、REAL/IMAG(デフォルト)またはPHASE引数を使用可能です。REAL/IMAG引数は、直交フォーマットで出力を提供します(Sorted Outputで示したとおり)。


図 28. PHASE引数は、極フォーマットで出力を提供します

Filtered Output (peakoutput)

出力は、指定された応答ピークが発生する荷重周波数に基づいてフィルタリングできます。これは、PEAKOUTバルクデータエントリ上で制御できます。PCH出力のフォーマットは、前の項で示したフォーマットと同じです。出力は、荷重周波数の、より小さいサブセットのみとなります。

Normal Velocity (type)

シェル要素とソリッド要素のサーフェス上の節点の法線方向速度結果が出力されます。NORMAL引数を使用してこの出力を生成できます。現在、PCHファイルでは、NORMAL速度結果は使用できません。

ランダム応答解析

ランダム応答解析でサポートされている速度出力パラメータ。

General(デフォルト)またはRandom Output (random)

デフォルト設定での速度結果では、たとえば、VELOCITY(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。ランダム応答解析では、速度結果は、基本的には、荷重周波数ごとのパワースペクトル密度値となります。PSD出力(PSDF引数を使用)がPCHファイルに出力されます。RMS(累積)またはRMS(周波数領域全体)は、PCHファイルに出力されません。RMS結果はH3Dファイルにのみ出力されます。


図 29.

線形過渡応答解析

線形過渡応答解析でサポートされている速度出力パラメータ。

General(デフォルト)

デフォルト設定での速度結果では、たとえば、VELOCITY(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。過渡応答解析の場合、PCHファイルには、デフォルトではSORT2フォーマットで速度値が含まれます。つまり、各グリッドの結果がグループ化されます。


図 30.

Sorted Output

結果は、General(デフォルト)で示しているように、SORT1(デフォルト)引数を使用して節点に基づいてソートできます。タイムステップをグループ化した結果をソートするSORT1引数については、下記をご参照ください。過渡応答結果のデフォルトのソートはSORT2であるため、過渡応答結果は、周波数応答結果とは異なります。


図 31.

フーリエ変換による線形過渡応答解析

フーリエ変換による線形過渡応答解析でサポートされている速度出力パラメータ。

General(デフォルト)

デフォルト設定での速度結果では、たとえば、VELOCITY(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は線形過渡応答解析と同じフォーマットで表示されます。

Nastran Punch(PCH)フォーマットファイルには、複数の解析タイプにわたりサポートされているさまざまな出力が含まれています。

出力要求の開始および対応するパラメータは、ELEMENT FORCE入出力オプションおよびサブケース情報エントリによって制御されます。

要素荷重の出力フォーマット、およびPCHファイル内の情報は、次の内容によって異なります:
  1. 解析タイプ
  2. 要求される対応した出力パラメータ
  3. 要素タイプ

このドキュメントには、対応する出力パラメータ(該当する場合)とともに、さまざまな解析タイプのPCH出力に関する詳細が含まれます。例:実際のモデルからのPCH出力は、その出力のさまざまなセクションに関する情報とともに示されます。

同様のPCHフォーマットドキュメントを、サポートされているすべての出力変数(STRESSSTRAINなど)で使用可能です。サポートされている出力変数とPCH出力フォーマットの全リスト、および詳細な各PCHフォーマットドキュメントへのリンクについては、.pchファイルをご参照ください。

一般的な要素力PCHフォーマット(ファイル仕様)

PCHファイル内の情報は要求された出力に応じて異なりますが、PCHファイルのいくつかの部分は共通しており、その構文はほとんどの出力データで同様となります。

PCHファイルはデータブロックで構成されており、そのそれぞれに、リストされたサブケースまたは後続のサブセットデータ(固有値やタイムステップなど)の対応する情報が含まれています。

