TRIM

TRIM関数は、x0y0x1y1で与えられる線分によって定義された勾配m1x1y1x2y2で与えられる線分によって定義された勾配m2間を滑らかに補間します。

フォーマット

TRIM(x, x0, y0, x1, y1, x2, y2, radius [, limit])

説明

値がx < xI1の場合、関数はx0y0x1y1を通るライン上のxに対応するポイントを返すことが保証されます。値がx > xI2の場合、関数はx1y1x2y2によって定義されたライン上のxに対応するポイントを返すことが保証されます。

xの値がxI1xI2の間にある場合、関数値は、xについてのTRIMの導関数が常にm1とm2の間にある、両方の勾配間を滑らかに移行します。

limitを定義すると、線分の相対長さに対して半径が制限されます。例えば、l1は線分1の長さ、l2は線分2の長さとし、Iはこれらの線分より短い長さとします。半径がlimit * lより大きい場合、半径はlimit * lに設定されます。


図 1.

引数

x
独立変数。
x0
線分1上のポイントのx値。
x0 < x1 < x2.
y0
線分1上のポイントのy値。
x1
線分1と線分2の交点のx値。
x0 < x1 < x2
y1
線分1と線分2の交点のy値。
x2
線分2上のポイントのx値。
x0 < x1 < x2
y2
線分2上のポイントのy値。
radius
TRIM関数が勾配を補間するx1y1を中心とする半径を指定します。半径は正である必要があります。
limit
短い方の線分の長さに対して半径を制限します。この引数は省略可能で、指定しない場合は、0.5の値が使用されます。
0 < limit ≤ 1
指定しない場合のlimitのデフォルト値は0.5です。

TRIM(time, 0,0, 1,1, 2, 0, .1)