Body: Flexible

Command Element弾性体要素を変更します。

フォーマット

<Body_Flexible
          id                   = "integer"
          label                = "string"
          is_user_damp         = " { True | False } "
      {   
          cdamp_expr           = "string"
      |   
          usrsub_dll_name      = "string"
          usrsub_param_string  = "string"
          usrsub_fnc_name      = "string"
      }                                 
          rigidified           = " { True | False } "
/> 

属性

id
要素識別番号(整数 > 0)。
これは、すべてのBody_Flexible要素の中で一意の番号です。
is_user_damp
各モードの減衰係数の指定方法を変更します。
"TRUE"を指定した場合は、式またはユーザー定義のサブルーチンを使用して減衰が指定されます。

"FALSE"を指定した場合は、Body_Flexible要素で提供される減衰の式またはユーザー定義サブルーチンのデータがMotionSolveで無視され、Reference_FlexData要素で指定される減衰値が代わりに使用されます。

cdamp_expr
各モードの減衰係数を定義するために使用される状態依存の式を変更します。このパラメータは、is_user_damp = "TRUE"である場合にのみ使用します。任意の有効な実行時MotionSolve式を入力として指定できます。
usrsub_dll_name
ユーザーサブルーチンを含む共有ライブラリのパスまたは名前あるいはその両方を変更します。MotionSolveはこの情報を使用して、ライブラリ内のusrsub_fnc_nameで指定されたユーザーサブルーチンを実行時に読み込みます。このキーワードは、is_user_damp = "TRUE"の場合にのみ使用します。
usrsub_param_string
データファイルからユーザー作成サブルーチンに渡されるパラメータのリストを変更します。このキーワードは、is_user_damp = "TRUE"の場合にのみ使用します。
この属性のシンタックスは次のとおりです:
USER([[par_1],[par_2],...,[par_n]])
usrsub_fnc_name
モデル要素で指定されたユーザーサブルーチン関数の名前を変更します。
rigidified
弾性体を剛体に変換します。
このフラグのデフォルト値はrigidified = "FALSE"です。

下の例は、<Body_Flexible>コマンド要素を使用して、モデルで定義された弾性体の減衰を変更する方法を示しています:

<Body_Flexible
     id                  = "30102"
     cdamp_expr          = "IF(FXFREQ-100:1.0,1.0,1.0)"
/>

コメント

  1. is_user_damp = "TRUE"が指定され、cdamp_exprとユーザーサブルーチン(usrsub_param_stringusrsub_dll_nameusrsub_fnc_name)の両方が定義されている場合、MotionSolveは、ユーザーサブルーチンよりcdamp_exprを優先します。