_gso.slk file
_gso.slkファイルは、Microsoft SLKデータ入力フォーマットの結果ファイルです。
ファイル生成
このファイルはグローバルサーチオプション（GSO）が、DGLOBAL入出力オプションとDGLOBALバルクデータエントリでそれぞれ用いられてアクティブになり、実行された時に生成されます。このファイルの出力はグローバルサーチオプション(GSO)の結果です。
ファイル内容
| 結果 | 内容 |
|---|---|
| Optimized Designs | これはグローバルサーチオプション (GSO) 法に基づき、唯一の、あるいは互いに類似した最適化結果のリストを含みます。全設計空間の結果のサブセットとなる設計は(固有の開始点から特定の設計への結果への収束の数に基づいた)そのランクに基づいてソートされます。 |
ファイルフォーマット
このファイルは特定の開始点から最適化された設計のために以下のフォーマットを用います：
Unique Designs
| Design Rank | Starting Point | Times Found | Directory Name | Objective Function | Constraint Violation | Max. Obj.Deviation | Avg.Obj.Deviation | Max. DV Deviation | Avg.DV Deviation | DV1 | DVN |
All Designs
| Design Rank | Starting Point | Unique Design | Directory Name | Objective Function | Constraint Violation | DV1 | DVN |
ここで、
- データ
- 内容
- Design Rank
- 設計のランクを示します。これは、最初に制約違反の値と目的関数値に基づいて割り当てられます。
- Starting Point
- 設計空間内での最適化のための設計の開始点を示します。
- Times Found
- (固有の開始点から) 同じ設計に収束した設計の回数。
- Directory Name
- 指定された設計に関連する出力ファイルが保存されているディレクトリの名前
- Objective Function
- 現在の設計の目的関数の値
- Constraint Violation
- 現在の設計の制約条件違反の値。
- Maximum Objective Deviation
- 固有の開始点からこの固有の設計に収束した設計の間での目的関数の(ある設計の)最大分散値。
- Average Objective Deviation
- 固有の開始点からこの固有の設計に収束した設計の間での目的関数の(ある設計の)平均分散値。
- Maximum DV Deviation
- 固有の開始点からこの固有の設計に収束した設計の間での設計空間内の2つの設計変数の間での最大分散値。
- Average DV Deviation
- 固有の開始点からこの固有の設計に収束した設計の間での設計空間内の2つの設計変数の間での平均分散値。
- DV#
- DV1, DV2,….., DVNで表されるいろいろな設計変数の値。
- Unique Design
- これはUNIQUE DESIGN表で用いられる設計ランクを表します。