有限体積法エアバッグモデリング

Radiossでは、エアバッグ計算の標準的な方法は有限体積法(FVM)です。

FVMでは、内部エアバッグコンポーネント(内壁、バッフルなど)との相互作用を含め、エアバッグ内の気体流がモデル化されます。FVMエアバッグをセットアップするには、エアバッグカード/MONVOL/FVMBAG1/MONVOL/FVMBAG2が使用されます。一定圧力エアバッグは、展開、接触、および気体の動的パラメータの全体的一貫性を確認するためのデバッグ目的で使用できます。デバッグ用に一定圧力エアバッグをアクティブにするには、/MONVOL/AIRBAG1を使用します。

一般的な/FVMBAG1カード:
/MONVOL/FVMBAG1/46
FVMBAG1
#surf_IDex                         Hconv
 666000001                             0
#            AscaleT             AscaleP             AscaleS             AscaleA             AscaleD
                   0                   0                   0                   0                   0
#   mat_ID                                              Pext                T0       Iequi      Ittf
 666400002                                              1E-4                 296         1         3
#     Njet
         1
#inject_ID   sens_IDsurf_IDinj
 666400002 666000500 666200211
#fct_IDvel                     Fscalevel
 666000200                             1
#    Nvent  Nporsurf
         1         2
# surf_IDv     Iform               Avent               Bvent                              vent_title
 666000015         1                   0                   0                                        
#             Tstart               Tstop               dPdef              dtPdef             IdtPdef
                   0                1E30                   0                   0                   0
#  fct_IDt   fct_IDP   fct_IDA                       Fscalet             FscaleP             FscaleA
         0         0         0                             1                   1                   1
# fct_IDt'  fct_IDP'  fct_IDA'                      Fscalet'            FscaleP'            FscaleA'
         0         0         0                             1                   1                   1
#surf_IDps   Iformps Iblockage                                                         surface_title
 666000004         2         0                                                                      
#             Tstart               Tstop               dPdef              dtPdef             IdtPdef
                   0                   0                   0                   0                   0
#  fct_IDv                       Fscalev
 666000004                             1
#surf_IDps   Iformps Iblockage                                                         surface_title
 666000003         2         0                                                                      
#             Tstart               Tstop               dPdef              dtPdef             IdtPdef
                   0                   0                   0                   0                   0
#  fct_IDv                       Fscalev
 666000003                             1
# frame_ID     kmesh             Tswitch
         0         4                  20
#                 L1                  L2                  L3
                   0                   0                   0
#      Nb1       Nb2       Nb3 grbric_ID surf_IDin      Iref
         0         0         0         0         0         0
#   Igmerg                        Cgmerg              Cnmerg               Ptole
         0                         1e-04                1E-4                   0
#                 qa                  qb                Hmin          delta_Tsca          delta_Tmin
                   0                   0                   0                   0                   0
#   Ilvout    Nlayer   Nfacmax    Nppmax    Ifvani
         1         0         0         0         0
一般的な/FVMBAG2カード:
/MONVOL/FVMBAG2/46
FVMBAG2
#surf_IDex surf_IDin               Hconv
 666000001                             0
#   mat_ID                                              Pext                T0                  Ittf
 666400002                                             1e-04               296                     3
#     Njet
         1
#inject_ID   sens_IDsurf_IDinj
 666400002 666000500 666200211
#    Nvent  Nporsurf
         1         2
# surf_IDv     Iform               Avent               Bvent                              vent_title
 666000015         1                   0                   0                                        
#             Tstart               Tstop               dPdef              dtPdef             IdtPdef
                   0                1E30                   0                   0                   0
#  fct_IDt   fct_IDP   fct_IDA                       Fscalet             FscaleP             FscaleA
         0         0         0                             1                   1                   1
# fct_IDt'  fct_IDP'  fct_IDA'                      Fscalet'            FscaleP'            FscaleA'
         0         0         0                             1                   1                   1
#surf_IDps   Iformps Iblockage                                                         surface_title
 666000004         2         0                                                                      
#             Tstart               Tstop               dPdef              dtPdef             IdtPdef
                   0                   0                   0                   0                   0
#  fct_IDv                       Fscalev
 666000004                             1
#surf_IDps   Iformps Iblockage                                                         surface_title
 666000003         2         0                                                                      
#             Tstart               Tstop               dPdef              dtPdef             IdtPdef
                   0                   0                   0                   0                   0
#  fct_IDv                       Fscalev
 666000003                             1
#              Cmerg             Tswitch             Iswitch             Pswitch
               1e-04                20.0                   0                 0.0 
#                CFL              DT_min
                 0.0                 0.0