各データブロックは、次のフォーマットで出力されます。

行1 - $TITLE = これは、ソルバー名(OptiStruct)およびバージョン番号(14.0.220など)を表します。

行2 - $SUBTITLE =

行3 - $LABEL = これは、現在のサブケースのラベルです(これはモデル内で入力される)。

行4 - $<result type> = これは、このデータブロック内に出力されている結果のタイプを表します。

行5 - $SUBCASE ID = これは、このデータブロックに結果が出力されるサブケースのIDを表します。行3の$LABELフィールドは、このサブケースに対応しています。

周波数応答解析

周波数応答解析でサポートされているElement Force出力パラメータ。

Element Force結果の場合は、出力が次のフォーマットで表されます。力などの要素結果のフォーマットは、要素タイプによって異なります。したがって、各要素タイプのフォーマットおよび要素力エンティティCONTの項は、指定された要素についての結果が後続の行で継続されることを示しています。

General(デフォルト)

デフォルト設定でのElement Force結果では、たとえば、Element FORCE(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。
注: 周波数応答解析の要素力など、要素の結果についてのフォーマットはデフォルトで、SORT1および実数/虚数フォーマットで出力されます。

1次元要素

.pchファイルに出力される情報の順序は:


図 32. CBEAM
番号
結果タイプ
1
1次元要素ID
2
グリッドID A
3
Station A Dist/Length = 0.0
4
Bending Plane-1 A(実数)
5
Bending Plane-2 A(実数)
6
Shear Plane-1 A(実数)
7
Shear Plane-2 A(実数)
8
Axial Force A(実数)
9
Torque A(実数)
10
Warping Torque A(実数)
11
Bending Plane-1 A(虚数)
12
Bending Plane-2 A(虚数)
13
Shear Plane-1 A(虚数)
14
Shear Plane-2 A(虚数)
15
Axial Force A(虚数)
16
Torque A(虚数)
17
Warping Torque A(虚数)
18-161
Dummy ZERO値(K=2…10ステーションの場合)
162
グリッドID B
163
Station A Dist/Length = 1.00
164
Bending Plane-1 B (実数)
165
Bending Plane-2 B (実数)
166
Shear Plane-1 B(実数)
167
Shear Plane-2 B(実数)
168
Axial Force B(実数)
169
Torque B(実数)
170
Warping Torque(実数)
171
Bending Plane-1 B(虚数)
172
Bending Plane-2 B(虚数)
173
Shear Plane-1 B(虚数)
174
Shear Plane-2 B(虚数)
175
Axial Force B(虚数)
176
Torque B(虚数)
177
Warping Torque B(虚数)


図 33. CBAR
番号
結果タイプ
1
1次元要素ID
2
Bending Plane-1 A(実数)
3
Bending Plane-2 A(実数)
4
Bending Plane-1 B (実数)
5
Bending Plane-2 B (実数)
6
Shear Plane 1(平均)(実数)
7
Shear Plane 2(平均)(実数)
8
Axial Force(平均)(実数)
9
Torque(平均)(実数)
10
Bending Plane-1 A(虚数)
11
Bending Plane-2 A(虚数)
12
Bending Plane-1 B(虚数)
13
Bending Plane-2 B(虚数)
14
Shear Plane 1(平均)(虚数)
15
Shear Plane 2(平均)(虚数)
16
CBAR Axial Force(平均)(虚数)
17
Torque(平均)(虚数)


図 34. CWELD
番号
結果タイプ
1
1次元要素ID
2
MZ Bending end A Plane-1(実数)
3
MY Bending end A Plane-2(実数)
4
MZ Bending end B Plane-1(実数)
5
MY Bending end B Plane-2(実数)
6
FY Shear Force Plane 1(平均)(実数)
7
FZ Shear Force Plane 2(平均)(実数)
8
FX Axial Force(平均)(実数)
9
MX Torque(平均)(実数)
10
MZ Bending end A Plane-1(虚数)
11
MY Bending end A Plane-2(虚数)
12
MZ Bending end B Plane-1(虚数)
13
MY Bending end B Plane-2(虚数)
14
FY Shear Force Plane 1(平均)(虚数)
15
FZ Shear Force Plane 2(平均)(虚数)
16
FX Axial Force(平均)(虚数)
17
MX Torque(平均)(虚数)


