/INTER/TYPE24

ブロックフォーマットのキーワード TYPE24は、ペナルティ法を使用した一般的な節点対サーフェスの接触インターフェースです。

ペナルティ剛性は一定であるため、時間ステップの影響は受けません(標準ペナルティ剛性の場合)。ソリッド要素にはゼロのギャップが割り当てられます。単一サーフェス、サーフェス対サーフェス、または節点対サーフェスという3種類の入力接触を定義できます。このインターフェースは、インターフェースTYPE3、TYPE5、またはTYPE7に代えて使用できます。陰解法の場合、このインターフェースTYPE24はSMPのみで使用できます。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
/INTER/TYPE24/inter_ID/unit_ID
inter_title
surf_ID1 surf_ID2 Istf     Irem_i2   Idel    
grnd_IDs   Iedge Edge_angle Gap_max_s Gap_max_m
Stmin Stmax Igap0 Ipen0 Ipen_max  
必要なフィールド
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
Stfac Fric     Tstart Tstop
IBC     Inacti VISs   Tpressfit
Ifric Ifiltr Xfreq   sens_ID     fric_ID
Ifric > 0の場合のみ、この入力を読み込みます。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
C1 C2 C3 C4 C5
Ifric > 1の場合のみ、この入力を読み込みます。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
C6        

定義

フィールド 内容 SI単位の例
inter_ID インターフェースの識別子

(整数、最大10桁)

 
unit_ID 単位識別子

(整数、最大10桁)

 
inter_title インターフェースのタイトル

(文字、最大100文字)

 
surf_ID1 第1サーフェスの識別子 1

(整数)

 
surf_ID2 セカンドサーフェスの識別子

(整数)

 
Istf インターフェース剛性定義フラグ 2 3
= 0
/DEFAULT/INTER/TYPE24で定義した値に設定されます。
= 2
インターフェース剛性は、メインおよびセカンダリ剛性の平均です。
= 3
インターフェース剛性は、メインおよびセカンダリ剛性の最大値です。
= 4
インターフェース剛性は、メインおよびセカンダリ剛性の最小値です。
= 5
インターフェース剛性は、直列のメインおよびセカンダリ剛性です。
= 6
インターフェース剛性は、陰解法解析で収束を向上させるために特別な調整が施されたメインおよびセカンダリ剛性の最小値です。
= 12
Nitsche法は、メインおよびセカンダリ剛性の平均で使用されます。
= 13
Nitsche法は、メインおよびセカンダリ剛性の最大値で使用されます。
= 14
Nitsche法は、メインおよびセカンダリ剛性の最小値で使用されます。
= 1000 /DEFAULT/INTER/TYPE24が定義されていない場合のデフォルト
インターフェース剛性はメイン側の剛性のみに基づきます。

(整数)

 
Irem_i2 インターフェースTYPE2で同じ接触ペア(節点 / セグメント)が定義されている場合に、セカンダリ節点を非アクティブにするためのフラグ。
=0
/DEFAULT/INTER/TYPE24で定義した値に設定されます。
= 1 /DEFAULT/INTER/TYPE24が定義されていない場合のデフォルト
/INTER/TYPE2タイド接触内のセカンダリ節点は、この接触から削除されます。
=3
セカンダリ節点に変更なし。
 
Idel 節点およびセグメントの削除フラグ。
= 0
/DEFAULT/INTER/TYPE24で定義した値に設定されます。
= 1
1つのセグメントに関連付けられたすべての要素4節点シェル、3節点シェル、ソリッド)が削除されると、メイン側の面からそのセグメントを削除します。このセグメントはEngineファイルでRadioss Engineキーワード/DELを使用した明示的な削除の場合にも、削除されます。
さらに、結合されていない節点をインターフェースのセカンダリ側から削除します。
= 2
4節点シェル、3節点シェル、またはソリッド要素が削除されると、メイン側の面から、対応するセグメントを削除します。このセグメントはEngineファイルでRadioss Engineキーワード/DELを使用した明示的な削除の場合にも、削除されます。
さらに、結合されていない節点をインターフェースのセカンダリ側から削除します。
= 1000 /DEFAULT/INTER/TYPE24が定義されていない場合のデフォルト
削除しません。
注: Idelを使用すると、CPUコストが高くなります。
 
grnd_IDs 節点グループの識別子 1

定義されている場合、節点グループはセカンダリ節点として追加されます。

(整数)