/MONVOL/FVMBAG2カードは、2021.1から使用可能になりました。これは、/MONVOL/FVMBAG1カードの正確な複製です。廃止された未使用の入力は、/MONVOL/FVMBAG2から削除されます。これにより、シンプルで使いやすくなります。/MONVOL//FVMBAG1の注入速度を300m/sと異なる設定にすると、/MONVOL/FVMBAG1/MONVOL/FVMBAG1カードの結果に多少の違いが生じる場合があります。この値は、/MONVOL/FVMBAG2カードにハードコードされています。

閉じたエアバッグ外部サーフェスは/SURF/PARTを使用して定義する必要があり、外向きの法線があるシェルコンポーネントのセットを参照します。

スケーリングパラメータAscale_TAscale_PAscale_SAscale_AおよびAscale_Dは使用されません。

大気の値は、初期空気材料、初期温度、および初期圧力について定義されます。

パラメータIttfは、3に設定する必要があります。この場合、ベントは/MONVOL/FVMBAG1で参照されているセンサーで指定された1つ目のインジェクターのTTFの時間にアクティブになり、ベント開口部と空隙を制御するすべての時間依存曲線は1つ目のインジェクターのセンサーアクティブ化時間だけシフトします。

インジェクターの数は、Njetフラグによって指定されます。注入サーフェスとして使用する要素は、外部または内部エアバッグサーフェスに属する個別のPARTコンポーネントに置かれる必要があります。インジェクターサーフェスについて、別々のインジェクターに同じ要素を使うことはできません。

気体注入を開始するための始動時間(TTF)は、/SENSORで定義する必要があります。グローバルパラメータ定義/PARAMETERは、TTFおよびその他のエアバッグパラメータの入力をパラメータ化するために使用できます。

注入速度の関数では、注入される気体のおおよその音速を定数値で設定する必要があります。この関数は、シミュレーション結果に大きな影響は与えません。

オプションIequil=1を使う必要があります。このオプションは、TTFの前のFVM周期を簡易化します。

注入速度の関数では、注入される気体のおおよその音速を定数値で設定する必要があります。この関数は、シミュレーション結果に大きな影響は与えません。

内部サーフェス(内壁、バッフル、バンドなど)は、コンポーネントの集合として定義され、surf_IDinフィールドで参照されます。

すべての重要なチャンバー間の開口部は、すべての節点が繊維コンポーネントに結合されている個別の隙間コンポーネントとして閉じることを推奨します。これは、他のエアバッグコンポーネントとの交差を回避するために、エアバッグの折り畳みに先がけて行う必要があります。これらのボイド要素を加えることにより、展開シミュレーション中のエアバッグの異なるチャンバーに属する有限体積がマージされなくなります。また、/TH/SURFを使って監視されるエアバッグの異なるチャンバー間のマスフローを出力、制御することも可能です。
注: ベントを表すチャンバー間のボイドおよびボイドコンポーネントを含んだ外部および内部エアバッグコンポーネントは、形状的に交差があってはなりません。交差がある場合は、 有限体積メッシュの作成はできません。