図 35. CGAP
番号
結果タイプ
1
1次元要素ID
2
Compression Force in X(実数)
3
Shear Force in Y(実数)
4
Shear Force in Z(実数)
5
Axial Displacement in X(実数)
6
Shear Displacement in Y(実数)
7
Shear Displacement in Z(実数)
8
Slip Displacement in Y(非サポート)(実数)
9
Slip Displacement in Y(非サポート)(実数)
10
Compression Force in X(虚数)
11
Shear Force in Y(虚数)
12
Shear Force in Z(虚数)
13
Axial Displacement in X(虚数)
14
Shear Displacement in Y(虚数)
15
Shear Displacement in Z(虚数)
16
Slip Displacement in Y(非サポート)(虚数)
17
Slip Displacement in Y(非サポート)(虚数)


図 36. CROD
番号
結果タイプ
1
CROD要素ID
2
Element Force(実数)
3
Element Moment(実数)
4
Element Force(虚数)
5
Element Moment(虚数)


図 37. CELAS1
番号
結果タイプ
1
CELAS要素ID
2
Element Force(実数)
3
Element Force(虚数)


図 38. CBUSH
番号
結果タイプ
1
CBUSH要素ID
2
Element Force X(実数)
3
Element Force Y(実数)
4
Element Force Z(実数)
5
Element Moment X(実数)
6
Element Moment Y(実数)
7
Element Moment Z(実数)
8
Element Force X(虚数)
9
Element Force Y(虚数)
10
Element Force Z(虚数)
11
Element Moment X(虚数)
12
Element Moment Y(虚数)
13
Element Moment Z(虚数)


図 39. CDAMP1
番号
結果タイプ
1
要素ID
2
Element Force(実数)
3
Element Force(虚数)


図 40. CVISC
番号
結果タイプ
1
CVISC要素ID
2
Element Force(実数)
3
Element Force(虚数)
4
Element Moment(実数)
5
Element Moment(虚数)

2次元要素

2次元要素(CQUAD4CQUAD8CTRIA3、およびCTRIA6)に関して出力される力情報のタイプは共通です。

要素がXY平面にある場合、.pchファイルに出力される情報の順序は:


図 41. CTRIA3


図 42. CTRIA6
同様に、CQUAD4CQUAD8も表現されることが可能です。
番号
結果タイプ
1
1次元要素ID
2
Element Force XX(実数)
3
Element Force YY(実数)
4
Element Force XY(実数)
5
Element Moment XX(実数)
6
Element Moment YY(実数)
7
Element Moment XY(実数)
8
Element Force ZX(せん断x)(実数)
9
Element Force YZ(せん断y)(実数)
10
Element Force X(虚数)
11
Element Force YY(虚数)
12
Element Force XY(虚数)
13
Element Moment XX(虚数)
14
Element Moment YY(虚数)
15
Element Moment XY(虚数)
16
Element Force ZX(せん断x)(虚数)
17
Element Force YZ(せん断y)(虚数)

ソートされた結果

結果は、General(デフォルト)に示すように、SORT1(デフォルト)引数を使って周波数に基づきソートすることが可能です。要素IDと加振周波数の位置を入れ替えることで対応する加振周波数ごとに要素力を与えて(図 43)要素ごとにグループ化されるよう結果をソートするSORT2引数。


図 43.

