メッシングと折りたたみ

エアバッグの繊維は、平均要素サイズ3~4mmの三角形要素を用いて非折りたたみ状態でメッシュ化される必要があります。Mixed + tria meshは、バージョン2021.2から利用可能になりました。更に大きな要素サイズは、ベントホールおよびボイド材料を用いたその他のコンポーネント(たとえばチャンバー内のボイドコンポーネント)にのみ受け入れられます。これらのボイド関連要素のすべての節点を周囲の繊維コンポーネントに結合する必要があります。エアバッグ繊維は弾性係数が低いため、通常は要素サイズは時間ステップに影響を及ぼしません。

外部エアバッグ繊維コンポーネントは、外向きの法線がある閉じたボリュームを形成する必要があります。
注: この制限事項はバージョン2021で解除されましたが、現在も外向きの法線を推奨しています。

エアバッグコンポーネント(たとえば外部、内部、インフレータ、またはハウジング)間の交差は許可されていません。

エアバッグの折りたたみは、CADの折りたたみ設計に従い、プリシミュレーションを使用して実行する必要があります。折りたたみモデルでは、検証された繊維材料定義および接触を使用する必要があります。Radiossは折りたたみのプリシミュレーションに適したソルバーです(エアバッグソリューション)。これを使用することで、折りたたまれたモデルが、対応するセクションにリストされているエアバッグ内部接触定義を使用して正しく機能することが保証されます。