 
Iedge エッジとエッジの接触のフラグ
= 0(デフォルト)
/DEFAULT/INTER/TYPE24で定義した値に設定されます。
= 1
エッジとエッジの接触は、surf_ID1およびsurf_ID2からの外部境界エッジおよび接触セグメント間の鋭角エッジを使用してアクティブ化されます。9
= 1000 /DEFAULT/INTER/TYPE24が定義されていない場合のデフォルト
エッジとエッジの接触なし。

(整数)

 
Edge_angle エッジ角度

Iedge =1の場合のみ使用同じエッジを共有する2つのセグメント間の角度がEdge_angleの値より小さい場合、鋭角エッジがエッジ接触に含まれます。9

デフォルト = 135°(実数)

[ deg ]
Gap_max_s セカンダリの最大ギャップ。 4

デフォルト = 1030(実数)

[ m ]
Gap_max_m メインの最大ギャップ。 4

デフォルト = 1030(実数)

[ m ]
Stmin 最小剛性(Istf > 1かつIstf < 7の場合にのみ使用されます) 2

(実数)

[ N m ]
Stmax 最大剛性(Istf > 1かつIstf < 7の場合にのみ使用されます) 2

デフォルト = 1030(実数)

[ N m ]
Igap0 フリーエッジ上のセカンダリシェル節点のギャップ修正フラグ。
= 0(デフォルト)
/DEFAULT/INTER/TYPE24で定義した値に設定されます。
= 1
セカンダリシェル節点のギャップを0に設定します。
= 1000 /DEFAULT/INTER/TYPE24が定義されていない場合のデフォルト
変更なし。

(整数)

 
Ipen0 初期貫通検出フラグ 8
= 0(デフォルト)
/DEFAULT/INTER/TYPE24で定義した値に設定されます。
= 1
各パートでの自己接触を含む
= 1000 /DEFAULT/INTER/TYPE24が定義されていない場合のデフォルト
各パートでの自己接触は除外

(整数)

 
Ipen_max 最大初期貫通 7

デフォルト = 0(実数)

[ m ]
Stfac インターフェース剛性スケールファクター。 2

デフォルト = 1.0(実数)

 
Fric Coulomb摩擦。 5

(実数)

 
Tstart 開始時間。 9

(実数)

[ s ]
Tstop 一時的な非アクティブ化の時間 9

デフォルト = 1030(実数)

[ s ]
IBC 接触時の境界条件の非アクティブ化フラグ

(ブーリアン)

 
Inacti 初期貫通フラグ 7
= 0(デフォルト)
/DEFAULT/INTER/TYPE24で定義した値に設定されます。
= -1
すべての初期貫通が考慮されます。
= 5
メインセグメントは初期貫通値 P 0 でシフトされます。
P P 0 の場合は、 P ' = P P 0 になります。ここで、 P 0 は初期貫通です。
= 1000 /DEFAULT/INTER/TYPE24が定義されていない場合のデフォルト
ごく小さい初期貫通のみが考慮されます。

(整数)

 
VISs インターフェース剛性の臨界減衰係数

デフォルト = 0.05(実数)

 
Tpressfit 初期貫通による接触力を適用する時間(圧入)。Inacti=-1設定時の陰解法でのみ使用可能です。

デフォルト = 10000サイクルに相当する時間 (実数)

[ s ]
Ifric 摩擦定式化フラグ。 5
fric_IDが定義されていない場合のみ使用されます。
= 0(デフォルト)
静的なCoulomb摩擦則。
= 1
汎用の粘性摩擦則。
= 2
(修正)Darmstad摩擦則。
= 3
Renard摩擦則。

(整数)

