自己接触のギャップワーニング

このワーニングは自己接触のインターフェースの場合には考慮する必要があります。

自動接触をシミュレートする際、最小ギャップには少なくとも最小セグメントのエッジの半分を用いる事をお勧めします。このメッセージはメイン側に少なくとも1つのギャップの2倍以下の側面の長さがあることを意味しており、過剰剛性の危険性があります。
WARNING ID: 94
** WARNING IN INTERFACE GAP
INPUT GAP 1.7
HOWEVER GAP IS RECOMMENDED TO BE LESS THAN 1
図 1 ギャップが要素の側面長さの半分に等しい自己接触インターフェースを示します。要素が50%以上圧縮されると、赤い節点が隣接する要素のギャップに入り、あるべきではない接触が検知されます。これは構造の過剰な剛性を引き起こします。


図 1. 自動接触モデル化の際に推奨されるギャップ

要素の側面の長さLギャップよりも小さい場合、計算の開始時に接触が計算されることになります。

このような状況は例外的な場合には許容されるかもしれませんが、そうでなく自己接触インターフェースが頻繁にある場合には許容できません。このメッセージの原因はプリプロセッサを用いて要素に長さの基準値を選択する事で特定できます。