この例題の目的はビーム要素を用いた静解析を実行することです。
点の質量(3 kg)がビームフレームの点O(
図 4の形状参照)に速度10 ms
-1でZ方向に衝突します。ビームはスチール製で、それぞれの断面は(それぞれの側面の長さが6 mmの)正方形断面です。
寸法は: AB = BC = CD = BE = BF = E’C = CF’ = 90 mm
点 A,、D、E、F、E’、F’が拘束されます。
- ビームプロパティ
- 断面積
- 36 mm2
- YおよびZ方向の慣性モーメント
- 108 mm4
- X方向の慣性モーメント
- 216 mm4
用いられるスチール材料は以下の特性です:
- 材料特性
- 密度
- 0.0078
- ヤング率
- 200 000
- ポアソン比
- 0.3
- 降伏応力
- 320
- 硬化パラメータ
- 134.65
- 硬化指数
- 1.0
他の全ての係数はデフォルト値に設定されます。塑性はLAW2を用いて破断なしで考慮されます。
モデリング手法
メッシュは規則的なビームメッシュで、それぞれのビームは9 mmの長さ(トータル = 70 ビーム)です。