 
Ifiltr 摩擦フィルタリングフラグ。 6
= 0(デフォルト)
フィルターを使用しません。
= 1
単純な数値フィルター。
= 2
フィルタリング時間による標準の-3dBフィルター。
= 3
カットオフ周波数による標準の-3dBフィルター。

(整数)

 
Xfreq フィルタリング係数。 6

デフォルト = 1.0(実数)

 
sens_ID インターフェースをアクティブ化 / 非アクティブ化するためのセンサーの識別子 9

(整数)

 
fric_ID 選択されたパートのペアについての摩擦定義の摩擦識別子
= 0(デフォルト)
このインターフェース内で定義されている摩擦パラメータを使用します。
0
/FRICTION/fric_IDを使用します。

(整数)

 
C1 - C6 摩擦則係数。 5

(実数)

参照: 表 1

境界条件の非アクティブ化フラグ: IBC

(1)-1 (1)-2 (1)-3 (1)-4 (1)-5 (1)-6 (1)-7 (1)-8
          IBCX IBCY IBCZ

定義

フィールド 内容 SI単位の例
IBCX 衝撃時のX境界条件の非アクティブ化フラグ
=0
フリー自由度
=1
固定自由度

(ブーリアン)

 
IBCY 衝撃時のY境界条件の非アクティブ化フラグ
=0
フリー自由度
=1
固定自由度

(ブーリアン)

 
IBCZ 衝撃時のZ境界条件の非アクティブ化フラグ
=0
フリー自由度
=1
固定自由度

(ブーリアン)

 

コメント

  1. 接触メイン / セカンダリペアは以下の3つの方法で定義できます:
    • 1つの自己接触サーフェスのみ: surf_ID1 > 0,およびsurf_ID2 = 0
    • 対称的なサーフェス対サーフェス: surf_ID1 > 0およびsurf_ID2 > 0
    • 節点対サーフェス: grnd_IDs > 0、surf_ID1 = 0、およびsurf_ID2 > 0

    grnd_IDs > 0は、節点対サーフェス接触タイプを定義するために使用されますが、他の接触タイプでも使用できます。その場合、節点グループは、単純に補足的セカンダリ節点として追加されます。これは、ユーザーがスプリング要素節点、剛体のメイン節点などを接触に(セカンダリ節点として)追加する場合に役立ちます。

    サーフェスがシェルを使用して定義されている場合は、反対の法線方向を持つ2つの接触セグメント(半分の板厚(t)でシフトされたもの)が生成されます:

    inter_type24
    図 1.

    SPMDの場合、surf_IDii=1, 2)によって定義される各メインセグメントを1つの要素に関連付ける必要があります(ボイド要素の場合もあります)。

    サーフェス定義/SURF/PART/ALLは、TYPE24では使用できません。

  2. 接触剛性Kは以下のように定義されます:(1)
    K = max [ S t min , min ( S t max , K n ) ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGlbGaey ypa0JaciyBaiaacggacaGG4bWaamWaaeaacaWGtbGaamiDamaaBaaa leaaciGGTbGaaiyAaiaac6gaaeqaaOGaaiilaiGac2gacaGGPbGaai OBamaabmaabaGaam4uaiaadshadaWgaaWcbaGaciyBaiaacggacaGG 4baabeaakiaacYcacaWGlbWaaSbaaSqaaiaad6gaaeqaaaGccaGLOa GaayzkaaaacaGLBbGaayzxaaaaaa@4E62@
    ここで、 K n MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGlbWaaS baaSqaaiaad2gaaeqaaaaa@384D@ Istfに依存
    • Istf = 1000の場合、 K n = K m MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGlbWaaS baaSqaaiaad6gaaeqaaOGaeyypa0Jaam4samaaBaaaleaacaWGTbaa beaaaaa@3B4C@ (デフォルトの剛性)
    • Istf = 2 K n = K m + K s 2
    • Istf = 3 K n = max ( K m , K s )
    • Istf = 4 K n = min ( K m , K s )
    • Istf = 5 K n = K m K s K m + K s
    • Istf = 6 K n = min ( K m , K s )

