STR2DBLARY

Utility/Data Access Subroutine文字列データを倍精度数または倍精度配列に変換します。

使用

この関数は、任意のユーザー定義のサブルーチンから呼び出すことができます。

フォーマット

Fortranの呼出し構文
CALL STR2DBLARY(STRG, ARRAY, NSIZE, ISTAT)
C/C++の呼出し構文
c_str2dblary(strg, array, nsize, istat)
Pythonの呼出し構文
[array, istat] = py_str2dblary(strg)
MATLABの呼出し構文
[array, istat] = m_str2dblary(strg)

属性

STRG
[文字列]
倍精度数に変換するデータを含む文字列変数。

出力

ARRAY
[倍精度]
倍精度配列に変換する文字列データ。
NSIZE
[整数]
文字列内で見つかったスペースで区切られた倍精度数の数を返します。
ISTAT
[整数]
0
STR2DBLARYに対する呼び出しが成功した場合。
n
STR2DBLARYに対する呼び出しが失敗した場合に返されるゼロ以外の整数。

入力文字列に倍精度数("1.234"など)が含まれている場合、STR2DBLARYを呼び出すと、出力ARRAY(1)= 1.234、NSIZE=1、およびISTAT=0(正常復帰)が生成されます。

入力文字列に"1.234 5.678"が含まれている場合、STR2DBLARYを呼び出すと、出力ARRAY(1)= 1.234、ARRAY(2)= 5.678、NSIZE=2、およびISTAT=0(正常復帰)が生成されます。

STR2DBLARYのプロトタイプは、フォルダー[install-path]\hwsolvers\usersub\c_src\includeにあるCインクルードヘッダーmsolvsub_c_include.hをご参照ください。

コメント

  1. STR2DBLARYは、MODFNCサブルーチンからの文字列出力を処理するのに便利です。
  2. 出力配列内に十分な記憶域を用意してください。