図 1. 2つのチャンバーがある単純なスリーブエアバッグ

初期有限体積メッシュは、オプション/MONVOL/FVMBAG1Kmesh=14が使用されている際は自動的に生成され、手動で作成された初期テトラ有限体積メッシュは、次のセクションで説明されているとおり定義されません。次に、エアバッグの外部および内部サーフェスに交差が存在しないことを確実にするために、エアバッグがチェックされます。交差が存在しない場合、有限体積メッシュは生成されます。エアバッグコンポーネント内の交差のために有限体積が生成され得ない場合は、有限体積メッシュの生成に問題を生じている節点 / 要素の数と場所と共にエラーメッセージが書き出されます。これが起こる際、エアバッグメッシュの問題点の検証と修正にHyperMeshが使用されることが可能です。tetrameshパネルのcheck 2Dmeshオプション(デフォルトの設定)を使って、エアバッグの外部および内部コンポーネントがテトラメッシュ生成に受け入れられるかどうかを確認します。Radiossによって作成されたテトラメッシュは、RadiossインクルードファイルMONVOLとして出力されます。

4節点シェルが使用されている場合(2021年2月以降使用可能)、Radiossはいわゆる“スマート分割”を実行して、交差を追加せずに4節点シェルを3節点シェルに分割します。分割後、Radiossは通常どおりテトラメッシュを作成します。
注:スマート分割”メッシュは、テトラメッシュを作成するためにのみ使用されます。この場合、すべてのシミュレーションは、元の4節点シェルと三角形シェルメッシュを使用して実行されます。
初期有限体積メッシュをテトラ要素として手動で作成するために、HyperMeshを使うこともできます。この場合、エアバッグの外部および内部コンポーネントはすべて、メッシュの生成時に定義されなくてはなりません。元のサーフェスメッシュに変更がないことを確実にするために、Fixed trias/quads to tetra meshを使用する必要があります。check 2Dmeshオプション(デフォルトの設定)を使うと、エアバッグの外部および内部コンポーネントがテトラメッシュ生成に受け入れられるかどうかがチェックできます。


図 2.

初期有限体積メッシュ/TETRA4要素は別の/PARTに置かれ、材料/MAT/VOIDおよびプロパティ/PROP/VOIDが割り当てられます。メッシュは完全にエアバッグの体積を満たしていなければなりません。

エアバッグ内の初期有限体積メッシュのテトラコンポーネント定義の例
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/PART/8
TETRA4
          8         8         0
/MAT/VOID/8
tetra
/PROP/VOID/8
tetra
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
テトラメッシュがエアバッグの体積全体を満たしていることを確実にするために、Starter出力ファイル内で同じファイルにリストされているINITIAL VOLUME OF MONITORED VOLUME = SUM VOLUME OF FINITE VOLUMESを検証します。また、NUMBER OF FINITE VOLUMES(提示した例では1568個)がHyperMeshで作成したテトラの数と同じであることを確認します。
INITIAL VOLUME OF MONITORED VOLUME. . .= 299199.9998912

VOLUME NUMBER          1
NUMBER OF SURFACE POLYGONS. . . . . . .=      1200
NUMBER OF SURFACE TRIANGLES . . . . . .=      1200
NUMBER OF COMMUNICATION POLYGONS. . . .=      2536
NUMBER OF COMMUNICATION TRIANGLES . . .=      2536
NUMBER OF FINITE VOLUMES. . . . . . . .=      1568
MIN FINITE VOLUME VOLUME. . . . . . . .=  66.66666700000         (FINITE VOLUME ID 292)
INITIAL MERGING VOLUME. . . . . . . . .=  19.08163264612
SUM VOLUME OF FINITE VOLUMES. . . . . .= 299199.9998912
SUM AREA SURFACE TRIANGLES. . . . . . .=  230031.1439046
SUM MASS OF FINITE VOLUMES. . . . . . .= 3.9428379122204E-04
HyperMeshで生成されたテトラメッシュがエアバッグの体積を完全には満たしていない場合、Radiossは追加の体積を満たすよう試みます。これが起こる際、下記のメッセージがStarter出力ファイルに現れます。
WARNING ID :          631
** WARNING IN FVMBAG DEFINITION
DESCRIPTION : 
-- MONITORED VOLUME ID : 1
-- MONITORED VOLUME TITLE : SAB
IN LOCAL FRAME DIRECTION 1
GIVEN LENGTH 0.000000000000 IS SMALLER THAN BOUNDING LENGTH 301.4996942325
IT IS RESET TO 304.5146911748
WARNING ID :          631
** WARNING IN FVMBAG DEFINITION
DESCRIPTION : 
-- MONITORED VOLUME ID : 1
-- MONITORED VOLUME TITLE : SAB
IN LOCAL FRAME DIRECTION 2
GIVEN LENGTH 0.000000000000 IS SMALLER THAN BOUNDING LENGTH 100.0000000000
IT IS RESET TO 101.0000000000
WARNING ID :          631
** WARNING IN FVMBAG DEFINITION
DESCRIPTION :  
-- MONITORED VOLUME ID : 1
-- MONITORED VOLUME TITLE : SAB
IN LOCAL FRAME DIRECTION 3
GIVEN LENGTH 0.000000000000 IS SMALLER THAN BOUNDING LENGTH 1.535460483274
IT IS RESET TO 1.550815088107

