DENSITY

入出力オプションおよびサブケース情報エントリ 入出力オプションセクションの中でDENSITYコマンドを使用すると、トポロジー最適化の密度出力を要求できます。

フォーマット

DENSITY (format_list, type, topo, peakoutput) = option

定義

引数 オプション 説明
format <HMH3DOPTIOP2、空白>
HM
結果をHyperMesh結果フォーマット(.resファイル)で出力します。
H3D
結果をHyper3Dフォーマット(.h3dファイル)で出力します。
OPTI
結果をOptiStruct結果フォーマット(.densファイル)で出力します。
OP2
6
空白(デフォルト)
利用可能な結果があるアクティブなフォーマットすべてで結果を出力します。
type <ALLDES>

デフォルト = DES

ALL
すべてのシミュレーションの結果を出力します。
DES、空白
設計履歴シミュレーションの結果のみを出力します。
topo <TOPO>

デフォルト値はありません。

TOPO
トポロジー設計要素の結果のみを出力します。モデル内の非設計要素の密度値は出力されません。現在、OPTI.dens)フォーマットのみで使用できます。
peakoutput <PEAKOUT>

デフォルト = 空白

PEAKOUT
PEAKOUTサブケースおよびバルクデータエントリでフィルターされた周波数のみがこの出力に考慮されます。
option <YES, ALL, NO, NONE, SID>

デフォルト = YES

YESALL、空白
結果を出力します。
NONONE
結果を出力しません。
SID
指定した要素セット(SID)の結果を出力します。

コメント

  1. DENSITYコマンドを指定しなくても、密度結果は出力されます。
  2. 密度結果を利用できるのは、トポロジー最適化のみです。
  3. すべてのシミュレーションの密度結果を出力することによって、HyperViewの密度のアイソサーフェスに解析結果をプロットすることができます。
  4. この出力の頻度は、OUTPUT定義のDESIGNキーワードで制御します。DESIGNキーワードが指定されたOUTPUT定義が存在しない場合は、DENSRES入出力オプションで制御します。
  5. 同一のエントリに複数のフォーマットを指定できます。各フォーマットはコンマで区切る必要があります。フォーマットを指定しなかった場合、この出力コントロールは、利用可能な結果があるOUTPUTコマンドで定義されているフォーマットすべてに適用されます。
  6. 密度結果は、.op2ファイルで要素ひずみエネルギーとしてレポートされます。
  7. このカードは複数インスタンスが可能です。インスタンスが競合する場合は、最後のインスタンスが優先されます。