出力フォーマット

出力のフォーマットは、formオプションを使用して選択できます。PCH出力の場合は、REAL/IMAG(デフォルト)またはPHASE引数を使用することができます。REAL/IMAG引数は、直交フォーマットで出力を提供します(ソートされた結果で示すとおり)。PHASE引数は、以下に示すPolarフォーマットで出力を与えます(SORT2フォーマットが示されています)


図 44.
番号
結果タイプ
1
Loading Frequency
2
Element Force XX(実数)
3
Element Force YY(実数)
4
Element Force XY(実数)
5
Element Moment XX(実数)
6
Element Moment YY(実数)
7
Element Moment XY(実数)
8
Element Force ZX(実数)
9
Element Force YZ(実数)
10
Element Force X(虚数)
11
Element Force YY(虚数)
12
Element Force XY(虚数)
13
Element Moment XX(虚数)
14
Element Moment YY(虚数)
15
Element Moment XY(虚数)
16
Element Force ZX(虚数)
17
Element Force YZ(虚数)

フィルタリングされた出力(peakoutput)

出力は、指定された結果のピークが発生する負荷周波数に基づきフィルタリングすることができます。これは、PEAKOUTバルクデータエントリでコントロールされます。PCH出力のフォーマットは、先述のものと同じです。出力は、負荷周波数のより小さいサブセットに過ぎません。

モーダル出力(modal)

モーダル要素力は、MODAL引数を使用してどのモーダル周波数応答サブケースについても出力できます。これは、異なるモードにおける要素力結果を与えます。

1次元要素

.pchファイルに出力される情報の順序は:


図 45. CBEAM
番号
結果タイプ
1
1次元要素ID
2
グリッドID A
3
Station A Dist/Length = 0.0
4
Bending Plane-1 A(実数)
5
Bending Plane-2 A(実数)
6
Shear Plane-1 A(実数)
7
Shear Plane-2 A(実数)
8
Axial Force A(実数)
9
Torque A(実数)
10
Warping Torque A(実数)
11-91
Dummy ZERO値(K=2…10ステーションの場合)
92
グリッドID B
93
Station A Dist/Length = 1
94
Bending Plane-1 B (実数)
95
Bending Plane-2 B (実数)
96
Shear Plane-1 B(実数)
97
Shear Plane-2 B(実数)
98
Axial Force B(実数)
99
Torque B(実数)
100
Warping Torque(実数)


図 46. CBAR
番号
結果タイプ
1
1次元要素ID
2
Bending Plane-1 A(実数)
3
Bending Plane-2 A(実数)
4
Bending Plane-1 B (実数)
5
Bending Plane-2 B (実数)
6
Shear Plane -1(平均)(実数)
7
Shear Plane -2(平均)(実数)
8
Axial Force(平均)(実数)
9
Torque(平均)(実数)


図 47. CWELD
番号
結果タイプ
1
1次元要素ID
2
MZ Bending end A Plane-1(実数)
3
MY Bending end A Plane-2(実数)
4
MZ Bending end B Plane-1(実数)
5
MY Bending end B Plane-2(実数)
6
FY Shear Force Plane -1(平均)(実数)
7
FZ Shear Force Plane -2(平均)(実数)
8
FX Axial Force(平均)(実数)
9
MX Torque(平均)(実数)


図 48. CGAP
番号
結果タイプ
1
1次元要素ID
2
Compression Force in X(実数)
3
Shear Force in Y(実数)
4
Shear Force in Z(実数)
5
Axial Displacement in X(実数)
6
Shear Displacement in Y(実数)
7
Shear Displacement in Z(実数)
8
Slip Displacement in Y(非サポート)(実数)
9
Slip Displacement in Y(非サポート)(実数)


図 49. CROD
番号
結果タイプ
1
CROD要素ID
2
Element Force(実数)
3
Element Force(実数)


図 50. CELAS
番号
結果タイプ
1
要素ID
2
Element Force(実数)


図 51. CBUSH
番号
結果タイプ
1
CBUSH要素ID
2
Element Force X(実数)
3
Element Force Y(実数)
4
Element Force Z(実数)
5
Element Moment X(実数)
6
Element Moment Y(実数)
7
Element Moment Z(実数)


図 52. CDAMP1
番号
結果タイプ
1
要素ID
2
Element Force(実数)


図 53. CVISC
番号
結果タイプ
1
CVISC要素ID
2
Element Force(実数)
3
Element Force(実数)

