Dsurface/DeformableSurface

Model ElementDsurfaceは、MotionSolveで変形可能サーフェスを定義します。これはPTDSFPTDSFFによって参照されます。

クラス名

DsurfaceまたはDeformableSurface

属性の概要

名前 プロパティ コマンドで変更可能か 設計可能か
id Int ()    
label String ()  
end_type Enum ("NATURAL PARABOLIC PERIODIC", default="NATURAL")    
markers Reference (Marker, count=0)  
u_span Double (1.0)  
v_span Double (1.0)  
u_tension Double ()  
v_tension Double ()  
u_closed Bool ()    
v_closed Bool ()    
active Bool ()  

使用法

Dsurface (markers=objMatrix, optional_attributes)

属性

markers
マーカーオブジェクトのマトリクス
マーカーのマトリクスを指定します。これらのマーカーの原点により変更可能サーフェスが定義されます。マトリクス内のマーカーは、下の図のように構成します。

markers属性は必須です。
id
整数
要素識別番号を指定します。この番号は、モデル内のすべてのDsurfaceオブジェクトの中で一意にする必要があります。
この属性は省略可能です。MotionSolveは、IDが指定されていない場合、自動的にこれを作成します。
値の範囲:id > 0
label
文字列
Dsurfaceオブジェクトの名前を指定します。
この属性は省略可能です。指定しない場合は、MotionSolveが代わりにラベルを作成します。
end_type
文字列
この変形サーフェスの終端タイプを定義します。NATURALPARABOLICPERIODIC、またはCANTILEVERからいずれかを選択します。詳細については、コメント8をご参照ください。
この属性は省略可能です。
デフォルト = NATURAL
u_span
倍精度
変形可能サーフェスのuパラメータの範囲を指定します。シミュレーションの際は、MotionSolveによって以下が保証されます: u_span/2 ≤ u ≤ + u_span/2
この属性は省略可能です。
u_span > 0.0
デフォルト = 1.0
v_span
倍精度
変形可能サーフェスのvパラメータの範囲を指定します。シミュレーションの際は、MotionSolveによって以下が保証されます: v_span/2 ≤ v ≤ + v_span/2
この属性は省略可能です。
v_span > 0.0
デフォルト = 1.0
u_closed
曲線を定義するマーカーがu内で閉じているかいないかを決定するブール値(TrueまたはFalse)。
v_closed
曲線を定義するマーカーがv内で閉じているかいないかを決定するブール値(TrueまたはFalse)。

  1. 最小限の数の属性で変形サーフェスを作成します。
    mkrMatrix = [ [m11, m12, m13, m14, m15, m16, m17, m11],
    [m21, m22, m23, m24, m25, m26, m27, m21],
    [m31, m32, m33, m34, m35, m36, m37, m31],
    [m41, m42, m43, m44, m45, m46, m47, m41],
    [m51, m52, m53, m54, m55, m56, m57, m51],
    [m61, m62, m63, m64, m65, m66, m67, m61],
    [m71, m72, m73, m74, m75, m76, m77, m71],
    [m11, m12, m13, m14, m15, m16, m17, m11] ]
    
    Dsurface (markers=mkrmatrix))
以下のデフォルトプロパティが自動的に指定されます:
  • end_type = NATURAL
  • u_span = 1.0
  • v_span = 1.0
  • uclosed = True(最初と最後の列が同じ)
  • vclosed = True(最初と最後の行が同じ)

コメント

  1. プロパティの概要、使用理由、および拡張方法については、プロパティをご参照ください。
  2. Dsurfaceの詳細については、Reference:Deform Surfaceをご参照ください。