      柔らかい剛性。このオプションは陰解法のみで使用可能です。

      各接点について、非線形反復収束をより簡単にするために、より小さい初期剛性が使用されます。接触パート(増大する貫通または反発を伴うもの)の反作用の関数用に剛性は調整されますが、常に入力剛性より小さなものになります。

    • Istf = 12、Nitsche法: K n = K m + K s 2 MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGlbWaaS baaSqaaiaad6gaaeqaaOGaeyypa0ZaaSaaaeaacaWGlbWaaSbaaSqa aiaad2gaaeqaaOGaey4kaSIaam4samaaBaaaleaacaWGZbaabeaaaO qaaiaaikdaaaaaaa@3F01@
    • Istf = 13、Nitsche法: K n = max ( K m , K s ) MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGlbWaaS baaSqaaiaad6gaaeqaaOGaeyypa0JaciyBaiaacggacaGG4bWaaeWa aeaacaWGlbWaaSbaaSqaaiaad2gaaeqaaOGaaiilaiaadUeadaWgaa WcbaGaam4CaaqabaaakiaawIcacaGLPaaaaaa@4260@
    • Istf = 14、Nitsche法: K n = min ( K m , K s ) MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGlbWaaS baaSqaaiaad6gaaeqaaOGaeyypa0JaciyBaiaacggacaGG4bWaaeWa aeaacaWGlbWaaSbaaSqaaiaad2gaaeqaaOGaaiilaiaadUeadaWgaa WcbaGaam4CaaqabaaakiaawIcacaGLPaaaaaa@4260@

    K m MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGlbWaaS baaSqaaiaad2gaaeqaaaaa@384D@ : メインセグメントの剛性

    • K m = Stfac 0.5 E t 、メインセグメントがシェル上にある場合
    • K m = max ( Stfac 0.5 E t , Stfac B S 2 V ) 、メインセグメントがシェルとソリッドによって共有されている場合
    • K m = Stfac B S 2 V メインセグメントがソリッド上に存在する場合。
    K s MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGlbWaaS baaSqaaiaad2gaaeqaaaaa@384D@ :セカンダリ節点剛性は、インターフェースTYPE24として考慮される相当節点剛性で、次のように計算されます:
    • K s = Stfac 0.5 E t 、節点がシェル要素に結合されている場合
    • K s = S t f a c B V 3 MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGlbWaaS baaSqaaiaadohaaeqaaOGaeyypa0Jaam4uaiaadshacaWGMbGaamyy aiaadogacqGHflY1caWGcbGaeyyXIC9aaOqaaeaacaWGwbaaleaaca aIZaaaaaaa@44FA@ 、節点がソリッド要素に結合されている場合
    ここで、
    S MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbwvMCKf MBHbqefqvATv2CG4uz3bIuV1wyUbqedmvETj2BSbqefm0B1jxALjhi ov2DaebbnrfifHhDYfgasaacH8srps0lbbf9q8WrFfeuY=Hhbbf9v8 qqaqFr0xc9pk0xbba9q8WqFfea0=yr0RYxir=Jbba9q8aq0=yq=He9 q8qqQ8frFve9Fve9Ff0dmeaacaGacmGadaWaaiqacaabaiaafaaake aacaWGtbaaaa@39AF@
    セグメント面積
    V MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbwvMCKf MBHbqefqvATv2CG4uz3bIuV1wyUbqedmvETj2BSbqefm0B1jxALjhi ov2DaebbnrfifHhDYfgasaacH8srps0lbbf9q8WrFfeuY=Hhbbf9v8 qqaqFr0xc9pk0xbba9q8WqFfea0=yr0RYxir=Jbba9q8aq0=yq=He9 q8qqQ8frFve9Fve9Ff0dmeaacaGacmGadaWaaiqacaabaiaafaaake aacaWGtbaaaa@39AF@
    ソリッドの体積
    B MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbwvMCKf MBHbqefqvATv2CG4uz3bIuV1wyUbqedmvETj2BSbqefm0B1jxALjhi ov2DaebbnrfifHhDYfgasaacH8srps0lbbf9q8WrFfeuY=Hhbbf9v8 qqaqFr0xc9pk0xbba9q8WqFfea0=yr0RYxir=Jbba9q8aq0=yq=He9 q8qqQ8frFve9Fve9Ff0dmeaacaGacmGadaWaaiqacaabaiaafaaake aacaWGtbaaaa@39AF@
    体積弾性率
    t MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbwvMCKf MBHbqefqvATv2CG4uz3bIuV1wyUbqedmvETj2BSbqefm0B1jxALjhi ov2DaebbnrfifHhDYfgasaacH8srps0lbbf9q8WrFfeuY=Hhbbf9v8 qqaqFr0xc9pk0xbba9q8WqFfea0=yr0RYxir=Jbba9q8aq0=yq=He9 q8qqQ8frFve9Fve9Ff0dmeaacaGacmGadaWaaiqacaabaiaafaaake aacaWGtbaaaa@39AF@
    シェルの板厚