2次元要素

モーダル出力で2次元要素(CQUAD4CQUAD8CTRIA3、およびCTRIA6)に関して出力される力情報のタイプは共通です。

要素がXY平面にある場合、.pchファイルに出力される情報の順序は:


図 54.
番号
結果タイプ
1
1次元要素ID
2
Element Force XX(実数)
3
Element Force YY(実数)
4
Element Force XY(実数)
5
Element Moment XX(実数)
6
Element Moment YY(実数)
7
Element Moment XY(実数)
8
Element Force ZX(実数)
9
Element Force YZ(実数)

多点拘束力(MPCFORCE)

Nastran Punch(PCH)フォーマットファイルには、複数の解析タイプにわたりサポートされているさまざまな出力が含まれています。

出力要求の開始および対応するパラメータは、MPCFORCE入出力オプションおよびサブケース情報エントリによって制御されます。

MPCFORCEの出力フォーマット、およびPCHファイル内の情報は、次の内容によって異なります:
  1. 解析タイプ
  2. 要求される対応した出力パラメータ

このセクションには、様々な周波数応答解析のPCH出力に関する詳細、および対応する出力パラメータ(適用される場合)が含まれています。例: 実際のモデルからのPCH出力が、出力の各箇所における情報と共に示されています。

一般的なMPCFORCE PCHフォーマット(ファイル仕様)

PCHファイル内の情報は要求された出力に応じて異なりますが、PCHファイルのいくつかの部分は共通しており、その構文はほとんどの出力データで同様となります。

PCHファイルはデータブロックで構成されており、そのそれぞれに、リストされたサブケースまたは後続のサブセットデータ(固有値やタイムステップなど)の対応する情報が含まれています。

各データブロックは、次のフォーマットで出力されます。

行1 - $TITLE = これは、ソルバー名(OptiStruct)およびバージョン番号(14.0.220など)を表します。

行2 - $SUBTITLE =

行3 - $LABEL = これは、現在のサブケースのラベルです(これはモデル内で入力される)。

行4 - $<result type> = これは、このデータブロック内に出力されている結果のタイプを表します。

行5 - $SUBCASE ID = これは、このデータブロックに結果が出力されるサブケースのIDを表します。行3の$LABELフィールドは、このサブケースに対応しています。

周波数応答解析

周波数応答解析でサポートされているMPCFORCE出力パラメータ。

General(デフォルト)

デフォルト設定でのMPCFORCE結果では、たとえば、MPCFORCE(PUNCH)=ALL/SIDが使用される場合、出力は次のフォーマットで表示されます。周波数応答解析のMPCFORCEなど、節点の結果についてのフォーマットはデフォルトで、SORT1および実数/虚数フォーマットで次のように出力されます:


図 55.
ファイルのスペックセクションの直ぐ次の.pchファイルに出力される情報の順は:
番号
結果タイプ
1
MPCFORCEが要求される節点のID
2
結果が特定の節点についてであることを識別する文字“G”
3
Xに沿った並進MPCFORCEの実数部
4
Yに沿った並進MPCFORCEの実数部
5
Zに沿った並進MPCFORCEの実数部
6
Xに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の実数部
7
Yに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の実数部
8
Zに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の実数部
9
Xに沿った並進MPCFORCEの虚数部
10
Yに沿った並進MPCFORCEの虚数部
11
Zに沿った並進MPCFORCEの虚数部
12
Xに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の虚数部
13
Yに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の虚数部
14
Zに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の虚数部
–CONT–
は、指定された節点についての結果が後続の行で継続されることを示しています。

Sorted Output

結果は、一般的なMPCFORCE PCHフォーマット(ファイル仕様)で示しているように、SORT1(デフォルト)引数を使用して周波数に基づいてソートできます。SORT2引数は、グリッド / 要素をグループ化した結果をソートします(図 56)。周波数応答解析では、グリッドにSETを指定していない場合はSORT1、それ以外の場合はSORT2がそれぞれデフォルトで使用されます。


