TSTRU

サブケース情報エントリ TSTRUコマンドを使用すると、定常熱伝導解析で得られた節点温度または過渡熱伝導解析の最後の時間ステップで得られた節点温度に、温度セット識別番号を割り当てることができます。

フォーマット

TSTRU = option

定義

引数 オプション 内容
option <SID>

デフォルト = サブケースID

SID
温度セット識別番号です。この番号は静解析サブケースから参照できます。この場合、定常熱伝導解析の結果の節点温度または非定常熱伝導解析の最後の時間ステップは、静解析の作用荷重とみなされます。

コメント

  1. TSTRUは熱伝導サブケースでのみ有効です。
  2. 熱伝導サブケースでTSTRUを明示的に指定していない場合は、サブケースIDがデフォルトとして使用されます。
  3. 熱伝導解析からの温度セットは、バルクデータエントリTEMPまたはTEMPDで定義したどの温度セットよりも優先されます。