    Stfacの値は1.0より大きい値であることが可能です。剛性係数の値に制限はありません(値が1.0より大きいと、最初の時間ステップが短くなる場合があります)。

    /PROP/VOID/MAT/VOIDを使用する際、ボイド材料の材料プロパティと板厚が入力されなければなりません。そうしないと、ボイド要素の接触合成はゼロになります。シェル要素の剛性が接触計算に使用されるため、これは、ボイドシェル要素がソリッド要素と要素を共有する場合に特に重要です。

    陰解法解析が検討される場合(/IMPLICITで定義)、デフォルト値はIstf= 4ですが、弾性構造や曲げ主体の構造についてはIstf = 6が推奨されます。

  3. Nitsche法1は、接触方程式を解くために使用する接触アルゴリズムです。この手法は、従来のペナルティ接触法の代わりに使用できます。Nitsche法の方が、接触での貫通を防止できる点で優れています。特に、ゴムと金属との接触のように、材料剛性が異なるコンポーネントどうしの接触で効果的です。このようなケースでは、ペナルティ剛性の選択が困難です。最小の剛性を使用すると、大きい貫通が発生する可能性があり、最大の接触剛性を使用すると、要素が大きく変形して時間ステップが短くなる可能性があるからです。Nitsche法では、接触剛性、貫通、要素の応力を使用して接触力を計算するので、このような問題のモデル化を改善できます。Nitsche法は、ソリッド間の単一サーフェス接触またはサーフェス間接触にのみ使用でき、エッジ間接触には使用できません。
  4. ギャップは衝撃ごとに次のように自動計算されます(TYPE7のIgap = 1可変ギャップと同様):(2)
    g a p = g m + g s MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGNbGaam yyaiaadchacqGH9aqpcaWGNbWaaSbaaSqaaiaad2gaaeqaaOGaey4k aSIaam4zamaaBaaaleaacaWGZbaabeaaaaa@3F32@
    このとき、
    • g m MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGNbWaaS baaSqaaiaad2gaaeqaaaaa@3869@ : メイン要素のギャップ:

      g m = t 2 、ここでtは、シェル要素に対するメイン要素の板厚

      g m = 0 MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGNbWaaS baaSqaaiaadohaaeqaaOGaeyypa0JaaGimaaaa@3A39@ 、3次元ソリッド要素の場合

    • g s MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGNbWaaS baaSqaaiaad2gaaeqaaaaa@3869@ : セカンダリ節点のギャップ:

      g s = 0 MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGNbWaaS baaSqaaiaadohaaeqaaOGaeyypa0JaaGimaaaa@3A39@ 、セカンダリ節点がどの要素にも結合されていないか、3次元ソリッド要素またはスプリング要素にのみ結合されている場合

      g s = t 2 、セカンダリ節点がシェル要素に接続されている場合。ここで、 t MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWG0baaaa@3758@ は、セカンダリ節点に結合されているシェル要素の最大板厚

      g s = S 2 、セカンダリ節点がトラス要素またはビーム要素に結合されている場合。ここで、 S MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWG0baaaa@3758@ は1次元要素の断面

