エッジ間接触のロッキング

インターフェースタイプ7は、エッジとエッジの接触は扱いません。このインターフェースのエッジとエッジの接触の間の制限を図 1に示します。


図 1. エッジ間の接触
メッシュが十分に細かい場合、エッジとエッジの貫通は節点のシェルへの接触へと続きます。エッジとエッジの接触の主な問題は、これがロッキング状態となることです。エッジ貫通の後に荷重変化がある場合、節点とサーフェスの接触が検知されるためにロッキングが避けられません(図 2)。これは通常高い貫通を引き起こします。これにより、時間ステップの減少により解析が止まることがあります。ロッキングが起きる場合、この部分にインターフェースタイプ11を用いて問題を解決することが必要になります。


図 2. エッジ貫通後のロッキング