2D曲線: 微分
概要
空間量またはI/Oパラメータの関数から計算した微分の結果を曲線で表示できます。
操作
微分の曲線は次のように作成されます。
段階 | 説明 |
---|---|
1 | 2D曲線エンティティの基本曲線または基本曲線群に、2D曲線の微分のコマンドが適用されます。 |
2 | 曲線に定義された間隔で並ぶ各ポイントで微分を計算することによって、解析済みの各曲線の微分を表す関数が作成されます。 |
3 | 2D曲線エンティティのすでに存在する曲線に、新しい基本曲線が追加されます。 |
原理
解析済みの曲線で表現された関数を手始めに微分を計算します。ここでは後退微分の原理を使用します。
曲線の関数がf(x)であるとすると、各ポイントにおける微分は次の式で計算できます。
微分を表す曲線のポイント数は、初期曲線のポイント数から1を減算した値に等しくなります。
したがって次のようになります。
微分を表す曲線の1番目の横座標は、基本曲線の2番目の横座標に相当し、微分を表す曲線の2番目の横座標は、基本曲線の3番目の横座標に相当します。3番目移行の横座標の関係も同様です。
横座標値aとbの増分は必ず1であることが必要です(b>a)。
後退微分: 留意事項
の関数fの後退微分は次の式に等しくなります。
2D曲線の微分の計算
2D曲線の微分を計算してプロットするには、次の手順に従います。
ステップ | 動作 |
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1 |
の順にメニューを選択して次の手順に従います:
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→ | 選択ボックスが開きます。 |
2 |
選択ダイアログで次の手順に従います:
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3 |
Derivative of a 2D curveダイアログで次の手順に従います:
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→ | 微分の曲線が計算され、2D曲線シートに表示されます。 |