    セカンダリ節点が複数のシェルおよび/またはビームまたはトラスに結合されている場合は、計算された中で最も大きいセカンダリギャップが使用されます。

    g m MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGNbWaaS baaSqaaiaad2gaaeqaaaaa@3869@ g s MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWGNbWaaS baaSqaaiaad2gaaeqaaaaa@3869@ は、ギャップの計算前にGap_max_mGap_max_sによって別々に制限されます。

    Igap0=1についての制限:

    自由エッジ上のセカンダリシェル節点のギャップ修正フラグは、セカンダリ節点がオプションの節点グループ(grnd_IDs)で定義されている場合は何の影響も及ぼしません。

  5. fric_IDが定義されている場合、接触摩擦は/FRICTIONで定義され、この入力カード内の摩擦入力(IfricC1など)使用されません。
    摩擦力は次のとおりです:(3)
    F t n e w = min ( μ F n , F a d h )

    このとき、粘着力は以下のように計算されます:

    F a d h = F t o l d + Δ F ここで、 Δ F t = K V t d t

    ここで、 μ はクーロン摩擦で、以下のように定義されます:
    • フラグIfricの場合(デフォルト):

      μ = F r i c MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacqaH8oqBcq GH9aqpcaWGgbGaamOCaiaadMgacaWGJbaaaa@3CB3@ ここで F T μ F N MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOramaaBa aaleaacaWGubaabeaakiabgsMiJkabeY7aTjabgwSixlaadAeadaWg aaWcbaGaamOtaaqabaaaaa@3F50@ (クーロン摩擦)

    • フラグIfric > 1の場合、新しい摩擦モデルが導入されます。この場合、摩擦係数は次の関数によって設定されます:

      μ = μ ( ρ , V )

      ここで、
      ρ
      メインセグメントの垂直抗力の圧力
      V
      メインセグメントに相対するセカンダリ節点の接線速度

    現在は、係数C1C6を使用して、新しい摩擦定式化の可変摩擦係数 μ を定義しています。

    以下の定式化を使用できます:
    • Ifric = 1(汎用の粘性摩擦則):(4)
      μ = Fric + C 1 p + C 2 V + C 3 p V + C 4 p 2 + C 5 V 2
    • Ifric = 2(修正Darmstad則):(5)
      μ = F r i c + C 1 e ( C 2 V ) p 2 + C 3 e ( C 4 V ) p + C 5 e ( C 6 V )
    • Ifric = 3(Renard則):

      μ = C 1 + ( C 3 C 1 ) V C 5 ( 2 V C 5 ) の、 V [ 0 , C 5 ]

      μ = C 3 ( ( C 3 C 4 ) ( V C 5 C 6 C 5 ) 2 ( 3 2 V C 5 C 6 C 5 ) ) 、右記の場合; V [ C 5 , C 6 ]

