GLOBSUB

サブケース情報エントリ GLOBSUBエントリを使用すると、ローカル-グローバル解析用のグローバル構造を参照するサブケース、および変位の切断面を定義するローカル構造内の節点のセットを選択できます。

フォーマット

GLOBSUB, SUBID, SID

定義

引数 説明
SUBID <整数 > 0> グローバル構造定義を含む(SUBMODELを介して)サブケースの識別番号を指定します。
SID <整数 > 0> 切断面を定義するローカル構造内の節点のセットを指定します。グローバル構造からの変位が補間され、この節点のセットに適用されます。

コメント

  1. 切断面は、グローバル構造内で1次元要素または剛体要素にのみ結合しているような節点が存在しないように選択される必要があります。2次要素(CHEXA20CQUAD8など)は、ローカルサブモデルとグローバルサブモデルの両方の切断面で許可されています。構造内のその他の箇所では、要素タイプに関するこれ以外の制限はありません。
  2. 切断面を表す切断面は、その構造内で複数存在していてもかまいません。ただし、複数の切断面は分離している必要があります。つまり、それぞれがグローバルモデルの要素サイズより離れていなければなりません。ユーザーガイドのワンステップサブモデリングセクションのワンステップサブモデリングでコメント6および7をご参照ください。
  3. GLOBSUBエントリは、必ず、対応するローカルサブケースより前に定義されている、グローバルサブケースのサブケースIDを参照する必要があります。
  4. 個別の各サブケースセクションに、複数のGLOBSUBカードが存在できます。GLOBSUBエントリによって参照されるサブケースは、GLOBSUBエントリを含むこともできます。