図 56.
ファイルのスペックセクションの直ぐ次の.pchファイルに出力される情報の順は:
番号
結果タイプ
1
MPCFORCEが要求される節点のID
2
結果が特定の節点についてであることを識別する文字“G”
3
Xに沿った並進MPCFORCEの実数部
4
Yに沿った並進MPCFORCEの実数部
5
Zに沿った並進MPCFORCEの実数部
6
Xに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の実数部
7
Yに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の実数部
8
Zに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の実数部
9
Xに沿った並進MPCFORCEの虚数部
10
Yに沿った並進MPCFORCEの虚数部
11
Zに沿った並進MPCFORCEの虚数部
12
Xに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の虚数部
13
Yに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の虚数部
14
Zに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の虚数部
–CONT–
は、指定された節点についての結果が後続の行で継続されることを示しています。

出力フォーム(form)

出力のフォーマットは、formオプションを使用して選択できます。PCH出力の場合は、REAL/IMAG(デフォルト)またはPHASE引数を使用可能です。REAL/IMAG引数は、直交フォーマットで出力を提供します(図 57で示したとおり)。PHASE引数は、以下に示すPolarフォーマットで出力を与えます(SORT2フォーマットが示されています)


図 57.
ファイルのスペックセクションの直ぐ次の.pchファイルに出力される情報の順は:
番号
結果タイプ
1
MPCFORCEが要求される節点のID
2
結果が特定の節点についてであることを識別する文字“G”
3
Xに沿った並進MPCFORCEの実数部
4
Yに沿った並進MPCFORCEの実数部
5
Zに沿った並進MPCFORCEの実数部
6
Xに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の実数部
7
Yに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の実数部
8
Zに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の実数部
9
Xに沿った並進MPCFORCEの虚数部
10
Yに沿った並進MPCFORCEの虚数部
11
Zに沿った並進MPCFORCEの虚数部
12
Xに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の虚数部
13
Yに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の虚数部
14
Zに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の虚数部
–CONT–
は、指定された節点についての結果が後続の行で継続されることを示しています。

Filtered Output (peakoutput)

出力は、指定された応答ピークが発生する荷重周波数に基づいてフィルタリングできます。これは、PEAKOUTバルクデータエントリ上で制御できます。PCH出力のフォーマットは、前の項で示したフォーマットと同じです。出力は、荷重周波数の、より小さいサブセットのみとなります。

モーダル出力(modal)

モーダルMPCFORCEは、MODAL引数を使用してどのモーダル周波数応答サブケースについても出力できます。モーダルMPCFORCEは出力されますが、対応するFRF MPCFORCEは一緒に出力されません。したがって、FRF MPCFORCEが出力されるか(MODAL引数なし)、モーダルMPCFORCEが出力されるか(MODAL引数あり)のどちらかとなります。


図 58.

モーダルMPCFORCEは、構造固有値ベクトルおよび剰余ベクトルに基づき計算されるMulti-Point Constraint ForcesおよびMomentsとして定義されます。

ファイルのスペックセクションの直ぐ次の.pchファイルに出力される情報の順は:
番号
結果タイプ
1
MPCFORCEが要求される節点のID
2
結果が特定の節点についてであることを識別する文字“G”
3
Xに沿った並進MPCFORCEの実数部
4
Yに沿った並進MPCFORCEの実数部
5
Zに沿った並進MPCFORCEの実数部
6
Xに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の実数部
7
Yに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の実数部
8
Zに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の実数部
9
Xに沿った並進MPCFORCEの虚数部
10
Yに沿った並進MPCFORCEの虚数部
11
Zに沿った並進MPCFORCEの虚数部
12
Xに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の虚数部
13
Yに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の虚数部
14
Zに沿った回転MPCFORCE(MPCモーメント)の虚数部
–CONT–
は、指定された節点についての結果が後続の行で継続されることを示しています。