      μ = C 2 1 1 C 2 C 4 + ( V C 6 ) 2 、右記の場合; V C 6

      ここで、
      C 1 = μ s C 4 = μ min
      C 2 = μ d C 5 = V cr 1
      C 3 = μ max C 6 = V c r 2
      • 第1臨界速度 V c r 1 = C 5 は、0以外にする必要があります( C 5 0 )。
      • 第1臨界速度 V c r 1 = C 5 は、第2臨界速度 V c r 2 = C 6 ( C 5 < C 6 ) より小さくする必要があります。
      • 静止摩擦係数 C 1 と動摩擦係数 C 2 は、最大摩擦 C 3 より小さくする必要があります(( C 1 C 3 かつ C 2 C 3 )。
      • 最小摩擦係数 C 4 は、静止摩擦係数 C 1 および動摩擦係数 C 2 より小さくする必要があります( C 4 C 1 かつ C 4 C 2 )。
      表 1. 摩擦定式化の単位
      Ifric Fric C1 C2 C3 C4 C5 C6
      1   [ 1 P a ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaadaWadaqaam aalaaabaGaaGymaaqaaiaaccfacaGGHbaaaaGaay5waiaaw2faaaaa @3AD5@ [ s m ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaadaWadaqaam aalaaabaGaae4Caaqaaiaab2gaaaaacaGLBbGaayzxaaaaaa@3A46@ [ s Pa m ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaadaWadaqaam aalaaabaGaae4CaaqaaiaabcfacaqGHbGaeyyXICTaaeyBaaaaaiaa wUfacaGLDbaaaaa@3E47@ [ 1 Pa 2 ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaadaWadaqaam aalaaabaGaaGymaaqaaiaabcfacaqGHbWaaWbaaSqabeaacaaIYaaa aaaaaOGaay5waiaaw2faaaaa@3BC6@ [ s 2 m 2 ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaadaWadaqaam aalaaabaGaae4CamaaCaaaleqabaGaaGOmaaaaaOqaaiaab2gadaah aaWcbeqaaiaaikdaaaaaaaGccaGLBbGaayzxaaaaaa@3C2C@  
      2   [ 1 Pa 2 ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaadaWadaqaam aalaaabaGaaGymaaqaaiaabcfacaqGHbWaaWbaaSqabeaacaaIYaaa aaaaaOGaay5waiaaw2faaaaa@3BC6@ [ s m ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaadaWadaqaam aalaaabaGaae4Caaqaaiaab2gaaaaacaGLBbGaayzxaaaaaa@3A46@ [ 1 P a ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaadaWadaqaam aalaaabaGaaGymaaqaaiaaccfacaGGHbaaaaGaay5waiaaw2faaaaa @3AD5@ [ s m ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaadaWadaqaam aalaaabaGaae4Caaqaaiaab2gaaaaacaGLBbGaayzxaaaaaa@3A46@   [ s m ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaadaWadaqaam aalaaabaGaae4Caaqaaiaab2gaaaaacaGLBbGaayzxaaaaaa@3A46@
      3           [ m s ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaWaamWaaeaada Wcaaqaaiaab2gaaeaacaqGZbaaaaGaay5waiaaw2faaaaa@39DE@ [ m s ] MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaWaamWaaeaada Wcaaqaaiaab2gaaeaacaqGZbaaaaGaay5waiaaw2faaaaa@39DE@
  6. 摩擦フィルタリング
    Ifiltr = 12または3の場合は、接線力がフィルタを使用して以下のようにスムージングされます:(6)
    F t = α F t + ( 1 α ) F t 1
    ここで、α係数は、以下のように計算されます:
    • Ifiltr = 1の場合:α = Xfreq、単純な数値フィルター
    • Ifiltr = 2の場合: α = 2 π X f r e q 、標準の-3dBフィルターで、 X f r e q = d t T T MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbbG8FasPYRqj0=yi0dXdbba9pGe9xq=JbbG8A8frFve9 Fve9Ff0dmeaabaqaciGacaGaaeqabaWaaeaaeaaakeaacaWG0baaaa@3758@ はフィルタリング期間
    • Ifiltr = 3の場合: α = 2 π X freq d t 標準の-3dBフィルターで、Xfreq = カット周波数。

    フィルタリング係数Xfreqは、01の値にする必要があります。

  7. InactiおよびIpen_max、初期貫通の取り扱い:
    • Inacti = 1000:初期貫通が無視されます。接触力は加えられませんが、節点は接触から非アクティブ化されません。節点が接触しなくなり、後で接触し直した場合は、そのときに接触力が加えられます。

      inter_type24_inacti=1000
      図 2.
    • Inacti = -1:初期荷重はすべての貫通節点上に加えられます。高い初期貫通は回避する必要があります。これにより、大きな接触力が生じ、計算開始時に高エネルギーエラーとなる可能性があるからです。初期貫通による接触力は、Tstartまたはsens_IDで定義される接触のアクティブ化時間においてゼロから増加され、接触のアクティブ化後の最大値Tpressfitまでに増加されます。初期貫通による接触力の増加により、モデルの圧入状態をシミュレートすることができます。動的効果を避けるため、Tpressfitを小さすぎる値に設定しないでください。デフォルトでは、Tpressfitは、10000サイクルに相当する時間です。
    • Inacti = 5:= 5: メインセグメントは初期貫通値( P 0 MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamiuamaaBa aaleaacaaIWaaabeaaaaa@37B2@ )でシフトされるため、時間0においては初期荷重は付与されません。

