String

Model ElementStringは、MotionSolveでユーザー定義のテキスト文字列を定義します。

クラス名

String

説明

文字列は任意の長さにすることができます。出力可能なASCII文字のみを含める必要があります。Stringは主にユーザー定義のサブルーチン内で使用されます。これらは、ファイル名、メッセージ、ブロック名、およびDLL名をユーザー定義のサブルーチンに渡すためによく使用されます。

ユーザー定義のサブルーチン内では、Stringにアクセスするために、MotionSolveユーティリティサブルーチンGTSTRGが使用されます。String自体のIDは、パラメータとしてユーザー定義のサブルーチンに渡すことができます。

属性の概要

名前 プロパティ コマンドで変更可能か 設計可能か
id Int ()   ×
label Str ()
string String ()

使用法

String (string=String, optional_attributes)

属性

string
文字列
格納する文字列を指定します。
属性stringは必須です。
id
整数
要素識別番号を指定します。この番号は、モデル内のすべてのStringオブジェクトの中で一意にする必要があります。
この属性は省略可能です。MotionSolveは、IDが指定されていない場合、自動的にこれを作成します。
値の範囲:id > 0
label
文字列
Stringオブジェクトの名前を指定します。
この属性は省略可能です。指定しない場合は、MotionSolveが代わりにラベルを作成します。

下の例は、文字列の定義方法を示しています。
XMLシンタックス Pythonシンタックス
<Reference_String 
   id = "1101"
   label = "Tire file" 
   string = "/Users/tire_data .xml"
/>
filename = "/Users/tire_data .xml" 

str1 = String (string=filename, 
label="Tire file")

コメント

  1. プロパティの概要、使用理由、および拡張方法については、プロパティをご参照ください。
  2. Reference_Stringsは、任意のユーザー定義のサブルーチンで使用できます。
  3. ユーザー定義のサブルーチン内では、Reference_Stringにアクセスするために、ユーティリティGTSTRGが使用されます。Reference_StringのIDは、パラメータとしてユーザー定義のサブルーチンに渡すことができます。