テトラメッシュに基づく有限体積はパラメータをマージすることで提供されるストラテジーに従ってマージされるため、テトラメッシュの質は重要ではありません。 I g m e r g MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4qamaaBa aaleaacaWGNbGaamyBaiaadwgacaWGYbGaam4zaaqabaaaaa@3B95@ C g m e r g MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4qamaaBa aaleaacaWGNbGaamyBaiaadwgacaWGYbGaam4zaaqabaaaaa@3B95@ 、および C n m e r g MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4qamaaBa aaleaacaWGNbGaamyBaiaadwgacaWGYbGaam4zaaqabaaaaa@3B95@ は、 /MONVOL/FVMBAG1に入力できます。ただし、 C g m e r g MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4qamaaBa aaleaacaWGNbGaamyBaiaadwgacaWGYbGaam4zaaqabaaaaa@3B95@ = C n m e r g MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4qamaaBa aaleaacaWGNbGaamyBaiaadwgacaWGYbGaam4zaaqabaaaaa@3B95@ =1e-04に設定することでStarterの初期化中のマージプロセスを非アクティブにし、Engineの高度なマージアルゴリズムを使用することを推奨します。この場合には、/FVMBAG/MODIFまたは/DT/FVMBAG/Iflagにおいて同じパラメータを定義できます。

バージョン2019.1より、/MONVOL/FVMBAG1/MONOL/FVMBAG2カードでマージjパラメータとタイムステップパラメータを直接入力できるようになりました。

/MONVOL/FVMBAG1 I f v a n i MathType@MTEF@5@5@+= feaagKart1ev2aaatCvAUfeBSjuyZL2yd9gzLbvyNv2CaerbuLwBLn hiov2DGi1BTfMBaeXatLxBI9gBaerbd9wDYLwzYbItLDharqqtubsr 4rNCHbGeaGqiVu0Je9sqqrpepC0xbbL8F4rqqrFfpeea0xe9Lq=Jc9 vqaqpepm0xbba9pwe9Q8fs0=yqaqpepae9pg0FirpepeKkFr0xfr=x fr=xb9adbaqaaeGaciGaaiaabeqaamaabaabaaGcbaGaam4qamaaBa aaleaacaWGNbGaamyBaiaadwgacaWGYbGaam4zaaqabaaaaa@3B95@ =1である場合、アニメーションファイル*A000は初期有限体積を表します。


図 3. *A000ファイルにおける初期有限体積の表現

テトラ要素の数は、複雑度、およびエアバッグの種類によって異なります。たとえば、サイドエアバッグは約30,000から50,000個のテトラ、カーテンエアバッグの場合は250,000から500,000個のテトラにできます。

自動ボリュームメッシングオプション/MONVOL/FVMBAG1Kmesh=1が使われる必要があります。Kmesh=14を使用(HyperMeshテトラメッシャー)するか、もしくはHyperMeshでテトラメッシュを生成することが推奨されます。