POWERFLOW
入出力オプションエントリパワーフローフィールドを出力するよう要求するために使用されます。
フォーマット
POWERFLOW (format,peakoutput) = option
定義
引数 | オプション | 説明 |
---|---|---|
format | <H3D> |
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peakoutput | <PEAKOUT> デフォルト = 空白 |
が存在する場合、PEAKOUTカードからのフィルターのかかった周波数のみがこの出力に考慮されます。 |
option | <YES, ALL, NO, NONE, SID> デフォルト = ALL |
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コメント
- パワーフローフィールドの出力対象は、.h3dファイルのみです。
- パワーフローフィールドは、動的荷重がかかった構造内を移動する振動エネルギーの大きさと方向を示します。これは、エネルギー伝達の経路、および振動のソースとエネルギーの出口の特定に役立ちます。また、構造インテンシティーも利用可能です。これは、単位面積あたりのパワーフローとして定義されます。
- パワーフローフィールドと機械インテンシティーは、SECTIONバルクデータエントリで定義される(STYPE=FLOWを指定)ソリッド要素セクションで出力可能です。断面におけるすべての要素の寄与は、サーフェスに垂直な方向に沿って計算されます。これらの寄与は、断面でのパワーフローの計算に、まとめて加算されます。機械インテンシティーは、パワーフローを断面の面積で割った値と等しくなります。結果は.h3dファイルにのみ出力されます。指定した断面のすべての節点には同じ値が割り当てられます。
- パワーフローフィールドの計算に使用される基準は、ユーザーズガイドの参考文献の項に記載されています。