/MAT/LAW62 (VISC_HYP)
ブロックフォーマットのキーワード この材料則は超粘弾性材料を記述します。この材料則は、ソリッド要素およびシェル要素と適合性があります。一般的には、ポリマーおよびエラストマーをモデル化する場合に使用します。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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/MAT/LAW62/mat_ID/unit_IDまたは/MAT/VISC_HYP/mat_ID/unit_ID | |||||||||
mat_title | |||||||||
N | M | Flag_Visc |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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mat_ID | 材料識別子 (整数、最大10桁) |
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unit_ID | 単位識別子。 (整数、最大10桁) |
|
mat_title | 材料のタイトル (文字、最大100文字) |
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初期密度 (実数) |
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ポアソン比 デフォルト = 0.0(実数) |
||
N | 材料則の次数 - 正である必要があります。 (整数) |
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M | マックスウェルモデルの次数
(整数) |
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最大粘性 デフォルト = 1030(実数) |
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Flag_Visc | 粘性定式化のフラグ。M > 0の場合に使用。
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i番目のグラウンドせん断係数パラメータ (実数) |
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i番目材料パラメータ (実数) |
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i番目の剛性比 (実数) |
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i番目の時間緩和 (実数) |
例(超弾性ゴム材)
#RADIOSS STARTER
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/UNIT/1
unit for mat
Mg mm s
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#- 2. MATERIALS:
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/MAT/LAW62/1/1
LAW62 RUBBER
# RHO_I
1E-9
# Nu N M mu_max Flag_Visc
.495 2 0 1000 1
# mu_i
2 1
# alpha_i
2 -2
# gamma_i
# tetha_i
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#ENDDATA
/END
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
コメント
- ひずみエネルギーWは、次の式によって計算されます:
(1) ここで、- はFの固有値(Fは変形勾配マトリックス)、
- Jはヤコビアン行列式で )、
- Nは材料則の次数、
-
および
は材料パラメータ:
(2) - および
- はポアソン比
- 係数(
)は、次のMaxwellモデルによって速度効果を記述するために使用されます:
初期せん断係数は:
(3) の合計は0よりも大きい必要があります:(4) 剛性比は:(5) (6) ここで、(7) および(8) はグラウンドせん断係数相対時間 は正の値であることが必要です:(9) - 速度効果は、Prony級数による畳み込み積分を使用してモデル化されます。これは、微小ひずみ理論を大ひずみ理論へ拡張したものです。ひずみ速度効果は、偏差応力にのみ適用されます。偏差粘性応力の完全な式については、Radioss理論マニュアルをご参照ください。
- /MAT/LAW42 (OGDEN)と/MAT/LAW62の間にはいくつかの違いがあります。グランドせん断係数の表現は入力値によって同じにならないことには特別な注意が必要です。ひとつのケースで長時間せん断係数が一致する場合でも、初期せん断係数は別の事もあります。