.monitorファイル

OptiStruct ASCIIフォーマットの結果ファイル。

ファイル生成

このファイルはデフォルトですべての非線形実行で作成されます。

ファイル内容

このファイルには、非線形サブケースごとに、荷重増分の表、カットバック情報、各荷重増分の反復計算回数、時間増分とカットバックの値、および変位結果が含まれます。

これらの変位結果では、デフォルトで、すべての自由度での最大値が選択されます。変位結果を出力する特定の節点と自由度を指定するには、NLMONバルクデータエントリのGRIDおよびDOFパラメータを使用します。

ファイルフォーマット

監視情報の出力には、次のテーブルフォーマットが使用されます。


図 1.
名称 内容
SUBCASE SID 情報が出力されるサブケースの識別番号。
INCREMENT
NUMBER
荷重増分番号を識別します。
CUTBACK
特定の荷重増分でカットバックがあったかどうかを判定します。
"-"
カットバックはなかったことを示します。
"C#"
カットバックが発生したことを示します。“#”はカットバックの数を数えるカウンターです。
CONVERGED
特定のステップが収束したかどうかを判定します。
ITER
CONT
それぞれの荷重増分における接触の反復計算の回数。
EQUI
それぞれの荷重増分における平衡の反復計算の回数。
TOTL
それぞれの荷重増分における反復計算の総数。
TIME
INCR
現在の時間 / 荷重の増分を示します。
SUBCASE TIME
サブケース内部での現在の時間 / 荷重を示します(継続サブケースの開始時点では0.0)。
CURRENT TIME
モデル全体の現在の時間 / 荷重を示します(継続サブケースは、その前のサブケースの終了時点で始まります)。
LOAD FACTOR
荷重係数。この値は、0.0~1.0の範囲で正規化したサブケース時間と考えることができます。
MONITOR
DISP
各荷重増分に対する変位出力。この値は全体座標系で出力されます。
GRID
NLMONバルクデータエントリで指定されたGRID識別番号。
DOF
NLMONバルクデータエントリで指定された自由度。