    メインセグメントの位置が復元されるのは、 P 0 MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamiuamaaBa aaleaacaaIWaaabeaaaaa@37B2@ より大きい反発の場合のみです。

    逆に、セカンダリ節点が引き続き貫通する場合は、貫通は以下のように計算されます:(7)
    P ' = P P 0

    inter_type24_inacti=5
    図 3.
    • 交差および大きい初期貫通(Inacti= -1および5):

      シェルおよび厚いシェル: 初期交差は回避する必要があります。これにより、接触力方向に誤りが生じ、セカンダリ節点の固定につながる可能性があるからです。

      ソリッド: デフォルトで、初期貫通の検索で考慮される距離は、以下のように計算されます:(8)
      d = m a i n s e g m e n t s 1 2 min [ V A , max e d g e = 1 , 4 ( L e d g e ) ] N _ m _ s e g
      このとき、各メインセグメントについて、
      V MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamOvaaaa@36D2@
      結合されたソリッド要素の体積
      A MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaamyqaaaa@36BD@
      セグメント面積
      L e d g e
      e d g e MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aqatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaWcbaGaamyzaiaads gacaWGNbGaamyzaaaa@39A1@ = 14)は、セグメントのエッジの長さ
      N _ m _ s e g
      メインセグメントの数
      min [ V A , max e d g e = 1 , 4 ( L e d g e ) ]
      セグメントに結合しているソリッド要素の深さの予測(セグメントのサイズに制限されます)

      inter_type24_cut_section
      図 4.
    最大初期貫通Ipen_max
    • Ipen_maxに非ゼロの値が入力された場合、このデフォルト値は省略され、初期貫通がIpen_max内で検索されます。
    • 検索距離に大きな値を入力すると、Radioss Starterのパフォーマンスが低下したり、メモリ割り当てエラーが発生する可能性があります。したがって、Ipen_maxに大きすぎる値を設定しないことが推奨されます。
    • ただし、以下のように、Ipen_maxを使用して、計算された(デフォルトの)検索距離より大きい貫通を取得することができます(図 5参照):

      inter_type24_sorting
      図 5.
  8. Ipen0、初期貫通検出フラグ:
    • デフォルトでは、各パート(シェル要素とソリッド要素のみ)の自己接触での貫通の検出は常に除外されます(surf_ID1が単独で定義され、Inacti =-1が設定されている場合でも同様です)。
    • Ipen0 = 1 初期貫通は、各パートの自己接触で考慮され、初期荷重が設定されますが、一部の複雑な状況では、正しくない初期貫通が計算されることがあります。
  9. インターフェースのアクティブ化 / 非アクティブ化のためにsens_IDが定義されている場合、TstartおよびTstopは考慮されません。
  10. エッジ間接触が I e d g e =1を用いてアクティブ化される際、エッジ間接触は対称性で、接触に使用されるエッジは、定義されている単一サーフェス(surf_ID1)またはサーフェス間接触(surf_ID1surf_ID2)から自動的に生成されます:
    • ソリッドおよびシェルの場合

      エッジは、同じエッジを共有する2つの外部セグメント間の角度がEdge_angleの値(デフォルトでは135°)より小さいあらゆる箇所で考慮されます。

    • シェルの場合
      エッジは、シェルパートの外周境界で考慮されます。


      図 6.
  11. 出力される力について:

    接触タイプが非対称的なサーフェス対サーフェスの場合、これら2つのサーフェスが適切に分離されていれば、時刻歴内の出力法線接触力が正しく計算されます。

  12. 陰解法について:
    • インターフェースTYPE24はSMPのみで使用できます。
    • Istfのデフォルトは4に設定されます(弾性構造や曲げ主体の構造に推奨されるIstf=6を使用できます)。
    • Inactiのデフォルトは-1に設定されます。
1 Chouly, Franz, and Yves Renard."Explicit Verlet time-integration for a Nitsche-based approximation of elastodynamic contact problems."Advanced Modeling and Simulation in Engineering Sciences 5, no. 1 (2018): 31