応用分野2:システムの組み立て

複雑なマルチボディシステムは、数多くの方法で組み立てることができます。多くの場合、システムの組み立て方法として設計者が最も望ましいとした方法が1つあります。次の図に示すサスペンションシステムを考えます。サスペンションの設計者は、ホイールに対する垂直力の具体的な値とホイールのトー角の規定値を使用してシステムを組み立てることが望ましいと考えています。



図 1.


図 2.
設計目的
ホイールの垂直力とトーの変位が、組み立てにおけるそれぞれのターゲット値と一致する必要があります。
設計変数
左右のコイルスプリングのプリロードとタイロッドの調整距離。